530M トリガーボタン搭載ゲーミングマウス レビュー

2016年6月18日

最大5000dpiのPMW3310DHセンサーを内蔵した、ゲーミングマウスの530M。
今回の記事では瞬時の操作を可能にするトリガーボタンも備えた、この商品をレビューします。

目次

ポイント

530Mの特長

最大5000dpi対応
PMW3310DHセンサーを採用し、dpiは好みの値に設定可能です。
トリガーボタン
人間工学により押しやすい、プログラム可能なボタンです。
1000Hz対応
手の動きを瞬時に伝える、高速なポーリングレートです。

商品説明

今回の商品は、COUGAR様から提供頂いたものです。

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パッケージには、内容物のカラーが反映されているようです。

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パッケージ背面には、商品の特長が記載されています。

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商品内容はマウス本体、取扱説明書、ステッカーの3点です。

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取扱説明書は折りたたまれており、広げるとB5くらいのサイズになります。

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一部を除き、説明の内容には主に英語が使用されています。

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本体の外観です。
今回紹介するカラーはアーミーグリーンですが、他カラーにシルバーもあります。

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ボタンには500万回クリックの耐久性を誇る、オムロンマイクロスイッチが採用されています。

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中央にはプログラム可能な、トリガーボタンを搭載しています。

530m-trigger

このトリガーボタンは押すのではなく、引く動作で入力される設計です。

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マウスの形状はゲーマーの手にフィットするよう、デザインされています。

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表面には快適なプレイをサポートするという、コーティング塗装がなされています。

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プレミアムコーティングというこの加工により、適度な光沢を放っています。

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光を直に当てると、このように多少の反射が見受けられます。

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全体的なデザインは、奇抜さのないスタンダードな形状に抑えられています。

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ゴム製のホイールは滑りにくくヌル目のスクロール感で、クリックの反発も良好です。

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マウス中央上部に向かって、緩やかに傾斜しています。

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530Mの特長の一部として、ケーブルがマウス左側から伸びている点が挙げられます。

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マウスの左側面です。

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サイドボタン前方には、現在のプロファイルを表すLEDを搭載しています。

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このLEDは内蔵されたオンボードメモリと連動し、1680万色から選択できます。

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LEDは前方だけでなく、後部にも存在します。

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全体が光りがちな昨今のマウスの中、この商品は控えめです。

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確かなクリック感を備えたサイドボタンは、ストロークも短めです。

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マウスの左後部です。

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マウスの後部です。

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マウスの右後部です。

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マウスの右側面です。

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両側面はマウス表面と違い、プレミアムコーティングがなされていません。

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しかし独自の滑り止め加工により、常に安定したグリップを実現します。

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ソールはマウス前方両端に2枚、マウス後方に1枚となっており、大きいですが薄めな印象。
またセンサーはケーブルと違って左に寄ることなく、中央に搭載されています。

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ケーブルには編み込みケーブルを採用しており、取り回しが良いうえに長寿命です。

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コネクタの工作精度は問題ありませんが、金メッキではないようです。

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今回のゲーミングマウス 530Mの重量は、ケーブルを除いて約113gでした。

ソフトウェア

パフォーマンス

マウスの基本的な設定を行う項目です。

dpiは50~5000まで、50dpi刻みで設定できます。
後述のキー割り当てにスナイパーを設定すれば、該当のボタンを押した時のみdpiを固定できます。

530m-performance

キー割り当て

各ボタンにキーを割り当てる項目です。

右側のウィンドウから好みの機能を選択し、該当のボタンへドラッグ&ドロップで割り当てます。
ただしショートカットキーを設定する場合は、割り当てた機能をまずゴミ箱へ移動させます。

530m-key-delete

その後「なし」と表示されたボタンをタブルクリックすると、ショートカットキーの設定画面が現れます。

530m-shortcut

割り当て可能な機能の一覧です。

530m-key-config

530m-dpi 530m-sniper

530m-mode 530m-instant-mode

530m-program 530m-media

クイック起動を割り当てた場合は、実行ファイルのパスも指定します。

530m-program-2

ライティングコントロール

マウス左側面と後部に内蔵されたLEDを管理する項目です。

点灯色は1680万色から任意に選択できるため、ユーザーの好みに合わせられます。
またLEDは、点滅・常時点灯・イルミネーション・オフという、4種類から選択できます。

530m-light-control

まとめ

スタンダードな形状を採用した、最大5000dpi対応のゲーミングマウスです。
本体はゆったりした大型サイズになっているため、つまみ持ちよりもかぶせ持ちに適します。

また解像度は50~5000dpiまで50dpi刻みで設定でき、X-Y軸を独立して入力することも可能。
メインボタンにはオムロンマイクロスイッチを備え、快適なプレイを長期間サポートしてくれます。

さらに本体中央に備えられたトリガーボタンは、押すのではなく引くという新しい操作で新鮮そのもの。
マウス表面のコーティングは半光沢ながら、汗をかいても滑りにくい塗装になっているため安心です。

そして両側面には独自のハニカム加工を施し、グリップ感の向上に貢献。
マウス前方左から伸びる編み込みケーブルは、癖は強いものの絡みにくい特長があります。

そのほか恒例のCOUGAR UIXシステムは、どのデバイスでも統一されているたため安定した操作感。
最大3つのプロファイルはオンボードメモリに保存でき、任意のタイミングで切り替えできます。

――ちなみに実際に使用して、惜しむべき点は2つほど。

まずは両側面にプレミアムコーディングがなされていないこと。
確かに滑り止め加工は存在するものの、手汗を大量にかく方には効果が少ない印象です。

つぎにサイドボタンが認識するまで、ある程度の力を入れなければならないこと。
誤動作が少ないという利点はありますが、もう少し柔らかいほうが個人的には好みです。

とはいえ、下スクロールをする流れで引けるトリガーボタンは、大変興味深い機構。
内蔵されたLEDが大きく主張することなく、控えめな位置に存在する点も高評価です。

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