OCNのDS-Lite対応状況について

2017年09月02日 [日記]

IPv6ネットワークを経由したIPv4通信により、通信速度向上が見込めるというDS-Lite。
今回の記事では2017年春にIPv6 PPPoEへの全国対応が完了した、OCNについて解説します。

IPv6とは?

現在主流のIPv4に変わる、次世代のインターネットプロトコルのこと。
IPv6アドレスの長さは128ビットとなり、ほぼ無限大のIPアドレスを実現しています。

IPv6 PPPoE

従来のIPv4と同様、プロバイダ(ISP)のユーザー認証を経て通信を行う形式のこと。
IPv6 PPPoEにはIPv6対応のプロバイダと、IPv6トンネル対応アダプタが必要となります。

ちなみにNTT東日本・西日本が提供しているHGWには、IPv6 PPPoE接続機能が搭載されています。

引用元:インターネット(IPv6 PPPoE)とは | NTT西日本

IPv6 IPoE

従来のIPv4と違い、混雑の原因の一つとなっている網終端装置を介さない形式のこと。
ユーザーが増加し速度が低下しがちな夜間帯でも、安定した通信速度が期待できます。

ちなみにIPv6 IPoEにはIPv6 IPoE対応のプロバイダと、フレッツ・v6オプションが必要となります。

引用元:インターネット(IPv6 IPoE)とは | NTT西日本

DS-Liteとは?

IPv6ネットワークを経由したIPv4通信を実現する、通信規格のこと。
いくつかの条件を満たすことで、IPv6 IPoE接続と同等の通信速度でIPv4通信が可能です。

IPv6 PPPoEとIPv6 IPoEではどちらも、IPv4対応のサイトではIPv4 PPPoEを利用します。
すると混雑しがちな網終端装置を経由することとなり、通信速度が低回してしまいます。

しかしDS-Liteの対応環境下では、IPv4対応のサイトであっても安定した通信が行えます。
ちなみにOCNではIPv6 PPPoEには対応しているものの、2017年9月時点ではDS-Liteに非対応です。

さらにIPv6 IPoEに対応しているプランは、OCN光とOCN for ドコモ光の2つのみ。
OCN 光 with フレッツやOCN 光フレッツ利用者への提供は、今後順次予定されているとのことです。

引用元:ZOOT NATIVE | インターリンク

DS-Liteを利用する方法

DS-Liteを利用するための条件は、下記のとおりです。

1:NTT東西の対象フレッツプラン、もしくはそれに準拠したコラボ光
2:フレッツ・V6オプションの契約
3:DS-Liteに対応したプロバイダ
4:DS-Liteに対応したルータ

1と2に関しては、比較的緩い条件です。
しかし3については未だ選択肢が少なく、明確に対応を謳っているのは下記の2業者のみでしょうか。

IIJmio – mio FiberAccess/NF
Interlink – ZOOT NATIVE

また4についてはBUFFALO、YAMAHA、IODATAの一部製品に限られます。
NECやELECOMなどは対応を謳っていないため、DS-Liteを目的とするなら購入すべきではありません。

各プロトコルについて

各インターネットプロトコルと、通信速度の関係です。

プロトコルの種類
IPv4インターネット
IPv6インターネット
必要な条件
IPv4 PPPoE従来通り従来通りとくになし
IPv6 PPPoE従来通り速くなる可能性があるIPv6 PPPoE対応ISP
IPv6 PPPoE対応機器
IPv6 IPoE従来通り速くなる可能性が高いIPv6 IPoE対応ISP
IPv6 IPoE対応機器
フレッツ・v6オプション
IPv6 IPoE(DS-Lite)速くなる可能性が高い速くなる可能性が高いDS-Lite対応ISP
DS-Lite対応機器
フレッツ・v6オプション

ZOOT NATIVEとは?

ZOOT NATIVEとは、プロバイダのインターリンクが提供しているプランです。
私が過去試したZOOT NEXT for フレッツ光の上位にあたり、もちろんDS-Liteに対応しています。

特長は最大2ヶ月の無料体験が行えるだけでなく、違約金無しで解約できること。
そのためDS-Lite対応ルータを所持しているなら、試しに契約してみるのも悪くないでしょう。

参考記事:完全無料でお試し可能なプロバイダのインターリンク体験記


 

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