テンキーレスキーボードの中で、ゲーミング向けとして根強い人気のRealforce 91UBK。
今回の記事ではこのRealforce 91UBKと、Realforce 91UDK-Gの違いについて解説します。
Realforceとは?
疲れにくく耐久性に優れる、静電容量無接点方式を採用した東プレ製キーボードのこと。
高速入力・長時間作業に最適な設計となっており、一般作業からゲーミングまで幅広く適します。
またユーザーに適した製品が選べるよう、様々な種類のRealforceキーボードが存在。
テンキーレスや静音キースイッチ、DIPスイッチにバックライト搭載モデルなどがあります。
ちなみにRealforceを選ぶ上で重要なのは、キー配列・キー荷重・キー刻印の主に3種類の要素。
キーボードはマウスと同じく長く使うものですから、実際に操作してから購入することをお勧めします。
Realforce 91UBK
Realforceシリーズの中で最も安価に購入可能な、テンキーレスキーボード。
その導入の手軽さから圧倒的にユーザーが多く、ホワイトカラーも存在します。
Realforce 91UDK-G
全キーが45gに統一された、テンキーレスのゲーミングキーボード。
本体裏面にはDIPスイッチを備え、4種類のキー機能入れ替えに対応しています。
さらに交換用のキートップや、キー引き抜き工具が付属しています。
2つの製品の違い
Realforce 91UBK | Realforce 91UDK-G | |
---|---|---|
スイッチ | 静電容量無接点方式 | |
配列 | 日本語配列 91キー | |
キーストローク | 4mm | |
キー荷重 | 変荷重 | ALL 45g |
キートップ色 | ゴールド | ブラック |
カナ刻印 | 無し | |
キー刻印 | レーザーマーキング | 昇華印刷 |
サイズ | 168.5mm × 366mm × 38mm | |
重量 | 約1.2kg | |
インターフェイス | USB | |
ケーブル長 | 約1.6m | |
備考 | - | DIPスイッチあり |
キー荷重について
Realforce 91UBKはRealforce 91UDK-Gと違い、変荷重を採用しています。
変荷重とはキーの位置により反発力が変化する方式で、3種類のキー荷重が存在します。
一方のRealforce 91UDK-Gは、どのキーでも荷重が変化しないALL 45g統一となっています。
キー刻印について
キーの刻印方式には、レーザーマーキングと昇華印刷の2種類が存在します。
どちらも印字が消えにくい方式ですが、後者の昇華印刷のほうがより耐久性が高いです。
また昇華印刷はレーザーマーキングに比べ、文字印刷の厚みを感じにくい特徴も。
ただし文字の印字が見えにくくなるため、タッチタイピングに慣れている方向けだと言えます。
DIPスイッチについて
Realforce 91UDK-Gの本体裏面には、DIPスイッチが搭載されています。
このDIPスイッチスイッチを操作することで、以下4つのキー機能入れ替えが行えます。
・左CtrlキーとCapsLockキーの入れ替え
・Windowsキーの有効 or 無効の切り替え
・Escキーと半角/全角キーの入れ替え
・アプリケーションキーの有効 or 無効の切り替え
ゲーミング用途では、Windowsキーやアプリケーションキーの無効化がきっと役立つことでしょう。
付属品について
Realforce 91UDK-Gには、交換用キートップとキー引き抜き工具が付属します。
交換用キートップはWASDキーのほか、左CtrlキーとCapsLockキーの6個セットです。
交換用の左CtrlキーとCapsLockキーは、前述のDIPスイッチと組み合わせて利用します。