ドスパラのケースの違い

2017年9月30日

シンプルなデザインと機能性が高い評価を得ているという、ドスパラのDiginnosオリジナルケース。
今回の記事ではGALLERIAやGALLERIA GAMEMASTERに採用されている、このケースを比較します。

※標準搭載されているファンの位置や数は、モデルにより違う可能性があります。

Diginnosオリジナルケース

ドスパラで扱われている、スタンダートなBTOパソコン向けのケースです。
ケースサイズが大きくなるほど各種ベイの数や、ファンの拡張性が増加します。

Diginnosオリジナル
オリジナルKTS
EM041
EA041
LD
マザーボードMicroATXMicroATXATXATX
140mm190mm190mm207mm
奥行き317mm420mm475mm509mm
高さ323mm360mm415mm440mm
5インチベイ×1×2×3×2
3.5インチベイ-×2×2-
3.5インチシャドウベイ×2×2×4×8(2.5インチ対応)
2.5インチシャドウベイ---×3
冷却ファン(前面)-120mm / 90mm120mm / 90mm140mm×2
冷却ファン(背面)-120mm / 90mm120mm / 90mm120mm
冷却ファン(上面)---140mm / 120mm×2
前面端子USB 3.0×2
マイク入力
ヘッドホン出力
SDカードリーダー
USB 3.0×2
マイク入力
ヘッドホン出力
SDカードリーダー
USB 3.0×2
マイク入力
ヘッドホン出力
USB 3.0×2
マイク入力
ヘッドホン出力
SDカードリーダー
microSDカードリーダー

ガレリア専用ケース

ドスパラで扱われている、ゲーミングBTOパソコン向けのケースです。
Diginnosオリジナルケースには存在しない、コンパクトなMini-TTXケースが選択できます。

ちなみに「GALLERIA専用 KTケース」と「GAMEMASTER専用 KTケース」は同一のもので、
下の表では中央に掲載している仕様となっており、2つのケースの違いは名称のみだということです。

ガレリア専用
KTC
KT
KTM
マザーボードMini-TTXMicroATXATX
105mm185mm207mm
奥行き350mm395mm520.7mm
高さ382mm370mm450.2mm
5インチベイ-×2×5
スリム光学ベイ×1--
3.5インチベイ---
3.5インチシャドウベイ×1×2×5
2.5インチシャドウベイ×3--
冷却ファン(前面)-120mm120mm
冷却ファン(側面)左側面:120mm×2
右側面:120mm
120mm×2120mm×2
冷却ファン(背面)-120mm120mm×2
冷却ファン(上面)--120mm×2
前面端子USB 3.0×2
マイク入力
ヘッドホン出力
SD/microSDカードリーダー
USB 3.0×2
マイク入力
ヘッドホン出力
SD/microSDカードリーダー
USB 3.0×2
マイク入力
ヘッドホン出力
SD/microSDカードリーダー

各部位の解説

5インチベイ

ケース正面の最上部に位置する、大きな長方形のスペースです。
主にDVDドライブやBDドライブなどの、光学ドライブを搭載するために利用されます。

そのほか冷却ファンの速度を調整できる、ファンコントローラーに利用することもあります。

スリム光学ベイ

ノートPC向けの光学ドライブを搭載するための、細長い長方形のスペースです。
スリムケースに採用されていることが多く、横よりは縦方向に存在しがちです。

3.5インチベイ

各種インターフェースの増設や、メモリーカードリーダーなどを搭載するためのスペースです。
かつてはフロッピードライブ用として必須でしたが、最近は利用頻度が少ない気がします。

ちなみに下記のシャドウベイと区別するため、オープンベイと表記されることがあります。

3.5インチシャドウベイ

デスクトップパソコン向けの3.5インチHDDを搭載するためのスペースです。
ケースの外側からは視認できないため、シャドウベイという名称が付けられています。

2.5インチシャドウベイ

ノートパソコン向けの2.5インチHDDを搭載するためのスペースです。
主流のSSDは2.5インチHDDと同じサイズになっているため、SSD用に利用することが多いです。

冷却ファン

ケース内のエアフロー改善に役立つ、冷却ファンを搭載するスペースです。
冷却ファンは大きなものほど風量があり、安定したパソコンの動作には欠かせません。

中でも120mmファンは豊富な種類の製品が販売されており、
好みに応じて高回転&高冷却、低回転&低騒音などのファンを選択できます。

前面端子

ケース正面からアクセスできる、各種インターフェースです。
USBポートはUSBメモリの着脱に、マイク入力やヘッドホン入力はヘッドセットの着脱に役立ちます。

またSD/microSDカードリーダーを搭載していれば、別途カードリーダーを購入する必要もありません。



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