【iPhone】純正のHDMI変換ケーブルと非純正品の違い【MD826AM/A】

2020年12月25日

純正のHDMI変換ケーブルと非純正品の違い

コロナ禍の影響で2020年に需要が大きく増加した、Apple Lightning - Digital AVアダプタのMD826AM/A。
今回の記事ではiPhoneやiPadをテレビに接続可能な「MD826AM/A」と、非純正品との違いを解説します。

MD826AM/Aとは?

「Apple Lightning - Digital AVアダプタ」という商品名で販売されている「HDMI変換アダプタ」です。
iPhoneやiPadに搭載されたLightning端子を、大画面のテレビやディスプレイに接続することができます。

これにより小さな画面では視聴しにくい映像コンテンツや、端末内の写真を家族みんなで楽しめます。

MD826AM/Aの使い方

Apple Lightning - Digital AVアダプタの商品内容は、このケーブル一体型の変換アダプタのみです。
上部のLightning端子にiPhoneやiPadを、下部のHDMIにテレビやディスプレイを接続して使います。

MD826AM/Aの使い方

まず注意すべきは搭載されているHDMI端子がメスのため、別途HDMIケーブルが必要となることです。
また接続には端末の充電切れと安定した通信を実現する目的で、右側のLightning端子で充電を行いましょう。

MD826AM/Aの端子

非純正品(互換品)とは?

Amazon.co.jpや楽天市場で「iPhone」「HDMI」などの単語で検索すると、表示される商品のことです。
前述の純正品である「MD826AM/A」に比べて入手しやすい、1/3から1/2の価格で販売されています。

純正品と非純正品の違い

非純正品が純正品に比べて安価な理由は「Appleの認証(MFi)を通していないこと」にあります。
そのため純正品では映る映像が映らなかったり、iOSのアップデートで使用できなくなる可能性があります。

とはいえ目的に対して純正品は高価であり、非純正品が魅力的に感じることも否定できません。
「購入時点で映れば良い」「今後の将来性に期待していない」という人であれば、購入しても良いでしょう。

ちなみにこの純正品と非純正品の違いは、充電に使う「Lightningケーブル」でも同様です。
購入する際は人気メーカーのAnkerのように「MFi認証」と明記されているものが、Apple認証品です。

このMFi認証とは「Made for iPod / iPhone / iPad」を表しており、このようなシールで示されます。

純正品と非純正品の違い

引用元:Apple

まとめ

ここではApple純正品、およびMFi認証済み製品を純正品として分類しています。
ただし一般的に純正品とは「Apple純正品」を表します。

純正品と非純正品の違い

  • 純正品とはAppleが定める性能基準に適合した「MFi認証済み製品」のことである
  • MFi認証済み製品は、Apple以外からも発売されている
  • 純正品は製品との互換性が保証されており「安心して使用できる」という利点がある
  • 非純正品は互換品とも呼ばれる「MFi認証ではない製品」のことである
  • 非純正品は問題なく使えることもあるが、iOSの更新で使えなくなることもある
  • 必ずしも純正品が高品質とは限らないが、非純正品は低品質であることが多い
  • 大手のショッピングサイトでは、純正品と非純正品が混在しており間違えやすい

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