Microsoft Officeの新バージョンとして2019年1月22日より発売される、家庭向けのOffice 2019。
今回の記事では、永続ライセンス最終版となる「Office 2019」のバージョンの違いを解説します。
バージョンの違い
どのバージョンでも「OneNote 2019」は付属せず、Microsoft Storeから入手する必要があります。
アプリ名 | Office Personal 2019 | Office Home & Business 2019 | Office Professional 2019 |
---|---|---|---|
Word 2019 | ○ | ○ | ○ |
Excel 2019 | ○ | ○ | ○ |
Outlook 2019 | ○ | ○ | ○ |
PowerPoint 2019 | - | ○ | ○ |
Access 2019 | - | - | ○ |
Publisher 2019 | - | - | ○ |
Office Home & Student 2019 for Macには、なぜか「Outlook 2019」が付属していません。
アプリ名 | Office Home & Student 2019 for Mac | Office Academic 2019 for Mac |
---|---|---|
Word 2019 | ○ | ○ |
Excel 2019 | ○ | ○ |
Outlook 2019 | - | ○ |
PowerPoint 2019 | ○ | ○ |
対応OSについて
Microsoft Office 2019には「Windows」で利用できるものと「Mac」で利用できるものがあります。
バージョン名 | 税別価格 | Windows | Mac |
---|---|---|---|
Office Personal 2019 | 29,800円 | ○ | - |
Office Home & Business 2019 | 34,800円 | ○ | ○ |
Office Professional 2019 | 59,800円 | ○ | - |
Office Professional Academic 2019 | 27,800円 | ○ | - |
Office Home & Student 2019 for Mac | 23,800円 | - | ○ |
Office Academic 2019 for Mac | 16,800円 | - | ○ |
販売形態について
プリインストール:購入したパソコンに導入されているバージョン。基本的にライセンスは「1台」です。
POSA:店頭で任意のカードを選択し、レジで有効化するバージョン。使用可能なライセンスは2台です。
ダウンロード:プロダクトキーのみ購入するバージョン。使用可能なライセンスは、POSAと同じ2台です。
バージョン名 | プリインストール | POSA | ダウンロード |
---|---|---|---|
Office Personal 2019 | ○ | ○ | ○ |
Office Home & Business 2019 | ○ | ○ | ○ |
Office Professional 2019 | ○ | - | ○ |
Office Professional Academic 2019 | ○ | ○ | ○ |
Office Home & Student 2019 for Mac | - | ○ | ○ |
Office Academic 2019 for Mac | - | ○ | ○ |
各アプリケーションの価格
複数のソフトウェアが同梱された「スイート版」のほか、各アプリは単独で購入することもできます。
アプリ名 | 税別価格 | Windows | Mac |
---|---|---|---|
Word 2019 | 14,800円 | ○ | ○ |
Excel 2019 | 14,800円 | ○ | ○ |
Outlook 2019 | 14,800円 | ○ | ○ |
PowerPoint 2019 | 14,800円 | ○ | ○ |
Access 2019 | 14,800円 | ○ | - |
Publisher 2019 | 14,800円 | ○ | - |
Project Standard 2019 | 78,800円 | ○ | - |
Project Professional 2019 | 131,800円 | ○ | - |
Visio Standard 2019 | 37,800円 | ○ | - |
Visio Professional 2019 | 71,800円 | ○ | - |
今後の動向について
マイクロソフトによると、永続ライセンスのバージョンはこの「Office 2019」が最後になるとのこと。
そのため、今後は予約購読や年間購読を表す「サブスクリプション方式」に移行しなければなりません。
もちろんPOSAもしくはダウンロード版であれば、ライセンスを移行することで継続して使用できます。
Office 2019の新機能
記載のアプリケーションは、全て「Microsoft Office 2019」のものです。
新しく導入された機能 | Word | Excel | PowerPoint | Outlook | Visio | Access | Publisher |
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視覚的なインパクトの追加 | ○ | ○ | ○ | ||||
言語の壁を取り除く | ○ | ○ | ○ | ||||
LaTeX の数式のサポート | ○ | ||||||
[変形] で効果を追加する | ○ | ||||||
探している情報をズームで見つける | ○ | ||||||
デジタル ペンを使用してスライド ショーを実行する | ○ | ||||||
新しい関数 | ○ | ||||||
最も重要なインク機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
新しいグラフでデータを視覚化 | ○ | ||||||
大きい数値 (bigint) データ型 | ○ | ||||||
タスクを簡単にリンク | ○ | ||||||
ひと目でわかるタスクの進捗状況 | ○ | ||||||
図面を簡単に作成 | ○ | ||||||
アイデアを生き生きと表現 | ○ | ||||||
アクセシビリティの問題をワンクリックで修正 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
アクセシビリティの向上に役立つサウンド | ○ | ○ | ○ | ○ |
まとめ
- Microsoft Office 2019は、WindowsとMacに対応している
- Microsoft Office 2019のライセンスは、プリインストール版を除いて2台である
- Microsoft Office 2019のスイート版は、単独購入に比べて比較的安価である
- Microsoft Office 2019は、Windows 10のみ対応する
- Microsoft Office 2019のMac版では、Access 2019とPublisher 2019が利用できない
- Microsoft Office 2019のプリインストール版は、ライセンスが1台分しかない
プロダクトキーを安く購入する方法
Office 2019の「プロダクトキーを安く購入する方法」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Office 2019】プロダクトキーを安く購入する方法【永続版】
次期バージョンから月額制のサブスクリプションになるのではないかと噂されている、Microsoft Office。
今回の記事では一度の購入で永続的に使用可能な「Office 2019」を、安価に購入する方法を解説します。続きを見る