扱う商品点数も豊富なうえ、会員登録による自動適用クーポンのおかげで商品を安く買えるNTT-X Store。
今回の記事ではこの「NTT-X Store」をよく利用する私が、ぜひ改善して欲しい梱包について解説します。
NTT-X Storeとは?
NTTグループが運営しており、パソコン関連の商品がとくに充実している大手のオンラインショップです。
20時から開催されるナイトセールや不定期発行のクーポンによって、頻繁に価格.com最安を下回ります。
とくに後者のクーポンは会員登録することで自動的に適用されるため、クーポンコードの入力忘れは皆無。
クーポン対象商品の場合はページ中央にこのような表示がされますから、購入前に確認すべきだと言えます。
検証のため注文した商品
検証のため注文した商品は、価格.comの売れ筋ランキングで1位となっている「ST8000DM004」です。
これはMulti-Tier Caching(MTC)Technologyを搭載した、Seagate BarraCudaシリーズの8TB HDDです。
NTT-X Storeの梱包について
NTT-X Storeには「メーカー直送の商品」と「NTT-X Storeが発送する商品」の2種類があります。
この記事で紹介したい「劣悪な梱包状態」とは後者のことで、かつてのPCサクセスを思い出させる酷さです。
こちらが実際に到着した商品で、運送会社は毎回「佐川急便」です。
ラベルを剥がしたところです。
外箱は無地ですから、流用しやすい点が有り難いです。
開梱すると、正面に納品書が現れます。
納品書を取り除いたところです。
緩衝材も無地ですから、こちらもオークションやフリマで役立ちます。
ちなみに余談ですが、商品の梱包に新聞紙を利用すべきではありません。
新聞紙を利用すると外箱にインクが付着し、不必要なクレームを生み出しかねないからです。
緩衝材を取り除いたところです。
これがNTT-X Storeの標準的な梱包状態で、一切の演出や誇張はありません。
もちろん商品自体は、外箱の底面と直で接触している形です。
そのため梱包状態を気にする方には、NTT-X Storeでの購入をオススメしないと言えるでしょう。
NTT-X Storeをお得に利用する方法
NTT-X Storeの欠点は上記のとおりですが「発送が早い」「決済方法が豊富」という利点もあります。
とくにドコモ回線未契約でも「dポイント」が使える点が大きく、Amazonに比べて明確なメリットです。
NTT-X Storeをお得に利用する方法
アプライドの梱包を見てみる
NTT-X Storeと全く同じ商品を「アプライド」で発注する機会があったため追記します。
運送会社は「日本郵便」です。
開封すると緩衝材が見えてくる点は、NTT-X Storeと同一です。
しかしアプライドの場合は、商品の下に僅かながら緩衝材が存在します。
商品を取り除いたところです。
緩衝材を取り除くと、納品書が現れます。
納品書を取り除いたところです。
PCデポの梱包を見てみる
3度目の検証として「PCデポ」を利用してみました。
運送会社は「佐川急便」です。
開梱すると恒例となっている、無地の緩衝材が出てきます。
この緩衝材を少し開くと、エアキャップで保護された商品本体が見えてきます。
納品書はエアキャップの中に入っています。
商品から天面までと底面との距離を比べると、商品は「底面に近い位置」にありました。
緩衝材を取り除いた状態です。
ドスパラの梱包を見てみる
3度目の検証として「ドスパラ」を利用してみました。
運送会社は「ヤマト運輸」です。
開梱すると、すぐに納品書が現れます。
納品書を取り除くと「ドスパラ楽々通信買取」のチラシが現れます。
チラシを取り除くと、商品にたどり着きます。
ドスパラの梱包は底面と側面はある程度守れますが、天面からの衝撃に弱そうです。
ツクモの梱包を見てみる
4度目の検証として「ツクモネットショップ」を利用してみました。
運送会社は「佐川急便」です。
開梱すると、すぐに納品書とチラシが現れます。
チラシの下には、大きめの緩衝材があります。
商品は上下左右から見てちょうど中央に配置されており、周囲にも緩衝材があります。
HDDを取り除くと、同梱されていたSeagateとのコラボボールペンが見えてきます。
緩衝材は下部にも十分に使われています。
今回の検証とはあまり関係ありませんが、こちらがSeagateとの「コラボボールペン」です。
表側には「ツクモのロゴ」と「Seagateのロゴ」がデザインされています。
パソコン工房の梱包を見てみる
5度目の検証として「パソコン工房」を利用してみました。
運送会社は「佐川急便」です。(送り状は取り方が雑になってしまいました)
これまでのショップの中では、最も外箱の厚みが薄いです。
開梱すると、サポートセンターに関する案内が出てきます。
案内を取り除くと、商品が見えてきます。
商品の保護にはエアキャップが用いられており、使用量は上部5mm / 下部10mm程度です。
梱包評価と梱包イメージ
自身が希望する梱包状態は「商品を中央に配置」し「緩衝材で全方向守る」という2点だけです。
この条件をどちらも満たしているのは「ツクモネットショップ」くらいです。
ショップ名 | 運送会社 | 梱包評価 |
---|---|---|
NTT-X Store | 佐川急便 | ✕ 最悪 |
アプライド | 日本郵便 | ○ 普通 |
PCデポ | 佐川急便 | ○ 普通 |
ドスパラ | ヤマト運輸 | △ 劣悪 |
ツクモ | 佐川急便 | ◎ 良好 |
パソコン工房 | 佐川急便 | △ あと一歩 |
茶色の枠が外箱のダンボールとそのサイズ、灰色が緩衝材で、青色が商品です。
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