昨今のネットワーク機器では珍しく、主流のnanoSIMではなくmicroSIMを利用するRakuten WiFi Pocket 2。
今回の記事では楽天モバイルのSIMを故意にnanoSIMで取り出し、変換アダプタでmicroSIMに変えてみます。
Rakuten WiFi Pocket 2の対応SIM
Rakuten WiFi Pocket 2の対応SIMは、現在流通しているサイズの中で中間に当たる「microSIM」です。
これは最近では珍しいほうで、Rakuten WiFi Pocket 2を開梱した直後、すぐに注意書きが目に入ります。
楽天モバイルのSIMサイズとは?
楽天モバイルのSIMは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」で利用できる「マルチタイプ」です。
それぞれのサイズに小さく切れ込みが入っており、取り出す形でSIMサイズが確定します。
「標準SIMからmicroSIM」「microSIMからnanoSIM」は簡単なものの、小さい方から大きいほうへは難しめ。
一応外れた枠を綺麗に戻せば利用できることもありますが、端末内部で分離することがあるため非推奨です。
SIMサイズのイメージ
楽天モバイルのSIMは、前述の通り「3種類」のサイズで取り出せます。
ただしRakuten WiFi Pocket 2で利用する場合は、中間のサイズである「microSIM」を利用します。
検証に使用したSIM変換アダプタ
今回検証のため用意した変換アダプタは、Amazon.co.jpで最も安価なこの商品です。
商品内容は各SIMに対応した「3種類のアダプタ」に加え、SIMスロットに使うSIMピンが同梱されています。
Rakuten WiFi Pocket 2にSIMを入れてみる
これが楽天モバイルのSIMから取り出した「microSIM」です。
もちろんこの状態であれば、問題なくRakuten WiFi Pocket 2のSIMスロットに入ります。
そしてこちらが、楽天モバイルのSIMを「nanoSIM」で取り出してしまった状態です。
不安定なのでオススメしませんが、右側の枠に入れ込めばmicroSIMに戻すことは可能です。
ここで先ほど紹介したSIM変換アダプタを利用してみます。
このように、microSIMとして取り出したサイズと同じサイズが実現できます。
実際にRakuten WiFi Pocket 2へ入れてみたところ、問題なくSIMを認識し通信も可能でした。
SIM変換アダプタのレビュー
ちなみに記事内で使用した「SIM変換アダプタのレビュー」は、別記事で詳しく解説しています。
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【最安】SIM変換アダプタのレビュー【3点セット】
想定よりもSIMを小さくしてしまった時に役立つ、SIMのサイズを大きくするために使うSIM変換アダプタ。
今回の記事ではこの「SIM変換アダプタ」の使用方法に加え、関連するSIMカッターやSIMピンを解説します。続きを見る
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