「画面のどこを見ているのか」というリクエストにお応えし、作成した動画講座の第22弾。
今回の記事ではこれまで行えなかったマップ分析の一例と、スコア傾向によるルート選択を解説します。
動画およびこのページ内の地点名称は、Operation Locker マップ名称保存版にまとめてあります。
解説元動画
素材元動画
解説用の画像は、全てこの動画から抽出しています。
解説元画像
主観視点
一般的なプレイヤーが最も目視することになる状態で、◎ → ○ → △ → ×の順に優先すべき場所です。
赤い範囲は目全体で俯瞰する索敵エリアで、通常とは違う汚れ(敵)の存在を瞬時に見分けます。
参考動画講座:超初心者講座 VK♯15 【索敵基礎編】
基本的に注意すべきは画面中央と、画面左下のミニマップ。
拠点制圧中は敵のリスポンポイントと制圧ゲージに目を向け、自軍が見ていない視点をカバーします。
実マップ分析1
素早くBの制圧に向かうべき状態です。
敵の主力はE~D間およびBリスポンだと推測できます。
Bの旗に自軍が入っていますから、ゲートの付近に敵は存在しません。(リスポンを除く)
最短距離でBの制圧に向かい、自軍の支援を行いましょう。
実マップ分析2
ゲート付近にいる敵とAから侵攻してくる敵に挟まれないよう、判断しなければならない状態です。
このマップを読み取ると、坂経由のCよりもアンダーB経由のCの方が時間が節約できます。
増援を送らずともDの自軍だけでCがあっさり取れそうなら、峠経由でAの再制圧に向かいます。
この状態で避けるべきは、まずゲート付近の敵軍をB壁に押し込むこと。
押し込んでキルすると敵軍がCに近づくばかりか、Cから敵がリスポンし自軍のC制圧を妨害します。
つぎにゲート付近での戦闘を継続しないことで、戦闘を続けるとAから来る敵軍に挟まれ全滅します。
唯一B壁に押し込んでも良い条件は、Dの自軍がCに到達した後。
Cの旗を制圧させながらB壁の敵と戦闘させれば、1度に制圧とキルという2つのメリットが生まれます。
実マップ分析3
味方が自陣に戻りやすい状態です。
この時にはEではなく、必ずBを攻めましょう。
Eを攻めてしまうとA・B・Cを制圧され、チケットの自動減少が避けられなくなります。
さらにBの移動中にもEの動向に目を向け、Eに敵軍が少ないようであれば坂を経由してAへ向かいます。
(Eに敵が少ない=BからCへ向かう敵の数が多いと判断できるため。自軍<敵軍での相対は避ける)
スコアボード
① → ② → ③の順に優先すべき場所です。
①で示したように、スコアボードで重要なのは味方のキル数/デス数です。
キル数>デス数であれば前線を任せても大丈夫でしょうから、素早く裏取りに向かいます。
キル数<デス数であれば裏取りをすると前線が崩れますから、前線のカバーに向かいます。
また敵軍の上位陣が手練れなら全体MAPを見て位置を推測し、遭遇しないよう注意します。
全てのプレイヤーのチケットは等しく1ですから、よりチケット効率の良い行動が必要です。
上位陣をキルすることに、自己満足以上の意味は存在しません。
そして敵軍のデス数がキル数を大きく上回るようなら、侵攻しても抵抗は少ないと判断できます。
チャンスが生まれたら自軍全員で押し込み、効率的な拠点制圧に活かしましょう。
バトルスクリーンの意義
Battlefield 4には、バトルスクリーンという機能が実装されています。
これはバッググラウンドのブラウザやタブレットのブラウザでバトルログにログインするだけで、
サブディスプレイやタブレットに全体マップを表示することができるという便利な機能です。
しかし私はこの機能に、大変否定的な立場です。
まずサブディスプレイに全体マップを表示したのが、①の状態。
メイン画面に全体マップを表示すれば、最小限の目線移動で大局と視線が確認できるにも関わらず、
別画面に表示するとメイン画面の中心点から長い目線移動が必要となり、時間のロスが大きくなります。
またタブレットを②や③の位置にタブレットホルダーで固定すれば、①に比べてロスは少ないです。
しかし画面が小さいために重要な視線分析が行えず、大きな全体マップに比べ不利になります。
つまりバトルスクリーンは、全体マップで分析できない初心者向けの機能だと言えるでしょう。
おまけ
かなりの期間行っていなかった分析問題をひとつ。
問題は解説でEを攻めずにBへ向かうべきとした、実マップ分析3の画像です。
問題
ある状況から、自分の分隊がBではなくEに向かうことが最善となった。
Eに向かうという判断に至った条件を推測し、最低でも3つ提示せよ。
解答のヒントと書式
条件1:○に存在する○が少ない
条件2:○の○が○へ向かった
条件3:○の○が○以上である
書式にこだわる必要はありません。
解答
今回も解答ありがとうございました。
考察編は次の記事(自陣攻めを行うために必要な3つの条件)にまとめています。