触診システム応用編(ヒゲの振動と濃さ)

前回の記事(敵の位置を補足する触診システム)の応用編です。
1つの爆発で複数の敵を補足した場合における、ヒットマークの変化を解説します。

目次

触診システム応用編

まずは触診システムの復習から。

syoku

触診システムとは、爆発物を例にするとこのように爆発判定が広がり、
ヒットマーク(以下:ヒゲ)の表示タイミングによって、敵の位置を補足できるという話でした。

このヒゲは敵が一人の場合はもちろん、複数の場合も機能します。

敵プレイヤー同士が離れている場合

敵プレイヤーA:手榴弾の爆発地点から3Fの位置
敵プレイヤーB:手榴弾の爆発地点から5Fの位置

syoku-2-a

この場合、手榴弾の爆発から3F後に1回、手榴弾の爆発から5F後に1回ヒゲが発生します。
この状態をヒゲが震えると呼称しますが、ヒゲの震えた回数=爆発範囲内の人数です。

仮にヒゲが3回震えた場合には、手榴弾の爆発範囲内に3人敵プレイヤーが存在することを表します。

敵プレイヤー同士が近接している場合

敵プレイヤーA:手榴弾の爆発地点から3Fの位置
敵プレイヤーB:手榴弾の爆発地点から3Fの位置

syoku-2-b

この場合、手榴弾の爆発から3F後に1回ヒゲが発生します。
ただし発生するヒゲは、1人の場合に比べてより濃くなる変化があります。

故に濃いヒゲを確認した場合には、敵プレイヤーが近い距離に存在しているのだと認識しましょう。

syoku-2-c

ただし同じ3Fでも円周上の地点ですから、このように相反していることがあります。

bf3-metro

その場合にはあらかじめ爆発範囲の半円を目視で潰しておくことで、

syoku-2-d

2人の敵プレイヤーが目視できなかった、もう片方の半円に存在することがわかります。
この方法は「敵プレイヤーは存在しそうだが、何人いるかわからない」という時に役立ちます。

基本的に爆発物を使用する際には、爆発範囲を目視で確認して位置の精度を向上させると良いでしょう。

ヒットマークの仕様まとめ
1.敵に着弾すると表示される
2.範囲判定武器でも表示され、表示タイミングは爆発地点から敵プレイヤーまでの距離で変化する
3.ヒゲが複数生えた場合には、表示タイミングごとの各距離に敵プレイヤーが存在する
4.ヒゲが濃く表示された場合には、表示タイミングの距離に複数の敵プレイヤーが存在する


-索敵論