【レビュー】QcK miniをオススメする3つの理由【布素材】

2019年2月18日

SteelSeriesの知名度を大きく高めたと言って差し支えない、布製ゲーミングマウスパッドのQcKシリーズ。
今回の記事ではこのQcKシリーズにおいて、最もコンパクトなサイズの「QcK mini」をレビューします。

QcKとは?

SteelSeriesで最も売れ筋となっている、ゲーム向け「マウスパッドシリーズ」のこと。
その高いトラッキング性能に定評があり、様々なプレイヤーに適した豊富なサイズが提供されています。

発売されてからかなりの期間が経過したものの、未だ根強い人気を保っており「マウスパッドの鉄板」とも。
ちなみにQCKシリーズの中でもよく使用されている製品は「QCK heavy」と「QCK+」の2つとなっています。

どちらも面積は450mm x 400mmで同一ですが、厚みがそれぞれ6mmと2mmで違いがあります。

QcK miniの特長

今回紹介するのは、SteelSeries QCKシリーズの中で最も省スペースな「QcK mini」です。
QCKシリーズは過去使用したことがありましたが、ふと最近使いたくなったことから導入しました。

ローセンシプレイヤーには物足りないサイズですが、振り向き2cmの自身には全く問題なし。
むしろこのQcK miniですら、マウスパッドの左半分しか使用していないくらいです。

QcK miniの特長まとめ

  • 高品質の布素材を採用しており、トラッキング性能に優れている
  • コンパクトながら、ハイセンシプレイヤーにとって十分なサイズである
  • マウスパッドの底面にラバー加工が施されているため、滑りにくい
  • 丸めて持ち運べる布製のため、いつでもどこでも使うことができる
  • QCKシリーズを気軽に試しやすく、買い替えもしやすいお手頃プライスである

QcK miniの仕様

QcK miniは特殊な機能を搭載していない、厚みが2mmの最もスタンダードなシリーズに属しています。
縁へのステッチ加工は「QcK Edge」が、RGBイルミネーションは「QcK Prism Cloth」が対応しています。

ちなみにメーカーに確認したところ、QCKシリーズの表面は全て同一との回答を得ています。
ただしこの回答は「マイクロウーブンクロス」を使用した、布製のQCKシリーズに限られます。

QcK mini 内容
種類
材質 マイクロウーブンクロス
サイズ 250mm × 210mm
厚み 2mm
縁へのステッチ加工 -
RGBイルミネーション -
水洗い対応

QcK miniの外観

QcKは以前と違い、現在は紙製のパッケージにて提供されているようです。

それぞれの製品名(QcK mini)は、パッケージの中央で確認できます。

製品名が記載された面の下側には本体サイズと、サイズ感のイメージがマウスで示されています。

また側面にはマウスパッドの表面が露出しており、採用されている布素材を実際に手で触って確認できます。

そして背面には、SteelSeriesの日本正規代理店である「株式会社ゲート」の情報があります。
製品に関する問い合わせは全てこの会社が行っており、メールでの回答レスポンスも良好でした。

さらに背面中央には、日本語によるQcK miniの特長が記載されています。
その下部ある「63005」はSteelSeriesの型番であり、この番号でも製品の検索が行なえます。

パッケージを開封すると、マウスパッドを取り出すことができます。

商品内容はマウスパッドのみであり、その他の付属品は存在しません。

パッケージ側面で確認できた布素材は全体で統一されており、品質の高さが伺えます。

背面には独自のラバー加工が施されており、マウスの移動によるズレを防ぐ目的があります。

ちなみに今回紹介したQcK miniの重量は、実測で「約64g」ありました。

まとめ

QcK miniは公式が謳っている性能に疑いようがない、コストパフォーマンスに優れたマウスパッドです。

定評のマイクロウーブンクロスのトラッキング性能は十分であり、プレイ中に違和感を抱くことは皆無。
比較的滑りやすいと言われるQcKシリーズですから、スムーズで思うがままのマウス操作が行えます。

また滑りやすい一方止まりやすさにも配慮されており、適度な力のコントロールでカーソルを停止可能。
もし滑りが自身のイメージと違う場合には、マウスソールを貼り付ければ高性能と滑りを両立できます。

ちなみに布製の弱点として「汚れる」「湿度で性能が変わる」という2点が挙げられるものの、
以前使ったときに比べると素材が多少改良されたのか、どちらも気になるレベルではありませんでした。

そのほか気になる点を挙げるとすれば、少し裏面のラバー加工がイマイチで机によっては多少動くこと。
自身はオフィスデスクの上にデスクマットを使用しているのですが、保持性が高いとは言いにくいです。

ただし一般的な机であれば問題ないといえ、大きな欠点となり得ないことも事実。
定番として評価されている性能面に不満はなく、はじめてのマウスパッドにオススメだと言えます。

  • 高いトラッキング性能を誇り、正確なマウス操作が行える
  • 丸めて持ち運べるうえ、水洗いにも対応している
  • 以前に比べると汚れにくく、環境の影響を受けにくい?
  • 開梱してしばらくは、丸みのクセがとれにくい
  • 机の表面によっては、滑り止め加工が機能しにくい場合がある
  • 布製という素材のため、水分補給時に注意が必要である(液体を零すと染み込む)

オススメする理由

QcK miniをオススメする理由

  • QcKシリーズの性能に違いがない
  • QcK miniが最も安価に入手できる
  • 省スペースで場所を取らない

今回の記事タイトルで紹介した「QcK miniをオススメする3つの理由」は上記のとおりです。

まず第1にQCKシリーズに属していることから、その他のサイズと同じ性能を保持していること。
たとえminiという名前であっても、そのトラッキング性能は「QCK heavy」と「QCK+」と同一です。

続いて第2に実売1,000円未満という、気軽に試しやすい価格帯であること。
QCKは別のマウスパッドのレビュー基準としても利用されるため、自身に適合しなくとも無駄になりません。

そして第3にコンパクトなサイズ感のため、設置スペースを取らず保管にも困らないこと。
それでいて一般的なパソコン操作で支障のないサイズはありますから、他にも流用しやすいです。

とはいえ、ゲームを目的としたマウスパッド選びにおいて「大は小を兼ねる」という話もありますから、
「試す」よりも「使う」可能性が高そうなのであれば、320mm x 270mmのQCK以上を選びましょう。

噂によると汚れるたびにマウスパッドの向きを変えて、4隅で4倍利用するプレイヤーもいるそうですし……

SteelSeries QcK mini
総合評価4.5

★★★★★

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