クアッドコアのAtom Z3735Fと、OGS液晶パネルを搭載した8型タブレットのV80 SE。
今回の記事では高解像度の1,920x1,200にも対応している、この商品をレビューします。
参考動画
ポイント
V80 SEの特長
- OGS液晶搭載
- タッチセンサーとガラスが一体化した、OGS液晶搭載です。
- WUXGA対応
- より多くの情報を表示できる、1,920x1,200対応です。
- クアッドコア
- 4コア/4スレッドのAtom Z3735Fを採用しています。
スペック
V80 SE | 名称 | 備考 |
---|---|---|
サイズ | 8型 | OGS液晶 |
OS | Android 5.1 | |
CPU | Atom Z3735F | 4コア/4スレッド |
メモリ | 2GB | DDR3L |
ストレージ | 32GB | eMMC |
最大解像度 | 1,920x1,200 | WUXGA |
マルチタッチ | 5点 | |
無線 | 802.11b/g/n | |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | |
カメラ(フロント/リア) | 30/200万画素 | |
カードスロット | microSD対応 | |
バッテリー | 4,200mAh | |
重量 | 約312g | |
付属品 | USBケーブル |
商品説明
パッケージは余計な装飾がなく、ホワイトを基調としたデザインです。
パッケージの裏面には、型番やスペックが掲載されています。
商品内容は、タブレット本体、USBケーブル、取扱説明書×2、保証書の5点です。
本体カラーは2色あり、今回提供頂いたのはサファイアブルーです。
画像ではわかりにくいですが、液晶画面周囲のベゼルが濃い紺色です。
電源を入れたところです。
V80 SEはタッチセンサーとガラスを一体化させたOGS液晶を搭載していることが特長。
従来の商品とは違いガラスと液晶の隙間が存在しないため、コストや厚みを削減できます。
本体背面や周囲には、白色のプラスチックを採用しています。
多少安っぽくはありますが、緻密な模様により滑りにくくなっています。
本体側面には、電源ボタンやボリュームボタンを搭載しています。
片側にボタンがまとめられているため、迷わず操作できます。
背面上部には、200万画素のカメラとmicroSDスロットを搭載しています。
本体天面には、ヘッドホン端子とmicroUSB端子を搭載。
最も右にあるDC端子は電源供給用だと思われますが、ケーブルは付属していません。
今回の8型タブレットであるV80 SEの重量は、約312gでした。
日本語化
起動初期の画面です。
日本語表示に変更する場合は「Settings」を選択します。
「Language & input」を選択します。
「Language」を選択します。
「日本語」を選択します。
すると、対応したアプリが日本語表示に変わります。
ベンチマーク
Antutu Benchmark
3DMark - The Gamer's Benchmark
Geekbench 4
Quadrant Standard Edition
Vellamo Mobile Benchmark
PCMark for Android Benchmark
まとめ
クアッドコアのAtom Z3735Fにより、ある程度快適な操作が行える8型タブレットです。
周囲や背面のプラスチックが安っぽいですが、側面にあるボタンの反応は良好です。
また特長的なOGS液晶の感度も問題なく、一般的な液晶と大差無い反応。
コントラストや輝度も充分にあり、1,920×1,200という解像度であることも評価できます。
さらに前回のTeclast X10 3Gとは違い、デフォルトで日本語表示に対応。
設定から言語変更を行ったのち、Playストアから日本語キーボードを導入すれば完了です。
ちなみに試用中に気になった点を挙げるとするなら、まず動作のカクツキ。
ベンチマークを複数同時にダウンロードした際、少し待たされることがありました。
そのほか無線の安定性が悪く、十数秒経つと再接続を選択せねばならなかったこと。
これは詳細設定を変更しても改善せず、ブラウザを立ち上げるたびに面倒でした。
しかしこの症状は開梱後しばらくしか再現せず、一度再起動することで解消。
以後は再現していないため、同様の症状が出た場合には再起動を推奨します。
全体的なまとめとしては、コストパフォーマンスに優れた印象。
個人的にタブレットの性能向上はノートPCに比べてより顕著だと考えているため、
このあたりの価格帯のタブレットを数年置きに変更したほうが、満足度は高くなるでしょう。
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