PUBGのCPUベンチマーク結果

2017年8月11日

ついに最大同時接続数がかのCS:GOを抜き、Dota 2に迫る勢いを見せているPUBG。
今回の記事ではPUBGを動作させるにあたって、各CPUごとのフレームレートを解説します。

※注意事項

下記のテストにおけるRazenのオーバークロック周波数は、全てのモデルで3.9GHzのようです。

フルHD 中画質

ソース元がオーバークロック状態で測定しているため、定格での運用結果はわかりかねますが、
フルハイビジョン×中画質の環境下においては、概ね4コア以上のCPUを選択しておけば良さそうです。

フルHD 最高画質

続いてフルハイビジョン×最高画質の環境下では、Core i7とCore i5の差が顕著になっています。
一時的とはいえ60fpsを大きく割り込むため、高画質でプレイするならRyzen 7 1700以上が安定です。

ちなみにRyzenシリーズは比較的良好な結果となっており、そのコストパフォーマンスの高さを発揮。
さらに直近のアップデートでは6コア以上のCPUに最適化されたため、より良い結果が期待できます。

WQHD 最高画質

フルHDに比べより負荷の高いWQHD環境下では、いずれも60fpsを割り込む場面があるようです。
とはいえ上位GPUの場合は平均70fpsで推移しており、実プレイで気になることは少ないでしょう。

4K 最高画質

WQHDに比べさらに負荷の高い4K環境下では、いずれのCPUも苦戦しています。
比較対象となったCPUは全て平均60fpsを割っており、快適なプレイにはほど遠いと言えます。

前述のアップデートにより、6コア以上のCPUがどれだけ数値を伸ばしているか気になるところです。

低画質設定の場合

ソース元の情報では「中画質から最低画質にすると、30~50%のfps向上が見られる」とのこと。
そのため1080p中画質の数値に30% , 40% , 50%を加算した数値が、下記のテーブルです。

この結果からPUBGを仮に144Hzでプレイしたい場合、中画質の30%増加値を参考にしたとして、
オーバークロックを行ったCore i7-7700K以上でしか、平均144fps以上を実現できないでしょう。

 
最低fps + 30%
平均fps + 30%
最低fps + 40%
平均fps + 40%
最低fps + 50%
平均fps + 50%
Core i7-7700K
(OC)
97.9147.2105.4158.5113.0169.8
Core i7-5930K
(OC)
91.0142.998.0153.9105.0164.9
Ryzen 7 1700
(OC)
88.9132.995.8143.1102.6153.3
Ryzen 5 1600
(OC)
82.6130.988.9141.095.3151.1
Core i5-750079.4131.785.5141.891.7152.0
Ryzen 5 1500X
(OC)
79.4128.785.5138.691.7148.5
Razen 4C/4T
(OC)
77.7120.983.7130.289.7139.5
Core i3-710058.896.763.3104.267.8111.6

参考元:Best PUBG settings | PC Gamer



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