ポケットサイズでコンパクトなポータブルSSDである、Western DigitalのWD Elements SE SSDシリーズ。
今回の記事ではこのシリーズの「WDBAYN4800ABK-JESN」の外観や、転送速度についてレビューします。
WD Elements SE SSDの紹介動画
WD Elements SE SSDの特長
この記事では、WD Elements SE SSDシリーズの「WDBAYN4800ABK-JESN」をレビューしています。
ただし480GBのWDBAYN4800ABK-JESNは、現在「ヤマダウェブコム」でしか販売が確認できません。
その一方で1TBのWDBAYN0010BBK-JESNは、いくつかのショップで販売されています。
調べてみたところ480GBは2023年10月25日に生産完了し、1TBが後継品となっているようです。
WD Elements SE SSDの特長まとめ
- ポケットサイズでコンパクトなため、持ち運びに最適なうえにケーブル1本で繋がる
- 保存できる容量に優れており、ファイルサイズの大きなデータを便利に保存できる
- 最大読み出し速度400MB/sを実現する、USB 3.0に対応している
- 2mからの落下試験にクリアする、耐衝撃・耐振動性を備えている
- 購入後3年間の製品保証が付属している
公式サイト:WD Elements SE SSD
WD Elements SE SSDの写真レビュー
今回レビューするのは、前述した通り480GB SSDの「WDBAYN4800ABK-JESN」です。
パッケージも小型であり、他社の製品と比べるとシンプルな印象を受けます。
パッケージ裏面の左下には型番と、JANコード「4523052025013」が存在します。
パッケージを開けると、すぐにSSDの本体が確認できます。
商品内容はSSD、USBケーブル、取扱説明書の合計3点です。
SSD本体は僅かに光沢感があり、黒色でなければ四角いラングドシャと見紛いそうです。
このサイトで度々使用している「楽天モバイル」のSIMカードとのサイズ比較です。
背面の中央には容量である「480GB」の表記があり、下部にはシリアルナンバーが印字されています。
採用されているインターフェイスは「Micro USB 3.0 Type-B」です。
SSD本体の重量は実測で「約28g」でした。
付属しているUSBケーブルの長さは「約40cm」です。
SSD本体とUSBケーブルを接続したところです。
WD Elements SE SSDのディスク情報
WD Elements SE SSDの購入直後にデータを取り逃したため、しばらく使用したデータです。
WD Elements SE SSDのベンチマーク
ミニパソコン「GEEKOM A7」の前面に搭載されている、2つのUSB 3.2 Gen 2 Type-Aで計測した値です。
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WD Elements SE SSDの詳細レビュー
HDDのメーカーとして知名度の高い、Western Digitalが製造しているポータブルSSDです。
筐体にはプラスチックが採用されており、HDDではなくSSDですから小型で軽いうえに無音で動作します。
またコンパクトサイズであることはもちろん、薄いために場所を取らず持ち運びに適した設計。
肝心な転送速度も十分であり、一般的な利用用途においてまず問題となる要素はないでしょう。
全体的にまとまった製品であるものの、強いて欠点を上げればケーブルが収納式でないことです。
そのためケーブルを煩わしく感じる場合には、USBメモリのようなスティック形状の製品を選択すべきです。
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