Battlefieldでは立ちよりもしゃがみ、しゃがみより伏せの方が射撃精度が高くなります。
今回の記事は各状態における照準の変化と、状態移行に必要な時間を検証していきます。
各状態における照準の変化
測定に使用する武器は、突撃兵のデフォルトライフルであるAK-12を。
アタッチメントは無選択で、アイサンサイトのみとなっています。
移動速度は50mの移動時間から算出し、増減率は対立ち停止、速度比率は対立ち歩きです。
状態 | 照準長 | 増減比 | 増減率 | 移動速度 | 速度比率 |
---|---|---|---|---|---|
立ち停止 | 186px | 0 | 100% | - | - |
前歩き | 210px | 24px | 113% | 3.89m/s | 100% |
横歩き | 204px | 18px | 110% | 3.08m/s | 79% |
立ちADS移動 | - | - | - | 1.94m/s | 50% |
しゃがみ停止 | 162px | -24px | 87% | - | - |
しゃがみ前移動 | 180px | -6px | 97% | 1.94m/s | 50% |
しゃがみADS前移動 | - | - | - | 0.97m/s | 25% |
伏せ停止 | 136px | -50px | 73% | - | - |
伏せ前移動 | 154px | -32px | 83% | 0.87m/s | 22% |
伏せADS前移動 | - | - | - | 0.44m/s | 11% |
スプリント | 282px | 96px | 152% | 6.31m/s | 162% |
ジャンプ | 378px | 192px | 203% | 6.37m/s | 164% |
照準変化比較表の要点まとめ
ジャンプ>スプリント>歩き>立ち停止の順に照準長が増加するため、むやみに行うべきではない。
各状態の中で最も照準長が短いのは伏せ停止だが、立ち停止の半分までは至らない。
立ち停止としゃがみ移動時の照準長は、ほぼ同一となる。
各状態の中で最も移動速度が速いのは、ジャンプ(ダッシュジャンプ)である。
ADS状態での移動速度は、各状態での腰撃ち移動速度のおよそ半分となる。
各状態以降における速度測定
ADS以外の状態は照準が拡縮を開始してから、その拡縮に変化がなくなるまでの時間を測定。
(例:立ち⇔しゃがみの場合、照準が縮小してからしゃがみ照準で固定されるまで)
Move-Inは各項目の左から右への、Move-Outは各項目の右から左への平均変化時間です。
(例:立ち⇔しゃがみの場合、Move-In=立ち → しゃがみ、Move-Out=しゃがみ → 立ち)
増減比と増減率は、対立ち⇔しゃがみの合計時間(Move-In+Move-Out)です。
ちなみにリーンだけは、Move-InとMove-outが実際の動作と逆になっています。
速度測定の始点は柱端に照準の端を合わせ、画面の拡大が始まったフレームとし、
速度測定の終点は例図の縦軸に、変化がなくなったフレームとしています。
状態移行 | Move-In | Move-Out | 合計時間 | 増減比 | 増減率 |
---|---|---|---|---|---|
立ち ⇔ しゃがみ | 16.67F | 17.67F | 35F | 0 | 100% |
立ち ⇔ 伏せ | 44.67F | 76.00F | 121F | 86F | 346% |
しゃがみ ⇔ 伏せ | 42.00F | 78.00F | 120F | 85F | 343% |
ジャンプ → 着地 | - | - | 42F | 7F | 120% |
左リーン | 26.67F | 22.33F | 49F | 14F | 140% |
左リーン (しゃがみ) | 26.67F | 22.67F | 50F | 15F | 143% |
右リーン | 24.33F | 24.33F | 49F | 14F | 140% |
右リーン (しゃがみ) | 22.33F | 24.00F | 47F | 12F | 134% |
上リーン | 12.67F | 18.00F | 31F | -4F | 89% |
立ち ⇔ 伏せ (Pキャンセル) | 47.33F | 17.33F | 65F | 30F | 186% |
立ち ⇔ 伏せ (HGキャンセル) | 45.00F | 24.00F | 69F | 34F | 197% |
状態移行速度比較表の要点まとめ
各状態移行の中で最も有利なのは、上リーンである。
(上リーンとしゃがみ → 立ちで同時に戦闘すると、上リーンのプレイヤーが5F速い)
伏せへの移行時間は立ちとしゃがみのどちらからでも変化が無く、起き上がりも同一である。
右リーンのMove-Inは、左リーンに比べて僅かに速い。
42F以内に敵プレイヤーと対峙する状況では、ジャンプを行うべきではない。
伏せキャンセルの速度向上は最大58.67Fも存在し、しゃがみ → 立ちとほぼ同一となる。
(※伏せキャンセルは、後日記事か動画で解説予定。P=プライマリ起点。HG=ハンドガン起点)