2014年秋に配信されたアップデート内容の一部解説と補足

2014年10月2日

2014年9月30日に配信された、CTEで検証済みの多大な修正内容を含む大型のパッチ。
今回の記事ではその一部を動画で解説し、かつ画像とデータテーブルで補足していきます。

解説元動画

参考サイト

Battlelog:[ALL PLATFORMS] Game & Server Update Sep 30
battlefield4-news:戦場からのアップデート

EAA!! FPS News:パッチノート全文

ヴィジュアルリコイルとは?

ヴィジュアルリコイルとは射撃のブレに追従して、サイト本体および光点が移動する仕様です。
しかし実際にはサイト内の光点にかかわらず、サイトの中心に弾丸が着弾していました。

このパッチではビジュアルリコイルが削除され、サイト内の光点が中心に固定される仕様に変化。
つまりサイト本体がブレてもサイト内の光点は動かないため、より正確な射撃が行えます。

参考動画

速度比較表

兵士の移動データが見直され、一部の動作がBattlefield 3に近くなりました。
そこで改めて兵科や装備で移動速度に影響があるか、50m測定を行った結果を記載します。

兵科装備状態平均フレーム平均時間増減率
突撃兵プライマリスプリント475.00F7.90秒100%
突撃兵ピストルスプリント475.00F7.90秒100%
突撃兵ナイフスプリント474.67F7.89秒100%
突撃兵プライマリバニーホップ530.67F8.82秒112%
工兵プライマリスプリント475.00F7.90秒100%

新旧比較1(スプリント):477F → 475F 2Fの上昇補正
新旧比較2(バニーホップ):472F → 531F 59Fの下降補正

パッチ以後は、プライマリ・ピストル・ナイフの速度に差は存在せず、
著しいバニーホップ速度の悪化により、50mで1秒もの速度が生じる結果となりました。

ADSの感度設定

設定画面に詳細な設定が追加され、ADS時の感度を設定できるようになりました。

ads-1

設定画面はオプションの拡張設定の中にあります。

ads-2

各設定項目の距離は、装備するサイトによって変化するようです。

ミニマップのサイズ変更

画面下に存在していたミニマップは、これまでサイズの変更が行えませんでした。
しかし設定を行うことで拡大や縮小、画面回転の有無すら調整が行えるようになっています。

map-1

設定画面はADSの感度設定と同様に、オプションの拡張設定の中にあります。

map-2

調整を繰り返し、自分好みの設定を見つけましょう。

視野の設定

歩兵時と兵器登場時で視野を変更できるようになりました。

fov

左が垂直視野角、右が水平視野角を表しているようで、これまでの数値は右側(Hor+)です。

アーマーの装備判別

フィールドアップグレードの防御態勢に存在する、胸部へのダメージを10%軽減するアーマー。

armor

このアーマーの有効・無効状態が、敵プレイヤーのアイコンから判別できるようになりました。

蘇生の強化

突撃兵のガジェットとして欠かせない除細動器。
いくつか細かい修正が行われているため、確認しておきましょう。

蘇生タイマー

倒れた自軍の兵士オブジェクトの上に、蘇生可能時間が表示されるようになりました。

rev

この修正により無理蘇生の軽減、およびフルチャージ蘇生の可否が容易に目視できます。

フルチャージ音

自軍を100%で蘇生できる状態まで充電できたとき、ピピッという音が発生するようになりました。
この状態がフルチャージ(完全充電状態)を表し、自軍をより確実かつ安全に蘇生できます。

ガジェット通過

倒れた自軍の兵士オブジェクトの上に回復箱や弾薬箱があると、蘇生を阻害していました。
しかし除細動器がこれらのガジェットを通過するようになり、ガジェットを壊す手間が不要です。


拠点指示方法の変更

スポットとの誤爆により、分隊長を困らせていた拠点指示。
このパッチで拠点指示方法がスポット&コモローズか、コモローズのみが選べるようになりました。

map-1

設定画面はミニマップの設定と同様に、オプションの拡張設定の中にあります。

flag

設定画面からこの項目をOFFにしておけば、スポットでの拠点指示を停止できます。

分隊の自動作成

デフォルトの状態では、フレンドが自身と同じサーバにログインすると自動で分隊が作成されます。

friend

設定画面からこの項目をNOにしておけば、煩わしいこの機能を停止できます。



-環境論