ゲーミングマウスパッドの選択方法

2014年5月9日

ゲームをプレイする上で、マウスに次いで重要な要素となるマウスパッド。
今回の記事ではそのマウスパッドの選択方法を、他のプレイヤーとは違う視点で解説します。

目次

私が最重視する項目

私が最も重視する項目は、衛生的に使用できることです。(少し潔癖な性格のため)
マウスパッドの素材には、大きく分けて布製・プラスチック製・ガラス製の3種類が存在します。

3種類の中では安定した滑りと止まりが得られる布製のシェアがもっとも大きく、
滑りに優れるプラスチック製、そして質感の高いガラス製と続きます。

布製の欠点は湿度により滑走面の状態が僅かに変化することと、使用時間に比例して汚れてしまうこと。
プラスチック製の欠点は止まりにくいことと、摩擦する部分が偏ると滑走面が削れてしまうこと。
ガラス製の欠点は布製やプラスチック製に比べて高価なうえ、選択肢が少ないことが挙げられます。

これらの素材から私が選択しているのは、最後のガラス製。
布製やプラスチック製は汚れや削れで滑走面が変化しますが、ガラス製にはそれがありません。

つまりいつまでも清掃の手間がかからず衛生的で、性能低下もないという利点があるのです。

※シリコン製はプラスチック製と、金属製はガラス製とほぼ同じ傾向です。

重視すべき項目

素材

まず重視すべきは、上記で解説した素材です。

通常ならバランスの良い布製を選択すべきですが、人によってセンシが違うように好みも違います。
一度布製・プラスチック製の両方を試し、滑りと止まりがしっくりくる素材を選ぶと良いでしょう。

また一概に布製と言っても、布の繊維や織り方によって性能の傾向が製品によって大きく変化します。
自分に布製・プラスチック製のどちらが合うか当たりを付けたら、今度は製品ごとの特性を調べます。

なぜならマウスパッドとセンサーの組み合わせによって、相性が悪い場合が存在するため。
可能な限り公式情報やネットの情報を参考にして、購入前に相性を調べておきましょう。

ちなみに布製が最もソールが長持ちし、プラスチック製やガラス製はソールの消費が早いです。

サイズ

つぎに重視すべきは、マウスパッドのサイズです。
一般的には縦より横が長い設計で、ローセンシは大きいサイズ、ハイセンシは小さいサイズが向きます。

マウスパッドを購入する前に、自分がどれくらいの範囲でマウスを操作するが調査しておきましょう。
人気だからと不適当な理由で購入すると、窮屈でマウス操作が行いにくい状況を招いてしまいます。

厚み

上記の2つに比べ、あまり重要視しなくても良い項目です。
薄すぎず・厚すぎない製品を選択しておけば、大きな失敗はないでしょう。

薄ければ滑走面が安定し操作しやすく、厚ければ滑走面が沈みこみ適度なクッション性が生まれる傾向。
クッション性を利用すれば力を入れて摩擦力を高めることで、通常より素早くカーソルを止められます。

Volxの使用マウスパッド

小間久商店のガラス製マウスパッド「G-Pad」です。
上記で解説した通り布製と違って汚れないという、私にとっては外せない利点があります。

心配したトラッキング性能も充分で、振り向き2cmというハイセンシ設定でも確実に追従。
さらに金属製と比べ冷たさが持続することがないため、冬場でも安心して使用できます。

唯一注意すべきは、その素材による耐久性です。
これは滑走面を指しているのではなく、マウスパッド本体のこと。

マウスを叩きつけるような荒いプレイヤーだと、容易に割れてしまう危険性を孕むのです。



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