HDDに比べ転送速度に優れており、あらゆるデータアクセスが快適に行える外付けSSDのSSD-PG240U3-BA。
今回の記事ではこの「SSD-PG240U3-BA」の特長や採用されているSSD、ベンチマークをレビューします。
SSD-PG240U3-BAの紹介動画
SSD-PG240U3-BAの特長
SSD-PG240U3-BAの特長まとめ
- 安心の米国MIL規格「MIL-STD-810G 516.6 procedure IV」に準拠している
- 本体に大切なデータを守る衝撃吸収設計と、滑り止め対策が施されている
- 胸ポケットに収まるコンパクトサイズを実現しており、持ち運びに困らない
- パソコンからの取り回しが自由自在な、やわらかケーブルが付属している
- コネクタ形状の刷新によるしっかりとした接続感で、接続トラブルを削減している
- PlayStation 4に接続して、ゲームのロード時間を短縮することができる
- 安心・簡単暗号化ソフト「SecureLock Mobile2」に対応している
- バックアップソフト「スマートツインズ ブートエディション」に対応している
公式サイト:BUFFALO
SSD-PG240U3-BAの商品内容
パッケージ表面では『ハードディスクより読み書きが速い』や『耐衝撃&耐振動』という表記が目立ちます。
また米国MIL規格に準拠していることや、スマートツインズ ブートエディション対応という記載もあります。
パッケージ裏面では、ハードディスクとの速度比較や添付ソフトの詳細が案内されています。
商品内容はSSD本体とUSB3.0ケーブルに、
らくらく!セットアップシートと、Ryzen CPU搭載パソコンでの注意書きを含めた「合計4点」です。
もしRyzen CPU搭載パソコンで使用できない場合は、USB転送モード切替ツールを利用するようです。
SSD-PG240U3-BAの本体です。
側面にある複数のスリットは、筐体の保持力を向上して落下を防ぐためのデザインです。
本体上部には「USBケーブルの接続時の注意点」というシールが貼られています。
USBケーブルの接続部分です。
私は認識不良や故障を起こしやすい印象のUSB Micro-Bが好みではありませんが、SSD-PG240U3-BAの筐体は接続部分が凹上になっており、端子を保護する設計となっていることが評価できます。
付属しているUSBケーブル(A to Micro-B)の長さは「約50cm」です。
実際にUSBケーブルを接続したところです。
SSD-PG240U3-BAの重量は、実測で「約85g」でした。
SSD-PG240U3-BAの中身
SSD-PG240U3-BAの中身は、CrystalDiskInfoのバージョン「8.16.4 x64」で特定不能でした。
てっきり外付けHDDと同じく他社のHDDにケースを取り付けているだけだと考えていたため、誤算でした。
ベンチマーク一覧
計測に使用したのは、マザーボードの「USB 3.1 Gen 2ポート」です。
ベンチマーク計測PC | 内容 |
---|---|
OS | Windows 10 Pro 64bit |
マザーボード | ASUS「TUF Z390-PLUS GAMING」 |
CPU | Intel「Core i9-9900K」 |
メモリ | Corsair「CMK16GX4M2A2666C16」 |
グラフィックカード | GIGABYTE「GV-N3060GAMING OC-12GD Rev2.0」 |
ストレージ | Intel「SSDPEKKW256G8」 |
電源 | Cooler Master「RS750-AMAAG1-JP」 |
CrystalDiskMark
バージョンは「8.0.4 x64」で、1GiB設定のベンチマーク結果です。
AS SSD Benchmark
バージョンは「2.0.7316.34247」で、1GB設定のベンチマーク結果(MB/s表記とiops表記)です。
Copy-Benchmark
Compression-Benchmark
HD Tune Pro
バージョンは「5.75」で、ReadとWriteのベンチマーク結果です。
Read
Write
ATTO Disk Benchmark
バージョンは「4.01.0f1」で、I/O Size: 512B to 64MB、File Size: 256MB設定のベンチマーク結果です。
SSD-PG240U3-BAのレビューまとめ
BUFFALOらしいブラックのカラーを基調にした、コンパクトでスタンダードな外付けSSDです。
筐体はプラスチック感溢れる非光沢のデザインですが、安っぽい反面指紋汚れがつきにくい利点があります。
またUSBケーブルの接続端子は前述の通り保護されており、類似品に比べると強固な印象を受けました。
ケーブルの長さもノートパソコンでの使用に適切な50cmのため、あえて変える必要性はないでしょう。
気になるベンチマークの結果は、内蔵型のMVNe SSDに比べると遅いものの、USB3.0であれば妥当な速度。
グラフも安定しており、実際に容量限界までデータを転送した場合においてもレスポンスは良好でした。
そのほか米国MIL規格「MIL-STD-810G 516.6 procedure IV」に準拠した、耐衝撃&耐振動性能もポイント。
元々衝撃に強いSSDですが、底部の衝撃吸収材が持ち運び時の落下から大切なデータを守る構造です。
最近は認知が進んできているとは思いますが、SSDとハードディスクとの転送速度には雲泥の差があります。
SSDは信頼性の面でも優れていますから、快適性と耐衝撃性を兼ね備えたこの商品はデータ保存に適します。
強いて欠点を挙げるとするなら、採用しているSSDがどのメーカーのものかわからなかったこと。
実際に分解しても良いのですが、保証を捨てるわけにはいかなかったため割愛させて頂きました。
ちなみに私はデジカメのRAWデータをこのSSDに取り込み、写真専用のドライブとして使用しています。
ハードディスクに「遅い・壊れる」という心配を抱いている方に、オススメできるのではないでしょうか。
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