ついに2022年2月22日から他キャリアの一括1円に並ぶ、iPhone SEの「一括1円」を始めた楽天モバイル。
今回の記事ではこの「一括1円の仕組み」と、実質マイナスとなるキャンペーンの詳細を解説します。
iPhone SE一括1円とは?
昨年から様々な販売店で行われている、乗り換えでiPhone SEが「一括1円」で手に入る施策のことです。
このキャンペーンに特別な条件はなく、本当に乗り換えで加入するだけで本体がもらえてしまいます。
しかも端末は第2世代のiPhone SEですから、4.7インチというサイズに目を瞑ればiPhone 11と同性能。
さらにコロナ禍では顔認証よりも便利な指紋認証に対応しており、今なお現役で使えるスマホだと言えます。
補足として「iPhone一括1円」と表記しているのは、iPhone SE以外でも一括1円で手に入る店舗があるから。
それらを表立っては紹介できないため、自らの足や交渉を駆使して見つけ出してください。
追加情報
はじめに
記事公開当初は、iPhone SE購入金額分のポイントが戻ってくる「実質1円」でした。
しかし現在はよりお得な「一括1円」となっているため、店頭在庫を狙いましょう。
実質1円 ⇒ iPhone SEを44,800円で買うと、後日44,799円相当のポイントが還元される
一括1円 ⇒ iPhone SEが1円で買える。ポイント還元を待つ必要がなく、初期費用が1円
さらに楽天モバイルへ初めて契約する場合には、どちらの状況下でも「5,000ポイント追加」です。
実質0円の仕組み
今回のキャンペーンで重要なのは、加入と同時に「iPhone SE(第2世代)64GB」を購入する点です。
店頭で端末代金の44,800円を支払う必要はありますが、後日44,799円相当のポイントが戻ってきます。
つまり差し引き実質1円で、iPhone SEが手に入るということです。
――それでは「実質0円」とは何か?
その仕組みは楽天モバイルへの加入が「初めてかどうか」が分岐点となります。
実質マイナスの仕組み
実は先ほどの実質1円は、過去に楽天モバイルを利用した経験があっても対象となります。
しかし楽天モバイルへの加入が初めての場合、さらに「5,000ポイント」が追加で付与されます。
そのため初めて楽天モバイルへ加入しながらiPhone SEを購入すると、実質4,999円得になるのです。
それぞれの契約形態と購入方法における実質価格は、下記のとおりです。
端末購入 ⇒ iPhone SEの購入のみ
同時購入 ⇒ iPhone SEの購入と、楽天モバイルへの加入(加入経験あり)
完全新規 ⇒ iPhone SEの購入と、楽天モバイルへの加入(加入経験なし)
iPhone SE 64GB | 端末購入 | 同時購入 | 完全新規 |
---|---|---|---|
端末価格 | 44,800円 | ||
ポイント付与 | 24,799ポイント | 44,799ポイント | 49,799ポイント |
実質負担額 | 20,001円 | 1円 | -4,999円 |
iPhone SE(第2世代)をお得に購入する方法
ここまでの流れをまとめました。
これらの条件を満たせば「44,799ポイント」が、初めてなら「合計49,799ポイント」が付与されます。
このとき注意すべき点は、付与されるポイントの有効期間が「ポイント付与日を含めて6カ月」であること。
ポイントが付与されたことに気づかず有効期限を迎えると、iPhone SEをただ購入しただけと変わりません。
『6カ月の間に4万を超えるポイントなんてどう使うの?』という人は、楽天ペイを利用しましょう。
楽天市場でポイントを使うのは難しいですが、日々通っているショップなら簡単に使いきれるはずです。
iPhone SEをお得に購入する方法
- 近隣の楽天モバイルショップに向かう(可能な限り来店予約推奨。混雑が予想される)
- 新規、乗り換え、楽天モバイル(旧プラン)からの切り替えで、楽天モバイルへ加入する
- 楽天モバイルへの申し込み日と同日に、iPhone SE(第2世代)64GBを購入する
- Rakuten UN-LIMIT VIを開通させ、プランの利用を開始する
- 申し込みを行った回線で「Rakuten Linkアプリ」を利用し、10秒以上通話する
楽天モバイルの月額料金
楽天モバイルはCMでも散々言われているように、迷うことがない「ワンプラン」が評価されています。
現行のプランは「Rakuten UN-LIMIT VI」のみで、月額はデータの使用量に応じて変化するシステムです。
楽天モバイルの魅力は「Rakuten Link」を利用することにより、国内通話かけ放題が実現できることです。
また月間のデータ使用量を1GBに押さえれば、なんと月額0円まで実現できてしまいます。(※1回線目のみ)
楽天モバイルのリスクまとめ
iPhone SE(第2世代)の実質0円キャンペーンに加え、わかりやすい料金体系を持つ楽天モバイル。
しかしその楽天モバイルにも弱点があり、競合の大手3キャリアとはサービス面で大きな差があります。
また加入する際には下記に提示したリスクを確認し、十分理解した上で契約するよう心がけましょう。
とはいえ楽天モバイルは加入も転出も0円ですから、気に入らなければ乗り換えればいいのです。
楽天エリア ⇒ 楽天が自社設備で提供しているエリア。このエリア内では、データ使用量が無制限である
パートナーエリア ⇒ auから借りているエリア。このエリア内では、データ使用量が月間5GBとなる
楽天モバイルのリスク
- 実店舗が少なく、そもそもサポート自体がたいてい混んでいる
- システムも負荷に弱く、しばしば契約業務がストップしている
- そのためタイミングによっては、契約自体がスムーズに行えない
- 契約後は楽天エリアとパートナーエリアの切り替えに、手間取ることがある
- コストの削減からパートナーエリアが徐々に減少しており、圏外になりやすい
実際にキャンペーンを検証してみた
記事の内容確認を目的として、実際にキャンペーンを試してきました。
自身の知識は「楽天モバイルの契約を取れるレベル」なので、拘束時間は5~10分でした。
※事前に準備するもの
・1点で確認できる身分証明書(携帯契約に必須)
・クレジットカード
・楽天会員のログイン情報(既存会員の場合)
キャンペーン適用の流れ
- 楽天モバイルの実店舗に行き、iPhone SEのキャンペーンを希望する
- 楽天スタッフがキャンペーンの適用可否をデスクに確認する
- キャンペーン適用可能であれば、契約の受付が始まる
- 回線開通を確認したら、Rakuten Linkをインストールする
- Rakuten Linkで発信し、10秒以上の通話を行う
- 翌々月に楽天ポイントが付与されていることを確認する
iPhone SEの購入証明
今回は「楽天ポイント」で購入しました。
引用元:楽天モバイル
スマホ料金最適化 ⇒ 月額290円でドコモ回線、月額0円でau回線