現在販売されているBluetoothアダプタの中で、定番中の定番とされているエレコムのLBT-UAN05C2/N。
今回の記事ではこの「LBT-UAN05C2/N」を実際に購入し、特長や商品内容などについて解説します。
LBT-UAN05C2/Nの特長
LBT-UAN05C2/Nとは、USBメモリのようなサイズと形をした「Bluetoothアダプタ」のことです。
Bluetoothに対応していないパソコンに接続すると、様々なBluetoothデバイスが利用可能となります。
LBT-UAN05C2/Nの特長まとめ
- 接続するBluetoothデバイスをまず選ばない、26種類のプロファイルに対応している
- デバイスとの接続に、Windows標準スタックとIVT社製スタックの「Bluesoleil」が選べる
- チップセットに信頼性の高いQualcomm社製チップを採用しており、相性問題が起きにくい
- Bluetooth 4.0+LE/EDRに対応し、最大通信可能距離は「半径10m(理論値)」に達する
- モバイルPCに最適な小型サイズと重量わずか約2gを実現しており、持ち運びに苦労しない
引用元:LBT-UAN05C2/N
LBT-UAN05C2/Nの製品内容
LBT-UAN05C2/Nのパッケージは、自身が苦手としているブリスターパックでした。
しかし上部に隙間があるため、開封に手間取ることはまずないと思われます。
――ブリスターパックによっては完全にハメ込まれており、開封時に負傷することがあるのです。
パッケージ表面には商品の要点が、裏面には製品の仕様や対応プロファイルなどが掲載されています。
LBT-UAN05C2/Nをパッケージから取り出してみました。
サイズはほぼ「1円玉」と同等だとイメージ頂ければ、わかりやすいと思います。
LBT-UAN05C2/Nの裏面には「技適マーク」や「シリアルナンバー」の記載があります。
LBT-UAN05C2/N本体の他に付属しているのが、パッケージ外側からも見えた取扱説明書です。
この状態は少し広げた状態です。
取扱説明書を最大まで広げた状態です。
LBT-UAN05C2/Nの認識から始まり、必要に応じて導入する「BlueSoleil」などが解説されています。
各Bluetoothデバイスの接続に利用する、IVT社製スタック「BlueSoleil」の導入はあくまでも任意です。
Windows 10の場合はWindowsの標準機能を利用し、BlueSoleilのインストールは避けたほうが無難です。
LBT-UAN05C2/Nの実重量は、公称通り「約2g」で相違ありませんでした。
LBT-UAN05C2/Nの使用方法
Windows 10における「LBT-UAN05C2/N」の使用方法は、USBポートに接続するだけです。
USBポートに接続すると必要なファイルが有効化され、Bluetoothが検出可能になります。
あとは「スタート」を右クリックして「設定」の「デバイス」から、Bluetooth対応デバイスの接続を行います。
Bluetoothとその他のデバイスが開いたら「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を選択します。
もしくはタスクバー付近にある「Bluetoothのアイコン」を右クリックします。
そして「Bluetoothデバイスの追加」を選択します。
そしてデバイスを追加するから「Bluetooth」を選択します。
この時対象のデバイスが「ペアリングモード」になっていれば、検出されたリストの中に表示されます。
最後に対象のBluetooth対応デバイスを指定すれば、パソコンとの接続が完了します。
LBT-UAN05C2/Nのレビューまとめ
2016年7月下旬発売から後継が発売されていることが頷ける、安定かつ鉄板のBluetoothアダプタです。
Windows 10の環境下においては特別な設定が必要なく、接続するだけで利用できる点が大きな強みです。
注意すべきは「ただ1点のみ」で、それはIVT社製スタックの「BlueSoleil」を使用しないこと。
BlueSoleilは使い勝手が悪く接続の手順を複雑化されるだけで、大きなメリットは見い出せません。
Windows 10以外で仕方なく導入せざるを得ない場合を除き、インストールしないことをオススメします。
DualSenseやDUALSHOCK 4の動作確認
自身の環境における、DualSenseやDUALSHOCK 4の動作確認の結果です。
ベンチマーク計測PC | 内容 |
---|---|
OS | Windows 10 Pro 64bit |
マザボード | ASUS「TUF Z390-PLUS GAMING」 |
CPU | Intel「Core i9-9900K」 |
メモリ | Corsair「CMK16GX4M2A2666C16」 |
グラフィックカード | GIGABYTE「GV-N2070WF3-8GCC1」 |
ストレージ | Intel「SSDPEKKW256G8」 |
電源 | Cooler Master「RS750-AMAAG1-JP」 |
DualSenseとの相性
ペアリングやSteamでの認識に問題はなく、通信が途切れることもありませんでした。
DUALSHOCK 4との相性
ペアリングに問題はありませんが、数秒で接続が切れるため通常使用はできませんでした。
「PSボタン」と「OPTIONSボタン」同時押しによる再認識でも、やはり接続が切れてしまいます。
LBT-UAN05C2/NとLBT-UAN05C2の違い
ちなみに「LBT-UAN05C2/NとLBT-UAN05C2の違い」は、別記事で詳しく解説しています。
-
【Bluetooth】LBT-UAN05C2/NとLBT-UAN05C2の違い【アダプタ】
価格.comで売れ筋ランキング1位のLBT-UAN05C2/Nと、Amazon.co.jpで圧倒的に売れているLBT-UAN05C2。
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