2014年9月30日に配信された、CTEで検証済みの多大な修正内容を含む大型のパッチ。
今回の記事ではその一部を動画で解説し、かつ画像とデータテーブルで補足していきます。
解説元動画
参考サイト
Battlelog:[ALL PLATFORMS] Game & Server Update Sep 30
battlefield4-news:戦場からのアップデート
EAA!! FPS News:パッチノート全文
ヴィジュアルリコイルとは?
ヴィジュアルリコイルとは射撃のブレに追従して、サイト本体および光点が移動する仕様です。
しかし実際にはサイト内の光点にかかわらず、サイトの中心に弾丸が着弾していました。
このパッチではビジュアルリコイルが削除され、サイト内の光点が中心に固定される仕様に変化。
つまりサイト本体がブレてもサイト内の光点は動かないため、より正確な射撃が行えます。
参考動画
速度比較表
兵士の移動データが見直され、一部の動作がBattlefield 3に近くなりました。
そこで改めて兵科や装備で移動速度に影響があるか、50m測定を行った結果を記載します。
兵科 | 装備 | 状態 | 平均フレーム | 平均時間 | 増減率 |
---|---|---|---|---|---|
突撃兵 | プライマリ | スプリント | 475.00F | 7.90秒 | 100% |
突撃兵 | ピストル | スプリント | 475.00F | 7.90秒 | 100% |
突撃兵 | ナイフ | スプリント | 474.67F | 7.89秒 | 100% |
突撃兵 | プライマリ | バニーホップ | 530.67F | 8.82秒 | 112% |
工兵 | プライマリ | スプリント | 475.00F | 7.90秒 | 100% |
新旧比較1(スプリント):477F → 475F 2Fの上昇補正
新旧比較2(バニーホップ):472F → 531F 59Fの下降補正
パッチ以後は、プライマリ・ピストル・ナイフの速度に差は存在せず、
著しいバニーホップ速度の悪化により、50mで1秒もの速度が生じる結果となりました。
ADSの感度設定
設定画面に詳細な設定が追加され、ADS時の感度を設定できるようになりました。
設定画面はオプションの拡張設定の中にあります。
各設定項目の距離は、装備するサイトによって変化するようです。
ミニマップのサイズ変更
画面下に存在していたミニマップは、これまでサイズの変更が行えませんでした。
しかし設定を行うことで拡大や縮小、画面回転の有無すら調整が行えるようになっています。
設定画面はADSの感度設定と同様に、オプションの拡張設定の中にあります。
調整を繰り返し、自分好みの設定を見つけましょう。
視野の設定
歩兵時と兵器登場時で視野を変更できるようになりました。
左が垂直視野角、右が水平視野角を表しているようで、これまでの数値は右側(Hor+)です。
アーマーの装備判別
フィールドアップグレードの防御態勢に存在する、胸部へのダメージを10%軽減するアーマー。
このアーマーの有効・無効状態が、敵プレイヤーのアイコンから判別できるようになりました。
蘇生の強化
突撃兵のガジェットとして欠かせない除細動器。
いくつか細かい修正が行われているため、確認しておきましょう。
蘇生タイマー
倒れた自軍の兵士オブジェクトの上に、蘇生可能時間が表示されるようになりました。
この修正により無理蘇生の軽減、およびフルチャージ蘇生の可否が容易に目視できます。
フルチャージ音
自軍を100%で蘇生できる状態まで充電できたとき、ピピッという音が発生するようになりました。
この状態がフルチャージ(完全充電状態)を表し、自軍をより確実かつ安全に蘇生できます。
ガジェット通過
倒れた自軍の兵士オブジェクトの上に回復箱や弾薬箱があると、蘇生を阻害していました。
しかし除細動器がこれらのガジェットを通過するようになり、ガジェットを壊す手間が不要です。
拠点指示方法の変更
スポットとの誤爆により、分隊長を困らせていた拠点指示。
このパッチで拠点指示方法がスポット&コモローズか、コモローズのみが選べるようになりました。
設定画面はミニマップの設定と同様に、オプションの拡張設定の中にあります。
設定画面からこの項目をOFFにしておけば、スポットでの拠点指示を停止できます。
分隊の自動作成
デフォルトの状態では、フレンドが自身と同じサーバにログインすると自動で分隊が作成されます。
設定画面からこの項目をNOにしておけば、煩わしいこの機能を停止できます。