想定よりもSIMを小さくしてしまった時に役立つ、SIMのサイズを大きくするために使うSIM変換アダプタ。
今回の記事ではこの「SIM変換アダプタ」の使用方法に加え、関連するSIMカッターやSIMピンを解説します。
SIM変換アダプタとは?
nanoSIMをmicroSIMに変えるような「小さいSIMを大きくする」ために使う変換アダプタです。
昨今主流のnanoSIMを、後述するRakuten WiFi Pocket 2で使用する場合などに必要となります。
SIMカッターとは?
microSIMをnanoSIMに変えるような「大きいSIMを小さくする」ために使うカッターです。
ただし正確に抜き出すことができないと端末で認識されず、最悪SIMカードの再発行が必要となります。
SIMピンとは?
各サイズのSIMをスマートフォンやタブレットに挿入する際、SIMトレイを引き出すために使うピンです。
一部の端末はこのSIMピンがないとSIMを挿入できず、外出先でSIMを交換するなら常備しておきたいです。
SIM変換アダプタの詳細を見る
今回購入したのが、冒頭でも紹介したこの「SIM変換アダプタ」です。
私は様々なSIM変換アダプタを購入していますが、この商品の購入は「2度目」となります。
パッケージは商品ページの画像と同様です。
写真を撮影し忘れましたが、自宅にはミニレターで到着しました。
パッケージの裏面には、各SIMサイズを変更する方法が解説してあります。
対応するサイズ変更
- nanoSIM ⇒ microSIM
- nanoSIM ⇒ 標準SIM
- microSIM ⇒ 標準SIM
パッケージを開封すると、SIMピンと変換アダプタが台紙に貼り付けてあります。
商品名は「3点セット」ですが、SIMピンを入れると「4点セット」ではないでしょうか……
台紙から取り出したところです。
SIM変換アダプタを利用してみる
例えば楽天モバイルのSIMを「microSIMとして取り出す」としましょう。
しかしここで誤って、microSIMよりも小さい「nanoSIM」になってしまいました。
一応枠は残っているのでmicroSIMに戻すこともできますが、僅かな衝撃で外れてしまいます。
もしこれが端末内で分離してしまうと、SIMトレイが引き出せなくなる可能性があり危険です。
そこで今回紹介したSIM変換アダプタを利用すると、SIMは片側からしかはめ込めません。
しかも適切な粘着力を持つテープにより、SIMが分離してしまうことも抑制してくれます。
SIM変換アダプタのレビューまとめ
SIM変換アダプタの利点と欠点をまとめてみました。
これらは今回紹介した商品だけに限らず、SIM変換アダプタというジャンル全体の傾向です。
- SIM変換アダプタを利用すると、SIMのサイズを大きくできる
- SIM変換アダプタを使えば、3種類のサイズ変更に対応できる
- ほとんどのSIM変換アダプタには、SIMピンも付属している
- SIM変換アダプタの利用は、ほとんどの通信会社でまず推奨されていない
- SIM変換アダプタの中には、工作精度が甘く端末に挿入できないものがある
- SIM変換アダプタに付属するSIMピンは、経験上粗悪なものが多く曲がりやすい
Rakuten WiFi Pocket 2のSIM変換アダプタ検証
ちなみに「Rakuten WiFi Pocket 2のSIM変換アダプタ検証」は、別記事で詳しく解説しています。
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【楽ポケ2】Rakuten WiFi Pocket 2のSIM変換アダプタ検証【サイズ変更】
昨今のネットワーク機器では珍しく、主流のnanoSIMではなくmicroSIMを利用するRakuten WiFi Pocket 2。
今回の記事では楽天モバイルのSIMを故意にnanoSIMで取り出し、変換アダプタでmicroSIMに変えてみます。続きを見る
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