1440pの環境で更なるパフォーマンスを求めるユーザーに最適な、ゲーミングPCのG TUNE DG-A7A8X。
今回の記事ではこの「G TUNE DG-A7A8X」の外観や内部の構造、および同梱品についてレビューします。
G TUNE DGシリーズの紹介動画
G TUNE DG-A7A8Xのスペック
今回検証するPCはマウスコンピューター「G TUNE DG-A7A8X(DGA7A8XB6ADCW102DEC)」です。
項目 | 内容 |
---|---|
外観 | ![]() ![]() |
型番 | ![]() |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
GPU | Radeon RX 7800 XT |
メモリ | 32GB(16GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 1TB(NVMe Gen4×4) |
収納状態と同梱品
G TUNE DG-A7A8Xのダンボールのサイズは「縦47cm × 横50cm × 高さ30cm」ほどです。
本体重量は仕様上「約11.3kg」となっていますから、店頭で購入する際は注意してください。
開梱すると緩衝材に保護された本体と「重要 必ず開封してください」という封筒があります。
このPCは雨の日に郵送で届きましたが、配達人によると「ちょっと濡れちゃった」とのこと。
水に対する保護はなさそうですから、雨の日に手持ちで持ち帰るのは避けたほうが良いでしょう。
先ほど紹介した封筒と、電源ケーブルです。
電源ケーブルは2P使用ですから、3P-2P変換は必要ありません。
また封筒の中には「製品仕様、ファーストステップガイド、サポートマニュアル、保証書」が入っています。
保証書は「36ヶ月の保証」を受けるために必要となるでしょうから、大事に保管しておきます。
ファーストステップガイドでは、使用するために必要なキーボードやマウスなどが紹介されています。
おそらく購入時に「ゲーミングデバイスセット」を選べば、これらを別途用意する必要はありません。
初心者にありがちな「電源が付かない」という問い合わせを減らすための解説が涙を誘います。
また電源の管理に加えて、ディスプレイとグラフィックスカードの接続方法も詳しく記されています。
最後の「製品仕様」では、マウスコンピューター購入ページと同様の内容が確認できます。
そのほか画像での解説を割愛した「サポートマニュアル」は、マザーボードに付属しているマニュアルの簡易版だとイメージしてください。
外観とインターフェース
こちらがパソコン本体で、前述の通りゲーミングデバイスセットを注文しない限りシンプルな構成です。
上部にある2つのネジをプラスドライバーで回すとサイドパネルが外れ、内部構造を確認できます。
今回の構成では、グラフィックスカードに「Radeon RX 7800 XT」を指定してみました。
CPUクーラーには240mmラジエーターを持つ「水冷CPUクーラー」が採用されています。
私はこれまで水冷CPUクーラーを使ったことがありませんから、今回が初めてになります。
右上にはシャドウベイがあり、構成は「2.5型シャドウ×2 + 3.5型シャドウ×1」です。
公式によると『ストレージベイは3.5型×1台と2.5型×2台を同時搭載することができます』とのことです。
こちらがマザーボードの背面側に相当する側面で、こちらも上部にある2つのネジを回して外します。
マザーボードと接続される配線は表裏ともに綺麗で、エアフローに悪い影響を与えにくい印象です。
また配線が煩雑にならないよう「結束バンド」が使用されている点もポイントです。
ただしなぜか表側との隙間が塞がれており、SATAコネクタを使用する場合に困難を極めます。
また上部には余った電源コネクタが詰め込まれており、プラグイン式の電源を使うべきでは?と感じました。
こちらがバックパネルで、チップセットが「AMD A620」であることからインターフェースは少なめです。
その一方で、グラフィックスカードのインターフェースは「DisplayPort ×3 / HDMI ×1)となっています。
こちらが底面のダストフィルターで、マグネットで固定する設計になっています。
このマグネットの吸着力は比較的弱いため、簡単に外すことができます。
ダストフィルターのサイズは、概ねケースの横幅くらいあります。
内部配線とシャドウベイ
前述した通り、マザーボード表側の右上には「シャドウベイ」が搭載されています。
このシャドウベイの上部パーツは引き出すことができ、
主にHDDで使われる「3.5インチドライブ」や、
主にSSDで使わる「2.5インチドライブ」を取り付けることができます。
また背面にはネジ穴を備え、より確実な固定が行えます。
フロントパネル
フロントパネルを撮影しようとするとどうしても部屋が映るため、公式の画像を引用します。
左側にマイクやヘッドホン用の端子を備え、右側にUSB3.0(5Gbps)を2ポート備えています。
補足としてHDMI端子を使用する場合は、ケース背面のHDMIケーブルを映像出力に接続する必要があります。
G TUNE DG-A7A8Xの外観レビュー
G TUNE DG-A7A8Xの外観および内部構造、シャドウベイについて利点と欠点を簡単にまとめました。
- 標準で水冷クーラーが採用されている
- 配線が綺麗にまとめられている
- 標準で36ヶ月保証が付属している
- サイドパネルがツールレスではない
- ダストフィルターが前面引き出しではない
- 拡張性に難があり、初心者に向かない
私はこれまでフルタワーケースを使用してきたため、今回のケースサイズで改めてその狭さを実感しました。
しかも狭いだけでなく、マザーボードの裏側から表側の各種コネクタへ簡単にはアクセスできない設計です。
そのためSATAコネクタを利用するには、まずグラフィックスカードとケースファンを外し、水冷クーラーを破壊しないよう注意しながらグラフィックスカードを慎重に傾けつつスペースを確保する必要がありました。
さらにシャドウベイに取り付けた2.5インチドライブは、マウンタに取り付けてしまうとL字ケーブルが接続できないようで、その時点でかなり疲弊していたことからケース内部で宙ぶらりんになっている状況です。
もし初心者の方でシャドウベイを利用しようとしている場合は、覚悟をしておいたほうが良いでしょう。
心配な場合はカスタマイズでSSDの容量を増やし、シャドウベイを利用した容量の拡張を諦めるべきです。
参考リンク:ゲーミングPC G TUNE|マウスコンピューター



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