スキマ時間を有効利用できることから人気の定額制動画配信(SVOD)の中で、トップシェアを誇るNetflix。
今回の記事ではこの「Netflix」や、スポーツ関連のコンテンツが豊富な「DAZN」の録画方法を解説します。
この記事の内容を試すと、接続した機器が故障したり日本国内の法律に触れる可能性があります。
そのため試行する際は全て自己責任であり、また記事内で使用している文面や画像はイメージです。
目次
Netflixとは?
SVOD(Subscription Video on Demand)でトップシェアを誇る、定額制動画配信サービスです。
オリジナルドラマも豊富に揃え、使用環境に応じた3つのプランから選べることが魅力です。
プランの種類 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
月額(税別) | 800円 | 1,200円 | 1,800円 |
解像度 | 480p | 1080p | 4K+HDR |
同時視聴可能台数 | 1台 | 2台 | 4台 |
DAZNとは?
前述のNetflixに次いで2番手を維持している、スポーツに特化した定額制動画配信サービスです。
130以上のスポーツコンテンツが年間10,000試合以上も楽しめるため、スポーツ好きはオススメです。
ただし2020年9月30日以降の申込みの場合、ドコモユーザー限定の割引はなく「月額1750円」です。
録画に必要なもの
録画環境の例 | PCなし | PCあり(安定版) | PCあり(省略版) |
---|---|---|---|
メディアプレーヤー | Fire TV Stick | ||
HDMIスプリッター | KN39750LJP | - | |
HDMIキャプチャ | GV-HDREC | HDVC 2-JP |
PCを使わない
録画に必要なもの(PC不要版)
- 各定額制動画配信を再生可能なプレーヤー
- HDCP解除機能を備えたHDMIスプリッター
- HDMI入力を備えたキャプチャユニット
PCを使う
録画に必要なもの(PC版)
- 各定額制動画配信を再生可能なプレーヤー
- HDCP解除機能を備えたHDMIスプリッター(検証により不要?)
- USB接続のHDMIキャプチャと、エンコード可能なパソコン
用意する機器の例
Fire TV Stick
NetflixやDAZNを始め、様々な定額制動画配信が楽しめる「HDMI接続のメディアプレーヤー」です。
使用に必要な環境は「Wi-Fi」と「HDMI入力端子搭載テレビ」であり、Chromecastよりもオススメです。
KN39750LJP
通常の接続では録画できない著作権保護技術「HDCP」を解除できるという、HDMIスプリッターです。
入力した映像を2つに分配する機能を備えており、出力先のテレビに同じ映像を表示できます。
GV-HDREC
挿入したメモリーカードや外付HDDに、HDMIで入力した映像を録画可能なキャプチャデバイスです。
PC不要で録画でき操作も簡単な一方、録画用途のみで導入するには二の足を踏む価格が欠点です。
HDVC 2-JP
現在フルHDで録画できるHDMIキャプチャカードとしては、最も安価に違いない端末です。
ただし単独での録画機能を備えていないため、パソコンとキャプチャソフトが必要となります。
接続イメージ
PCを利用しない場合
PCを利用しない方法は、少し導入コストがかかりますが最も簡単な方法だと言えます。
最後のテレビは必須ではありませんが、録画が有効になっているかの表示確認に使います。
PCを利用する場合(安定版)
PCを利用しない方法は、導入コストを抑えられますが「エンコード」の知識を必要とします。
PCを利用する場合(省略版)
ちなみにこのたびの検証では「HDMI分配器なし」でも映像の入力が確認できました。
ただしUSB接続のHDMIキャプチャの商品説明には「HDCP付きの映像を取り込める」とは書いてありません。
そのため普段問題なく使えていても、今後突然映像が入力できなくなる可能性があります。
OBSの設定方法
補足としてPCを利用する場合の「OBSを利用した設定方法」は、別記事で詳しく解説しています。
リンク先の情報はデジタルカメラをWebカメラ化する内容ですが、映像の入力方法は同一です。
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【Zoom】デジカメや一眼レフをWebカメラとして使う方法【HDMI】
デスクトップパソコンやノートパソコンに標準搭載のカメラや、USB接続のWebカメラを利用するZoom。
今回の記事ではこの「Zoom」に、デジタルカメラやデジタル一眼レフをHDMIで接続する方法を解説します。続きを見る