表面にヘアライン加工を、エッジを鏡面加工にした、高級感あふれるデザインを採用したHD-TDA6U3-B。
今回の記事では6TB外付けHDDである「HD-TDA6U3-B」の中身と、ベンチマークについてレビューします。
HD-TDA6U3-Bの特長
HD-TDA6U3-Bの特長まとめ
- 筐体に高級感あふれるデザインを採用している
- コンパクトサイズを採用しているため、すっきり設置できる
- 防振シリコンゴムとファンレス設計により動作音が静かである
- バッファロー正規データ復旧サービスの対象商品である
- パソコンに加え、テレビ・レコーダー・ゲーム機などにも使える
公式サイト:BUFFALO - HD-TDA6U3-B
HD-TDA6U3-Bの写真レビュー
HD-TDA6U3-Bのパッケージには左上にTOSHIBAが、中央下部にCanvio Desktopというロゴがあります。
デザイン全体もホワイトを採用しているため、一目では赤を基調としたBUFFALO製品だとは気づきません。
このHD-TDA6U3-Bは6TBのため、地上デジタルで約748時間、BSデジタルで約530時間の録画が可能です。
パッケージ裏面には異常を検知してLEDで通知する機能や、データ復旧サービスなどが記載されています。
パッケージを開梱すると、すぐに接続用のUSBケーブルや電源アダプタと対面します。
商品内容は「らくらく!セットアップシート」と「6TBのHDD本体」に加え、
先ほど案内した「USBケーブル」と「電源アダプタ」で合計4点になります。
電源アダプタのコンセント部分には、トラッキング防止加工が施されています。
補足として電源アダプタの型番は「WB-18R12FU」で、出力は「12V,1.5A」でした。
東芝の「Canvio Desktop」シリーズに属した、6TBのHDD本体です。
正面左上には、パッケージと同様に「TOSHIBA」のロゴが鎮座しています。
ヘアライン加工と鏡面加工により、同価格帯の製品に比べて高級感があります。
HDDの側面にはLEDが備えられており、アクセスに連動して光る設計です。
HDDの背面にはセキュリティースロットやUSB端子、電源端子などを搭載しています。
もう片方の側面には、縦置き時の安定性を僅かに向上させるゴムが取り付けられています。
またこのゴムは、横置き時に下となる方向にも存在します。
HDDの背面を少し見やすくしてみました。
HD-TDA6U3-Bの重量は、実測で「約864g」でした。
HD-TDA6U3-Bの中身
CrystalDiskInfo 8.17.9 x64
実は上の写真のHD-TDA6U3-Bは2台目であり、昨年購入した1台目の中身は「DT02ABA600V」でした。
そして今年購入した2台目も同じく「DT02ABA600V」で、ファームウェアも「KQ000Q」でした。
開梱直後の内部データ
HD-TDA6U3-Bのドライブ内には、開梱直後から各種対応ソフトのダウンロード用ファイルが存在します。
ドライブ内の「Icon.ico」により、コンピュータ上で視認しやすいアイコンです。
HD-TDA6U3-Bのベンチマーク結果
計測に使用したのは、マザーボードの「USB 3.1 Gen 2ポート」です。
ベンチマーク計測PC | 内容 |
---|---|
OS | Windows 10 Pro 64bit |
マザーボード | ASUS「TUF Z390-PLUS GAMING」 |
CPU | Intel「Core i9-9900K」 |
メモリ | Corsair「CMK16GX4M2A2666C16」 |
グラフィックカード | GIGABYTE「GV-N3060GAMING OC-12GD Rev2.0」 |
ストレージ | Intel「SSDPEKKW256G8」 |
電源 | Cooler Master「RS750-AMAAG1-JP」 |
CrystalDiskMark 8.0.4c x64
CrystalDiskMarkを利用して、16MiB / 64MiB / 256MiB / 1GiB / 4GiB / 16GiBの値を計測しました。
HD Tune Pro 5.75
HD Tune Pro 5.75を利用した「Read」と「Write」の値です。
ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1
ATTO Disk Benchmarkは、画像サイズの関係上「2回続けて」計測しています。
HD-TDA6U3-Bの詳細レビュー
プラスチック感溢れるBUFFALOの同価格帯のHDDに比べ、高級感で勝るUSB接続の6TB外付けHDDです。
本体正面のロゴもTOSHIBAとなっており、東芝純正品と言っても通じるデザインを採用しています。
パソコンや家電との接続には付属しているUSB 3.2(Gen 1)ケーブルを用いるため、高速な接続が可能。
目立ちにくいよう本体側面に備えられたLEDを確認すれば、正常にアクセスしているかが判別できます。
また転送速度に着目すると使用上ストレスを感じにくい水準であり、動作音もそれほど気にならない印象。
全体的に類似品に比べて劣る点は挙げられず、東芝製のHDDを狙うなら選択肢になると言っても良いです。
逆に気になる点を挙げるとするなら、シリーズで毎回取り上げているように端子形状がMicro-Bであること。
そして電源スイッチが存在せず、電源タップ側に個別スイッチを用意しなければならないことの2点です。
正直がグラつきやすい「Micro-B」を捨て、確実に接続でき安心な「Type-B」を採用して欲しいところです。
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