軽作業時はほぼ無音を維持できるものの、ゲームを始めるとファンの音が気になるミニPCのGEEKOM A7。
今回の記事では負荷時に暖かくなる天面にヒートシンクを装着し、騒音の軽減ができるか試してみました。
GEEKOM A7の紹介動画
公式サイト:GEEKOM
使用したヒートシンク
使用した熱伝導シート
ヒートシンクの作成方法
上記2つの商品を組み合わせた「ヒートシンクの作成方法」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Awxlumv】アルミ製ヒートシンク【レビュー】
小型な筐体を採用していることから熱が籠もりやすく、排熱用のファンの音が気になりがちなミニパソコン。
今回の記事ではPCの静音性を上げるため購入した、アルミ製ヒートシンクと熱伝導シートをレビューします。続きを見る
ヒートシンクの装着方法
作成したヒートシンクを装着するには、熱伝導シートの片面に貼られた保護シートを取り除き「GEEKOM A7」の天面に貼り付けます。
こちらがGEEKOM A7にヒートシンクを貼り付けた状態です。
事前にサイズを確認していたことから、
ヒートシンクはちょうどよいサイズです。
前面・後面および側面も、ヒートシンクが天面から飛び出すことはありませんでした。
ヒートシンクを装着したのちのGEEKOM A7の重量は「約594g」でした。
ヒートシンクの装着結果
今回ヒートシンクを装着した理由は「負荷時の騒音を軽減すること」です。
ヒートシンクを装着した結果がどうだったかと言うと、体感では騒音の軽減に影響しなかったと言えます。
負荷時に装着後のヒートシンクが熱くなっているため、おそらく多少の冷却効果は期待できるでしょう。
しかし負荷時の騒音は相変わらず発生しており、冷却までの時間が短くなったような様子もありません。
そもそも私のミスで装着前の温度変化を測定し忘れ、装着前後の変化をデータで示せないことが問題。
今後もし同様の検証をするのであれば、データの揺らぎがないよう同じベンチで温度変化を比較したいです。
また後で気づいたのですがヒートシンクの取り付け方法も失敗しており、本来は90度傾けるべきでした。
そうしておけば側面にUSBファンを置いて、ヒートシンクを空冷で冷やすことができたはずなのです。
写真のような貼り付け方をするとUSBファンを置こうにも、前後に置くには端子が邪魔になってしまいます。
これが90度傾けておけば、側面からヒートシンクの溝に沿って風を流すことができました。
さらに今回利用した熱伝導シートは、指で触った限り再使用には向かない素材である印象。
そのため向きを変えて貼り付ける検証も行えていないのが現状です。
GEEKOM A7のレビューまとめ
ちなみに「GEEKOM A7のレビューまとめ」は、別記事で詳しく解説しています。
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【GEEKOM A7】レビューまとめ【利点と欠点】
AMD Ryzen 9 7940HSとRadeon 780Mを搭載しながらも、手のひらサイズを実現したミニPCのGEEKOM A7。
今回の記事ではこれまで公開した「GEEKOM A7」のレビューを再び紹介しつつ、利点と欠点をまとめます。続きを見る
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