動画を公開し始めて幾度となく質問を受ける内容、それがデス数の抑え方です。
今回の記事ではデス数に苦しむプレイヤーに向けて、改善すべきいくつかの点を解説します。
関連記事1:敵の位置や視界を利用した立ち回り構築
関連記事2:分隊指揮の基本概念と敵戦力の分析方法
参考動画
死角を減らす
どんなFPSでも重要な要素が、地形効果です。
単純に地形効果と言うとオブジェクトの配置全般を指しますが、初心者にはどうもわかりにくい。
そのためまずは、可能な限り敵に見つかりにくいルートを移動しましょう。
例えばこのような場所がある場合、最短距離のAではなく迂回路のBを通ります。
なぜならAはp2到達時に、3方向(β,ep,γ)から視認されるというリスクを孕みます。
しかしBであればp1到達時にβ~γ間を1度に視認できるため、Aに比べより安全です。
p1到達後そのままルートに沿って進みp2まで到達すれば、次に見るべき方向はepだけ。
なぜならβまでの移動中にγを確認しているため、γ方向には敵が存在しえないからです。
(空挺やリスポーンポイントからの再出撃、γ奥からの全速特攻や見落としなどを除く)
参考動画:Battlefield 4超初心者講座 VK#15 【索敵基礎編】
高度を取る
死角の少ない場所を移動できるようになったら、つぎに高度を意識します。
この項目での要点は、敵より高い場所に位置どることです。
高度さえ確保していれば、敵から見て自身の被ダメージ範囲を縮小できます。
対して高度が低い場合には、敵に自身の被ダメージ範囲全てが視認されかねません。
またデスした場合にも、低い場所からでは死体が見えなくなるため安全に蘇生が行えます。
参考動画:Battlefield 4超初心者講座 VK#11 【地形効果編】
軸をイメージする
敵との相対時に高度を利用できるようになったら、次は軸を意識します。
この項目での要点は、障害物の端に照準を合わせておくことです。
FPSではいくつかの条件を除けば、基本的に敵がいきなり出現することはありません。
ほとんどの場合は視界や障害物の左右端、もしくは障害物の上辺から現われます。
前者の場合はこのラインに。
(緑のラインが軸。赤のラインが地面や兵士の身長を考慮した意識すべき軸)
後者の場合はこのラインに照準を合わせておけば、より素早く対処が行えます。
仮に照準を中央にした場合は、出現した敵に反応し照準を合わせる時間だけロスになります。
つまり前方の障害物に応じて、意識する軸を変更する必要があるのです。
参考動画:Battlefield 4超初心者講座 VK#12 【基軸意識編】
被ダメージを抑える
軸をイメージした進軍が行えるようになったら、次は敵から見られる範囲と時間を減らします。
その2つを減らすことで、単純にダメージを受ける機会とダメージ自体が減るのです。
例えば避けられない敵との相対時、障害物からリーンをして被ダメージ範囲を縮小したり、
予め敵が存在するであろう位置に照準を置いておき、障害物から飛び出します。
この時予測が当たればそのまま射撃すれば良いですし、予測が違っていれば再度障害物に隠れます。
さらにスポットをしながら隠れることができれば、次の射撃位置を予測する必要すらありません。
リーンとは?
障害物の端で右クリック(ADS)を行うことにより発動する特殊行動です。
発動すると画面が少し傾き、障害物から上半身のみ露出して射撃できます。
そのため理論上被ダメージ範囲が1/2となり、戦闘を有利に運べます。
さらにしゃがみと組み合わせることができるため、敵は尚更狙いにくくなります。
ちなみに腰ぐらいの障害物付近でしゃがんでいる場合にも、リーンが可能。
その状態では右クリックを押した時だけ、障害物の上辺から露出するようになります。
参考動画:Battlefield 4超初心者講座 VK#6 【態勢変更編】
スポットとは?
敵歩兵や敵兵器に向かってQボタンを行うことにより発動する特殊行動です。
発動すると対象を指差し、対象の上部に赤いマークが表示されます。
さらに全体マップやミニマップにも表示され、位置と向きが自軍全員に共有されます。
Battlefieldにおいて兵器への対処は重要ですから、積極的に行っていきましょう。
ちなみにスポットは、指差しせずとも成功していることが多いです。
参考動画:Battlefield 4超初心者講座 VK#14 【スポット編】
敵と目を合わせない
被ダメージを抑えられるようになったら、次はマップを利用します。
Battlefieldでは、スポットにより相手の位置と視線がわかる仕様です。
つまり敵がどこを見ているかに注視することで、より有利に戦闘が行えます。
例として、だるまさんが転んだをイメージして下さい。
マップを見て、敵がこちらを見ている時には隠れておきます。
視線が変化してこちらを見なくなったら、飛び出して射撃します。
このように立ち回れば、そもそも敵に射撃する機会すら与えません。
落ち着いて丁寧に射撃すれば、敵がこちらの位置に気づくのは地面に転がった後になるでしょう。