Battlefield Hardlineの動作環境とは?

2015年3月18日

いよいよ国内発売日の2015年3月19日が間近に迫った、Battlefield Hardline。
今回の記事では、Battlefield Hardlineに必要な動作環境について解説します。

目次

Battlefield Hardlineの動作環境

battlefield-hardline

Originニュース | Battlefield Hardline's PC details revealed

推奨動作環境

OS:WINDOWS 8 64-BIT (with KB971512 Update)
CPU:INTEL QUAD-CORE CPU, AMD SIX-CORE CPU
メモリ:8 GB RAM
グラフィックカード:AMD Radeon R9 290, NVIDIA GeForce GTX 760
グラフィックメモリ:3 GB
HDD:60 GB
DIRECTX 11

最低動作環境

OS:WINDOWS VISTA SP2 64-BIT (with KB971512 Update)
CPU:Athlon II/Phenom II 2.8 GHz, Intel Core i3/i5 2.4GHz
メモリ:4 GB RAM
グラフィックカード:ATI Radeon HD 5770 (1 GB), NVIDIA GeForce GTX 260 (896 MB)
HDD:60 GB
DIRECTX 11

Battlefield Hardlineにおける推奨動作環境が上の項目で、最低動作環境が下の項目です。
しかし昨今の自作PC市場を考慮した場合、記載の最低動作環境が低すぎて参考になりません。

「推奨まではいかなくとも、どれくらいの性能があれば快適に動作するのか?」

この疑問に、私なりの所感を交えて解説していきます。

OS

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パソコンのシステム全体を管理するソフトウェアが、OS(オペレーションシステム)です。
現在の最新OSは、2012年末に発売されたWindows 8の機能更新版となる、Windows 8.1 Update。

Windows 8はWindows XP ~ 7までのインターフェイスから一新されたたため、
Windows 7以前に比べれば戸惑う操作感ですが、それでも現行OSという優位性があります。

現在のゲームのみならず、一般ソフトウェアもWindows 8での動作を基準に製作されているため、
新規に導入するならWindows 7ではなくWindows 8にしておくと、トラブルに遭遇しにくいでしょう。

つまり私がBattlefield Hardline向けに推奨するOSは、Windows 8.1 Updateです。
ちなみにWindows 7のサポート終了日は、Windows 8よりも3年短い2020年1月14日となっています。

CPU

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パソコンの性能を決定付ける、最も重要な頭脳にあたるパーツがCPUです。
現在の主流はIntelのCoreシリーズとなっており、中でもCore i7が高性能な位置づけです。

CPUの性能には動作周波数とコア/スレッドが密接に関わっており、基本的に動作周波数が高いほど、
加えてコア/スレッド数が多いほど、より速くソフトウェアの処理が行え快適にプレイできます。

コアとスレッドとの関係はコアが人数、スレッドが使う手の本数だと考えるとわかりやすいでしょうか。
2コア/2スレッドなら2人が片手ずつ、4コア/8スレッドなら4人が両手で作業を担当するイメージです。

私がBattlefield Hardline向けに推奨するCPUは、Core i7-4790です。
Battlefield Hardlineはマルチコア(複数コア)に対応しているため、4コアのメリットが大きいのです。

メモリ

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CPUに並ぶほど重要なパーツが、パソコンの作業領域にあたるメモリです。
現在の主流は4GB ~ 8GBとなっており、8GBあればまず動作に問題はなさそうです。

ただし充分な余裕を持った構成にされたい場合には、16GB ~ 32GB搭載すればより安心です。
ちなみにメモリの規格もレスポンスに関わりますが、この記事では割愛します。

私がBattlefield Hardline向けに推奨するメモリは、8GB ~ 16GBです。

グラフィックカード

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ゲームをプレイする上で重要なパーツが、映像の描画を行うグラフィックカードです。
現在の主流はNVIDIAのGeForceとなっており、対してAMDのRadeonはあまり人気がないようです。

公式が推奨しているグラフィックカードはGeForce GTX 760で、これは1世代前のミドルレンジです。

Тест GPU | Battlefield Hardline Beta 2 тест GPU

グレーのバーが最低fps、カラーのバーが平均fpsです。
battlefield-hardline-open-beta-benchmark

4Gamer.net | 「GeForce GTX 750 Ti」「GeForce GTX 750」をテスト
4Gamer.net | 「GeForce GTX 960」レビュー

battlefiel4-benchmark

この2つのサイトによると、標準画質・フルHD・60fps以上での動作にはGeForce GTX 660以上が必要。
解像度や画質を上げてプレイする場合には、より高性能なグラフィックカードを選択しましょう。

選択方法は解像度と画質設定の表から、60fps(1秒間に60回画面が書き換わる)以上が目安です。

60fpsを下回る場合には画面がカクついたように感じ、プレイに支障が出てきますから、
最高画質・フルHD・60fps以上での動作には、GeForce GTX 780/970以上が必要となります。

私がBattlefield Hardlineに推奨するグラフィックカードは、GeForce GTX 960です。

グラフィックメモリ

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映像描画の作業領域となるパーツが、グラフィックメモリです。
グラフィックメモリはグラフィックカードに実装されており、容量の増設は行えません。

グラフィックメモリはフルHDを超える解像度でプレイする場合に有効で、3GB以上が推奨されます。
逆にフルHDでプレイするのであれば、2GBのグラフィックカードでほぼ対応できるでしょう。

ストレージ

battlefield-hardline-hdd

ソフトウェアの保存領域となるパーツが、ストレージです。
CPUとメモリに比べると影は薄いですが、パソコン全体のレスポンスに密接な関係があります。

現在の主流はSSDとなっており、磁器ディスクであるHDDは僅かに縮小気味。
高速応答性に優れるSSDか、容量に優れるHDDかのどちらかを選択する必要があります。

私がBattlefield Hardline向けに推奨するストレージは、SSDです。
128GBではOSとゲームを動作させるには不安な容量ですから、最低180GB以上を選びましょう。

推奨PC

BATTLEFIELD HARDLINEの国内発売日である3月19日に、TSUKUMOから発売されたPCです。
上記で案内したオススメ構成がちょうど反映されており、HDDであること以外に隙がありません。

ロード時間を心配される方は、256GBのSSDに変更を。
予算があり多数のゲームをされる方は、512GB以上のSSDに変更しておくと安心です。

詳しくは、G-GEAR 『BATTLEFIELD HARDLINE』推奨グラフィックスカード搭載PCへどうぞ。

主な構成

OS:Microsoft Windows 8.1 または Windows 7 Home Premium
メモリ:SanMax PC3-12800 DDR3 8GB (4GBx2)
CPU:Intel Core i7-4790 プロセッサー
グラフィックカード:NVIDIA GeForce GTX 960
ストレージ:東芝 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps)



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