レーザーサイトの効果と選択方法

2014年5月28日

Battlefield 3に続き、Battlefield 4でも登場したレーザーサイト。
全3種に共通するレーザーサイトの効果と、その選択方法について解説します。

レーザーサイトの効果

レーザーサイトの効果は全3種に共通しており、腰撃ち時における拡散の改善です。
バトルログ公式に記載されている腰撃ちによる命中率低下を25%軽減するだけでなく、
立ち状態・立ち移動状態ではさらに8%の上昇補正がかかり、命中率低下を33%も軽減できます。

そのため近距離での戦闘頻度が多いMAPでは、レーザーサイトを装備する利点が大きいと言えます。
とくに33%の拡散改善は、回避行動を行いつつ射撃を行うプレイヤーと相性が良いでしょう。

しかし中距離~遠距離での戦闘頻度が多いMAPでは、レーザーサイトを装備すべきではありません。

この距離では腰撃ちではなくADSを利用するはずですから、拡散の改善効果が見込めないのです。
そのうえ光を発するという欠点のみ現われ、敵プレイヤーから補足されやすくなってしまいます。

この欠点はレーザーサイトを消灯することで解消されますが、切り替えのロスを考えると非現実的です。

各レーザーサイトの特徴

レーザーサイト

ls-is

最も標準的なレーザーサイトです。
着弾点に小さな赤色の光が灯り、Tキー(デフォルト)で消灯できます。

Tキーを押すたびに点灯と消灯、および点灯時の拡散の改善効果も確認できる仕様です。

3点レーザー

tls-is

レーザーサイトの拡張版です。
着弾点に小さな赤色の光が、文字通り3つ灯ります。

しかし上記の通り拡散の改善効果は全3種で一定ですから、外観の変化しか見込めません。

レーザーサイト(緑)

gls-is

レーザーサイトの光色変更版です。
着弾点に小さな緑色の光が灯ります。

あくまでレーザーサイトと違うのは光色だけですから、こちらも外観の変化しか見込めません。

選択すべきレーザーサイト

私が考える装備すべきレーザーサイトは、ズバリ標準のレーザーサイトです。
その理由はその他のレーザーサイトの欠点を考慮した場合に、消去法で導き出されます。

まず3点レーザーですが、これはレーザーサイトに比べ光量が強いという特徴があります。
(実際には未確認。レーザーが3つ表示されるため、光量が強いのではないかという仮説から。
 可能であればレーザーサイトと3点レーザーを装備した2人のプレイヤーを用意し、調査すべき事項)

ただでさえ光を発するというレーザーサイトの光量が増せば、敵プレイヤーからの視認性を上げるだけ。
もし視界の妨害に効果があるなら多少考慮する必要はありますが、あえて選択する必要はないでしょう。

つぎにレーザーサイト(緑)はその緑の光色を持つオブジェクトが存在しにくく、隠蔽効果が低いです。
これがレーザーサイトであれば赤の光色を持つオブジェクトが存在するため、隠蔽効果が高くなります。

全3種のレーザーサイトを、敵プレイヤーが使用しているとしてイメージ化してみました。

shot-ls2

αがレーザーサイトで、赤色かつ透明度70%。
βが3点レーザーで、赤色かつ透明度50%。(厳密にはαの3倍ではないが、あくまでイメージ)
γがレーザーサイト(緑)で、緑色かつ透明度70%。

全て同じ面積の画像で、高さも同一です。

この中ではレーザーサイト(緑)≧3点レーザー>レーザーサイトの順に、視認しやすいはずです。
つまり選択すべきレーザーサイトは、やはり標準のレーザーサイト一択だと結論付けられます。



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