【1円スマホ】各端末の最安価格比較【iPhone】

一括1円や実質1円などショップによって価格が大きく異なり、終焉が近いとも言われている1円スマホ。
今回の記事では「iPhone」を含めた各スマホの最安価格の比較と、一括1円と実質1円の違いを解説します。

一括1円と実質1円の違い

スマートフォンの特価キャンペーンでは、しばしば「一括1円」や「実質1円」という価格に遭遇します。
これら2つの違いは前者の一括1円が払いきりで残価なし、後者の実質1円がレンタルで残価ありです。

そのため「どちらが良いキャンペーンか？」と問われたら、確実に一括1円に軍配が上がります。
しかしながらかつては隆盛だった一括1円も、総務省の指導によって徐々に減少傾向となっています。

この図は前半2年間の支払いが57,500円、後半2年間の支払いが48,000円に設定された端末の場合です。
前半57,500円を支払いきる約2年目で端末を返却すると、後半48,000円の支払いが免除されます。

引用元：いつでもカエドキプログラム

実質1円キャンペーンではこの前半が23～47円に設定されており、月額1円または2円で利用できます。
docomo / au / SoftBankのいずれも類似の施策を行っており、これが残価設定レンタルの仕組みです。

つまり毎月のスマートフォンの料金が、基本料金Aと端末料金B（数円）の合計金額となります。
また別の通信会社に乗り換えた際の月額は、乗り換えた先の基本料金A'と端末料金B（数円）です。

よく勘違いされますが、実質1円で端末を購入しても、その通信会社を律儀に2年間使う必要はありません。
また端末もdocomoの場合は任意のタイミングで、auやSoftBankの場合は1年経過後に返却が可能となります。

そのため実質1円の端末は最大2年間で返すのがベストですが、2年の経過を待たずに返却しても良いです。
仮にずっと実質1円のキャンペーンを利用できれば、端末の料金は月額から排除しても問題ないでしょう。

iPhone 14の実質1円について

家電量販店やキャリアショップで見かける頻度の多い、iPhone 14の「実質1円」について詳しく解説します。

この実質1円とは約2年間継続されるiPhone 14の月額料金のことを表しており、表記方法も2種類あります。
左の画像が月額1円をアピールした広告で、右の画像が約2年間の総額23円をアピールした広告です。

実質1円にする条件は基本的にMNPが必須であり、キャリアによっては22歳以下の新規契約でも対象です。
iPhone 14を通常購入する場合は月額2,195円必要なところ、月額1円で使用できるのは大変お得だと言えます。

ドコモオンラインショップでiPhone 14を購入した場合の画像

引用元：iPhone 14 | ドコモオンラインショップ

スマートフォンの価格比較

自身が店頭掲示やネット上の店頭掲示にて確認した、各スマホの2023年夏以降の「最安価格」です。
ただし店頭掲示不可の案件や周知不可の案件が存在するため、実際の底値は各々で確認してください。

製品名　⇒　スマートフォンの名称。特別記載がない場合は最低容量である
2年総額　⇒　特価キャンペーンで2年間利用した場合の総額。3年目以降の残価が高いため返却推奨
一括　⇒　特価キャンペーンで一括で払った場合の総額（分割払いで契約後、翌月一括精算を含む）

また右下のフォームに「任意の文字列」を入力すると、その文字が含まれる行のみ検索できます。

スマホ値引きの規制について

スマホ値引き「上限原則4万円」規制、12月27日施行https://t.co/7n6DBIOblF

— 日本経済新聞 電子版（日経電子版） (@nikkei) November 22, 2023