「5Gギガライト」と「ギガライト2」でデータ量の上限設定が可能となる、ギガプラン上限設定オプション。
今回の記事ではこの「ギガプラン上限設定オプション」と、データ量到達通知サービスの違いを解説します。
ギガプラン上限設定オプションとは?
対象のプランでのみ有効となる、通常速度で通信可能なデータ量に「上限を設定するサービス」です。
上限を自動で「ステップ1(~1GB)」に固定することで、意図しない料金上昇を防ぐことができます。
サービス発表時の対象プランは「5Gギガライト」と「ギガライト2」であり、ギガライトは対象外です。
※dカードお支払割、みんなドコモ割(3回線以上)、ドコモ光セット割適用時の料金イメージ
サービス発表時の対象プラン
- 5Gギガライト:5G対応のギガライト
- ギガライト2:2019年10月1日以降に申し込んだ場合のギガライトの内部通称
(更新期間以外での回線解約に生じる9,500円が1,000円となる。プラン変更可能)
引用元:ギガプラン上限設定オプション
ギガプラン上限設定オプションの注意事項
ギガプラン上限設定オプションの注意事項
- ギガプラン上限設定オプションの有効化には、対象のプランを契約している必要がある
- 上限設定はステップ1(~1GB)に限られ、ステップ2やステップ3を指定することはできない
- ドコモのロング学割が適用されている場合は、ステップ1が「~3GB」に拡大される
- ギガプラン上限設定オプションは申込み月の翌月からの適用となり、即時適用はできない
- 申込みや廃止手続きは「My docomo」に限られ、ショップや電話オペレーターでは対応できない
- 上限到達後の「スピードモード」や「1GB 追加オプション」適用では、速度制限が解除されない
- ギガプラン上限設定オプション有効時のデータ通信速度は「最大128Kbps」である
データ量到達通知サービスとの違い
データ量到達通知サービスとは、ドコモ指定のデータ量に到達するたび「通知してくれるサービス」です。
例えばステップ変動前に通知を受けた場合、自身でデータ量を抑制してステップ上昇を防ぐことができます。
ただし今回の「ギガプラン上限設定オプション」と違い、自動で速度制限を行う機能はありません。
さらにドコモ指定のデータ量は確認時点ですから、通知タイミングが合致するとは限らない点に注意です。
例えば「ステップ変動前の通知」を受けた時には、すでにステップが上昇している可能性があります。
データ量到達通知サービス対応プラン
- 5Gギガライト
- 5Gデータプラス
- ギガホ
- ギガライト
- データプラス
- ケータイプラン
- ウルトラシェアパック
- ウルトラデータパック
- ベーシックシェアパック
- ベーシックパック
※ギガライトでの通知例
・ステップ変動の200MB前
・ステップ変動後
・利用可能データ量の1GB前
・利用可能データ量到達後
引用元:データ量到達通知サービス