海外で大変高い評価を得ている、戦略シミュレーションゲームのXCOM: Enemy Unknown。
今回の記事ではシステムの根幹となる、司令モードと戦闘モードについて解説します。
目次
ゲームの特長
XCOM: Enemy Unknownの特長
- 高い戦略性
- 1ターン2回行動という基本システムが、高い戦略性を生み出しています。
- 研究＆開発
- 施設を建設し研究や開発を行うことで、ゲームをより奥深くしています。
- ロストのリスク
- 操作するキャラクターは、ミッション中に戦死すると消失してしまいます。
司令モード
スキャンとミッション
全世界をスキャンすることで、敵の脅威を排除するミッションを発見します。
発見したミッションに兵士を派遣すると、戦闘モードに移行します。
ミッションを達成することでその地域の安定に貢献でき、兵士が経験を積んでいきます。
衛星と迎撃機
衛星を任意の国に打ち上げることによって、毎月収入や科学者/技術者を入手できます。
打ち上げた衛星は迎撃機を配備して守ることで、UFOによる破壊を抑止できます。
研究と開発
資金や科学者/技術者を使用して、研究施設の新規建設や機能拡張を行います。
施設を拡充していくことで研究や開発が行え、より強力な装備を入手できます。
戦闘システム
ゲームを円滑に進めるためには、画面表示の確認が欠かせません。
最も上の小さなバーの集合が体力で、1ダメージで1つのバーが減少します。
バーが全て無くなるとその場で倒れ、治療することなく3ターン経過すると戦死します。
右のアーマーが現在停止している場所の回避率で、
最も下のフラッグが行動回数を表し、1回行動すると旗が1つ減少します。
また行動は画面の下部から選択します。
ただし一部の行動は、移動後に選択できません。
アーマー
自身がどれだけ遮蔽物に隠れているかにより、回避率に影響します。
盾のマークが綺麗に表示されている場合は、最も回避率が高い状態です。
盾のマークが半分で表示されている場合は、回避率が向上しています。
盾のマークは表示されていない場合には、回避率の恩恵は受けられません。
注意すべきは盾のマークがない場合で、被クリティカル率も上昇してしまいます。
2回行動
全ての兵士は2回行動でき、移動から再度移動したり移動して射撃が行えます。
後述のスキルによっても多少変わりますが、行動が終了する主なルールを記載しておきます。
移動×2：移動を連続して2回行う
ダッシュ：全速力で移動する（移動×2に比べて範囲が若干広く、敵の監視攻撃に耐性を持つ）
射撃：その場で停止して、任意の敵に射撃を行う
しゃがみ：その場でしゃがみ込み、回避率を上げる
監視：その場で戦闘態勢に入り、視界に入った敵に自動で射撃を行う
爆発物
爆発物は広範囲に高い威力の攻撃が行える利点の反面、敵を木っ端微塵にする欠点があります。
通常武器でのキルでは得られる素材が、爆発物でのキルでは得られなくなってしまうのです。
カスタマイズ
昇進とスキル
兵士は戦闘の結果により、昇進を行うことができます。
昇進を行うと2つのスキルから1つ選択でき、兵士の能力を高められます。
兵士の兵科はアサルト・ヘビー・スナイパーなどに分かれており、各兵科でスキルが違います。
またスキルツリーの選択方法でさらに特性が細分化され、各兵士に個性が生まれます。
装備
兵士の装備は研究や開発で拡張でき、4つの項目をプレイヤーの好みで選択できます。
兵士の兵科やスキルを考慮して最適な装備を考えることが、ミッションの成功に大きく影響します。
カスタマイズ
雇用した兵士は、名前だけでなく見た目もカスタマイズすることができます。
ただし兵士が戦闘で倒れた際に治療できないとロストとなり、ミッション終了時に消失します。
一般的なゲームと違いコストを払って復活することはできませんから、とくに注意しましょう。
