日本製高精度ベアリングを2つ搭載した、デュアルベアリング仕様の風12DB。
今回の記事では風12DBシリーズから、800rpmのSY1225DB12Lをレビューします。
ポイント
SY1225DB12Lの特長
- 超長寿命設計
- 高耐久な日本製のデュアルボールベアリングを採用しています。
- 静音タイプ
- 回転数800rpm ±20%で、ノイズは10.7dBA / 40.17CFMです。
- 軸方向依存無し
- 軸の方向に影響することなく、スペック通りの性能を発揮します。
商品説明
風12DBシリーズは3種類ありますが、800rpmの静音タイプは緑のパッケージです。
パッケージの裏面には、各言語での仕様が掲載されています。
裏面上部では、一番の特長である日本メーカー製ボールベアリング採用が示されています。
(個人的には日本製なのか日本メーカー製なのか、はっきり明示してほしいところ。
公式では"日本製高精度ベアリング"という文面になっており、前者と後者では意味が変わります)
商品内容は、12cmファン、電源変換ケーブル、防振ゴムブッシュ、取り付けネジの4点です。
12cmファン本体の排気側です。
吸排気の判別は、側面のマークで行います。
羽根の枚数は9枚です。
12cmファン本体の吸気側です。
ファンの素材は筐体と違うようで、感触や色に明らかな差があります。
ブレードは標準的な形状で、突起なども見受けられません。
PCケースへの取りつけ部分は、リブ無しタイプです。
マザーボードとの接続は、3ピン仕様となっています。
ファンとコネクタ間は、取り回しに優れたスリーブ仕様です。
付属のケーブルを利用すれば、3ピンからペリフェラル4ピンへ変換することもできます。
今回の12cmファンであるSY1225DB12Lの重量は、ケーブル抜きで約115gでした。
まとめ
記事掲載時点で価格.comの売れ筋ランキング1位となっている、静音タイプの12cmファンです。
CPUクーラーやPCファンで定番メーカーのサイズですから、導入への抵抗も少ないことでしょう。
3種類で展開されている風12DBシリーズの中で、回転数800rpmに抑えられたSY1225DB12L。
低回転でありながら他社同等品に比べて風量が多く、静音性と冷却性のバランスに優れています。
――実際の使用感も評判通りで、その静音性は確かなもの。
裸で駆動させてもほぼ無音の水準にあり、私の環境下ではエアコンのほうが五月蠅いくらい。
もちろんケースへのSY1225DB12L導入後も、導入前と比べて違いを感じることはできませんでした。
一応サンプルを録音してみましたが、軸音がないということしかわからないと思います。
サンプル1:排気側1cm
サンプル2:吸気側1cm
また見逃せない特長は、日本製のデュアルボールベアリングを採用していること。
軸方向に依存しない性能と高い信頼性を、長期間に渡って発揮することができます。
そのほかスリーブ仕様のケーブルや、電源変換ケーブルが付属していることもメリット。
ファンの回転数を制御するPWM対応ではありませんが、静音志向のユーザーには最適です。
しかし唯一注意すべきは、その人気のためか納期が不安定なこと。
私の場合は注文してから到着するまで、なんと1ヶ月半もかかりました。
そのため購入の際には在庫表示のあるショップを利用するか、実店舗の巡回をオススメします。
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