HyperX Cloud Revolver ヘッドセット レビュー

2016年5月14日

優れたコストパフォーマンスで人気のある、キングストンのHyperX Cloudシリーズ。
今回の記事ではその最新作となる、HyperX Cloud Revolverをレビューします。

目次

紹介動画

ポイント

HyperX Cloud Revolverの特長

50mmドライバー
距離感と奥行きを作り出す、ワイドレンジを実現します。
スチールフレーム
外観と耐久性に優れた、スチールフレームを採用しています。
着脱式マイク
取り外しが容易な、着脱式のノイズキャンセリングマイク搭載です。

商品説明

今回の商品は、キングストン様から提供頂いたものです。

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パッケージには、このシリーズの伝統であるブラックとレッドを採用しています。

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背面には各部位の解説が行われており、日本語での表記も存在します。

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外箱をスライドさせると、内箱が現れます。

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ヘッドセットは、このように収納されています。

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商品内容はヘッドセット、取扱説明書×2、マイク、変換ケーブルの5点です。

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ヘッドセットの外観です。

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マイクと変換ケーブルを接続した状態です。

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マイクは左側に挿し込んで使用する設計です。

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側面には、左右を表すLとRの表記が存在します。

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登頂部には、耐久性に優れたスチールフレームを採用しています。

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またクッションには、シリーズ名のHyperXロゴが存在します。

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低反発レザーレット素材を使用したクッションは、使用時に持ち上がる設計。
ヘッドバンドの長さ調節機構は備えていませんが、常に快適なフィット感を実現します。

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イヤーパッドは、耳をすっぽり覆うサイズです。

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このように、イヤーパッドの厚みも充分です。

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ヘッドホンからは、4極のステレオミニプラグが伸びています。
スマートフォンやタブレット、家庭用ゲーム機で利用する場合に適します。

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変換ケーブルに備えられた、コントローラーです。
正面のスライドスイッチにより、マイクのミュートが行えます。

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側面ではボリュームの調整が行え、背面には便利なクリップを備えています。

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コントローラーの上部には、ステレオミニジャックを搭載しています。

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ここにヘッドセットから伸びたプラグを接続することで、3極に変換できます。

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ヘッドセットの重量は、ケーブル抜き・マイク込みで約368gです。

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着脱式マイクの先端はこのようになっており、

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終端をヘッドセットの左側に挿し込んで使用します。

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ヘッドセットの重量は、ケーブルとマイク抜きで約352gでした。

まとめ

これまでのHyperX Cloudシリーズから、形状が洗練されたゲーミングヘッドセットです。
まず特長的な部分は登頂部にあり、採用されたスチールフレームにより大変スタイリッシュです。

またヘッドバンドの長さは手で調整する必要がなく、頭を乗せるだけでフィットする構造。
この構造はオーディオテクニカの3Dウイングサポートに近く、装着感に大変優れています。

側面のバンドを伸縮する方式では微妙に左右の長さがズレて、プレイを阻害することも。
その点今回の構造であれば常に良好な装着感を保てることから、プレイに集中しやすいです。

そして前述のスチールフレームは、デザイン性と耐久性の両方を向上させる素材として機能。
プラスチックでは実現できない薄さを保ちつつ、過酷なゲーミング環境を支えてくれます。

それから着脱式のノイズキャンセリングマイクには、位置調整が行えるフレキシブルアームを採用。
ある程度の範囲内であれば自由に動かせるため、プレイヤーの好みに合わせることができます。

そのほか接続方式は4極および3極のステレオミニプラグに対応しており、様々な端末に対応可能。
パソコンと接続する場合には、付属のコントローラー付き3極変換ケーブルを使用する設計です。

このコントローラーにはボリュームコントロールと、スライド式のマイクミュートスイッチを搭載。
さらに背面には小さなクリップを備え、任意の場所に挟み込んで固定することもできます。

――ここからは、実際の使用感について。

まず搭載された50mmドライバーが、低音寄りの迫力ある音を実現しており、定位感も良好。
特長的なヘッドバンド構造によって長時間のプレイも集中して行え、聞き疲れもしにくい傾向です。

その音質はゲームだけでなく、一般音源においても現在使用しているPC350に比べると明瞭な印象。
もちろんゲーミング向けのため手放しで褒められる程ではありませんが、充分妥協できる範囲でしょう。

つぎにノイズキャンセリングマイクは確かに雑音を抑えており、主要なボイスチャットソフトに対応。
マイクの使用頻度が少ない場合には外せる着脱式であることも、多様なニーズに答えられる特長です。

しかしマイク音質という点においては並~良の間に留まっており、優秀なPC350レベルには達せず。
そのうえ双方のスピーカーから音が多少漏れるようで、それがマイクに入り込みエコーを発生させます。

とはいえこの点に関しては、ボイスチャットの音声認識レベルを調整することで対応できるため、
ヘッドセット導入直後はソフトの設定を調整して、ちょうど良い認識具合を探ると良いでしょう。

――デザインが大きく進化したことで、より訴求しやすくなった今回のHyperX Cloud Revolver。

まとめると定位感と装着感に優れ、標準で4極と3極に対応できる高い汎用性が優れている点。
その反面ボイスチャットソフトでの設定を要するマイクの癖が、改善すべき点だと言えるでしょうか。

少なくともデザインに惹かれ手に取ったとして、損をしない水準のヘッドセットだと考えます。

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