裏取り実施の基礎知識

2014年5月9日

Battlefieldシリーズのコンクエストモードにおいて、重要な要素となる裏取り。
今回の記事では裏取りを行うべき状況と、注意すべき点について解説します。

裏取りとは?

裏取りとは最も近い拠点ではなく、離れた拠点の制圧に向かうことです。

基本的には少人数で行い、拠点の制圧だけでなく敵軍の釣りを目的とすることも。
この時、敵軍が裏取りの防衛に割いた人数≧自軍が要した裏取りの人数になれば裏取りの成功です。

ただし裏取りは状況を考慮しないと防衛ラインを崩し、一気に敗北させる可能性を秘めています。
つまり裏取りを実施する際には、自軍と敵軍のバランスを考えつつ行う必要があるのです。

裏取りをすべき状況

自軍の拠点が過半数以下である

裏取りを行う状況の中で、最も頻度の多い状況です。
自軍と敵軍が均衡しており自軍のチケット減少が止まらない場合、別の拠点を狙わなければなりません。

防衛ラインがまもなく崩れる

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自軍よりも敵軍の圧力が強く、目的の拠点が防衛できない状況です。(例図でαを突破される)
無理に拠点を防衛しようとすると、死亡して再出撃する際には拠点が中立になっていることがあります。

それを回避するためにも、明らかに拠点が保たない場合には早めに逃げる準備を整えましょう。
仮に拠点を離れたことで制圧されても、別の拠点を制圧することができれば実質プラマイ0になります。

チケットに多大な差がある

上の例図でUSに所属している場合、αとβを守れば敵軍のチケットは徐々に減少していきます。
しかしチケットに多大な差があると、敵軍のチケットより自軍のチケットが先に無くなります。

そこで単位時間当たりのチケット減少数を導き出し、場合によって裏取りで全拠点の制圧を狙います。
仮に全拠点を制圧できれば自軍の勝利、そうでなければ敵軍の勝利と予想される結果はシンプル。

チケットの差を考慮した時に敗北が逃れられないなら、わずかな可能性に賭けるしかありません。

裏取りをすべきでない状況

拠点防衛で勝利する可能性が高い

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上記でも解説しましたが、この状態であればαとβを守るべきです。(βはオレンジの範囲に対応)
チケットが僅差もしくは多少敵軍が勝る状態であれば、このαとβを守るだけで勝利できます。

下手に欲をかいて裏取りをするとデス時の再出撃待ちを突かれ、逆転される可能性があります。
わざわざ有利な状況を放棄してまで裏取りに望むのは、愚の骨頂だと言えるでしょう。

自軍の戦力が高い

自軍の戦力が敵軍に勝る場合、裏取りをせず正面を押した方が良いことがあります。
裏取りで戦力を分散させるより、一点に集中すれば押し込める速度も向上します。

さらに回り道で拠点へ向かう裏取りに比べ、拠点制圧に必要な距離も直線ですからよりスマート。
相手が裏抜けさえしない状況であれば、一気に近い拠点を制圧する方が効率的なのです。

※裏抜けとは ― 裏取りの対義語。敵軍に裏取りされることを表す。

自軍が頼りない

「自分がα付近で支援すれば、αの防衛ラインが崩れない」という状況は、意外に多々あるものです。

明らかに突撃兵・援護兵が少ないという状況は、主観視点で確認すればすぐ判明します。
防衛の維持に必要な兵科が足りないと判断したら、裏取りをせず自軍のサポートに努めましょう。

あくまで裏取りは敵軍の攪乱が目的。
拠点の制圧に成功しても、自軍拠点を1つ落とすようでは意味がありません。

裏取り中に注意すべき事項

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止まらない

裏取りで最も重要な事は、拠点制圧までのスピードです。
プレイヤーによっては裏取り中に遭遇した敵軍に、足を止めて対処していることがあります。

足を止めて対処すると、分隊と拠点から再出撃してくる敵軍を減らすことができません。
自軍は分隊から、敵軍は分隊と拠点の両方から出撃できることを忘れず、素早く行動しましょう。

釣る

次によく見られがちな状況として、近すぎる拠点を狙うプレイヤーがいます。
例図で表すとp1からのDやp2からのDにあたり、Dを制圧してもCからの戻りですぐに奪われます。

例図の状況で制圧すべきは最も前線から遠い、p3抜けのEが正解。
裏取りは拠点の制圧だけでなく、敵軍の意識と戦力を引っ張ることも意識しましょう。

釣られない

最後に敵軍が裏取りに気づいた時。
これがプレイヤーの正面なら対処しないといけませんが、後方から追いかけてくる場合には放置します。

理由は後方の敵軍に対処しようとすると、それだけ拠点の制圧が遅れてしまうため。
敵軍と適度に距離をとりつつ拠点まで引っ張れば、スポットにより容易に対処することができます。

もし裏取り中にキルしてしまうと、再出撃した敵軍がどこから来るかわからなくなってしまうのです。


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