従来の携帯電話番号ポータビリティに続き、メールアドレスの持ち運びまで可能となった携帯電話業界。
今回の記事では乗り換えに必要なこのMNP予約番号の概要と、docomoで発行する方法について解説します。
MNP予約番号とは?
現在使用している電話番号を維持したまま、別の通信会社に移行するために必要な番号のことです。
この番号を発行しておかないと「乗り換え」ができないため、事前に発行しておく必要があります。
MNP予約番号の発行には現在利用している通信会社に電話する方法と、ネットを使う方法などがあります。
ただし一部の格安スマホの中にはネットでしか発行できないうえ、発行まで数日かかることがあります。
MNP予約番号の有効期限は約2週間ありますから、乗り換え月が決まっているなら月半ばの発行がオススメ。
携帯電話の解約は日割りなしですから、月初ではなく月末に契約するほうが全体的な費用が抑制できます。
つまり月半ばにMNP予約番号を発行しておけば有効期限が月末に間に合いますし、電話も繋がりやすいです。
月末にMNP予約番号を発行しようとすると電話が込みやすく、番号の発行までかなりの時間待たされます。
乗り換えのコストについて
ポイント ⇒ 乗り換え元の請求は日割りなし、乗り換え先の請求は日割りである
月初に乗り換え(例:1日の場合) ⇒ 新契約の月額が丸々発生するため、ほぼ2ヶ月分の請求となる
月末に乗り換え(例:31日の場合) ⇒ 新契約の月額が1日分で済むため、ほぼ1ヶ月分の請求となる
MNP予約番号に関するまとめ
上記の内容を簡単にまとめてみました。
MNP予約番号に関するまとめ
- MNPとは「携帯電話番号ポータビリティ」の略である
- 番号を維持したままで、通信会社を乗り換えるには「MNP予約番号」が必要である
- MNP予約番号は電話とネットに加え、ショップで取得する「3種類」の方法がある
- MNP予約番号の有効期限は「予約日を含めて15日間」であり、約2週間だと言える
- 通信会社の乗り換えは月初よりも、初月が日割りになる「月末のほうがお得」である
- 一部の格安SIM業者の場合、MNP予約番号発行まで数日かかることがあるため注意する
MNP予約番号の発行方法
まず下のボタンから、docomo利用者のマイページに相当する「My docomo」にログインします。
My docomoにログインしたら、上部のメニューから「お手続き」に進み、画面を下にスクロールします。
携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)の横にある「矢印」をタップし「お手続きする」に進みます。
携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)のお手続きに移動したら、画面を下にスクロールします。
途中に「機種分割お支払い金・途中解約金について」がありますから、必ず確認しておきます。
続いてもう少し下に移動する「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)に関する費用について」があります。
こちらも確認すべきですが、docomoの場合は2021年10月1日から解約金が廃止されています。
解約に至る費用を確認したら、ページ最下部にある「確認のうえ次へ進む」をタップします。
「MNPお手続きによるご注意事項」を確認し、問題がなければ「同意した上でMNPのお手続きへ進む」をタップします。
「MNPのお手続きの選択」で「MNP予約番号発行のお手続きに進む」をタップします。
そして受付確認メールの送信先に提示されているものから、任意の方法を指定します。
自身のオススメは、docomoに関連するメールではなく「ご指定のメールアドレスへ送信」です。
有効なメールアドレスを入力したら「次へ進む」から、次のページも「次へ」をタップします。
2段階認証を終えたら、いよいよMNP予約番号の発行手続き完了も間近です。
内容を今一度確認し、ページ最下部にある「この内容で手続きを完了する」を選択します。
するとこのようにMNP予約番号が発行されますから、メモに内容を書き留めるか、スクリーンショットを撮影しておきましょう。
ahamoのMNP予約番号の発行方法
ちなみに「ahamoのMNP予約番号の発行方法」は、別記事で詳しく解説しています。
-
【ahamo】MNP予約番号の発行方法【乗り換え】
docomoからMNP予約番号を発行することなく移行できるため、別プランのひとつと言っても良いahamo。
今回の記事ではこの「ahamo」から、乗り換えるために必要なMNP予約番号を発行する方法を解説します。続きを見る
スマホ料金最適化 ⇒ 月額290円でドコモ回線