ルシオのアルティメットスキルである、アーマー増加効果を持つサウンド・バリア。
今回の記事ではこのスキルの特性と、2種類の使用方法について解説します。
サウンド・バリアの効果
発動することで、アーマーを500増加させるスキルです。
増加したアーマーは発動直後から減少していき、6秒後に無くなります。
ただし6秒経たずとも、敵の攻撃を受けることで当然減少する仕様。
「6秒間は大丈夫」だと油断していると、すぐにキルカメラを眺めることになります。
これがサポート枠のアルティメットスキルにおいて、ゼニヤッタに劣ると言われる所以です。
サウンド・バリアの使い方
サウンド・バリアには、攻撃と防衛の2種類の使い方があります。
攻撃編(ラッシュ)
スピードブーストと組み合わせる、最も使用頻度が高い運用方法です。
アーマーが大幅に増えることで生存力を高め、敵の集団を一掃できることが特長。
使用タイミングには先出しと後出しの2種類があり、こちらも状況により選択します。
先出しの利点はアーマーを増やした後で敵と相対するため、ULTの失敗がないこと。
欠点は敵と相対するまでにアーマーが減少しており、バリアの効果を最大限活かせないことです。
対して後出しの利点は、バリアの効果を最大限活かせること。
欠点は敵と相対してから使用するため、バリアが発動できず多々全滅することです。
どちらにも利点と欠点はありますが、自身は後者で運用することが多いです。
防衛編(カウンター)
敵のULTを見てサウンド・バリアを発動する、味方の全滅を防ぐことを目的とした運用方法です。
継続してダメージを与えるULTに強く、退避するまでの時間が稼げます。
しかしその反面、一撃で高ダメージを与えるULTに弱く、増加したアーマーごと破られます。
各ヒーローとの相性が下記の表で、○が有効、△が状況により有効、×がほぼ無意味。
発動後に効果が減少していくため「自信を持って有効」だと言えるULT対策はありません。
ヒーロー | 目安 | 備考 |
---|---|---|
D.Va | × | 高ダメージのため無意味 |
アナ | △ | 時間稼ぎ |
ウィドウメイカー | × | スキルの特性から無意味 |
ウィンストン | △ | 時間稼ぎ |
ゲンジ | ○ | ある程度有効 |
ザリア | △ | 敵の攻撃が重ならない限り有効 |
シンメトラ | × | スキルの特性から無意味 |
ジャンクラット | × | 高ダメージのため無意味 |
ゼニヤッタ | × | スキルの特性から無意味 |
ソルジャー76 | △ | 退避するまでの時間稼ぎ |
トレーサー | × | 高ダメージのため無意味 |
トールビョーン | △ | 退避するまでの時間稼ぎ |
ハンゾー | △ | 退避するまでの時間稼ぎ |
バスティオン | △ | 退避するまでの時間稼ぎ |
ファラ | △ | 退避するまでの時間稼ぎ(ただしバリア発動まで間に合わないことも) |
マクリー | × | ほぼ無意味(ただしロック時間を延長できるという話も) |
マーシー | × | スキルの特性から無意味 |
メイ | △ | 氷結から解凍までの時間稼ぎ |
ラインハルト | △ | スタンから復帰までの時間稼ぎ |
リーパー | △ | 退避するまでの時間稼ぎ(ただしバリア発動まで間に合わないことも) |
ルシオ | × | スキルの特性から無意味(カウンターで喧嘩するならあり) |
ロードホッグ | △ | ある程度有効(ただしノックバックには抵抗できない) |
ラッシュ対策
サウンド・バリアは、タイミングにより大きな効果を持つスキルです。
しかし防衛より攻撃時に使うほうが、やはり相性が良いと考えます。
そのため防衛(カウンター)では利用せず、あえてゲージを温存するのも一手。
また敵のルシオが先出しでラッシュをしかけて来た場合には、相手にせず逃げましょう。
このときスピードブーストを利用して後退することで、敵のサウンド・バリアを無駄にできます。
無事に敵の攻撃を凌いだら、今度はこちらの番。
早めにラッシュに気づいて後退できていれば、アンプ・イット・アップの温存も可能です。