軽量性と剛性を両立させる、アルミニウム合金7075採用のトレッキングステッキ。
今回の記事では登山やトレッキングに最適だとされる、この商品をレビューします。
レビュー動画
トレッキングステッキのポイント
- アルミ採用
- 剛性を保ちつつも軽量な、アルミニウム合金7075を採用しています。
- 衝撃吸収機構
- 手首等への衝撃を吸収する、アンチショック機能を備えています。
- EVA素材採用
- EVA発泡ハンドグリップにより、快適な持ちやすさを保ちます。
商品説明
商品箱は無地になっており、外観からは何が入っているか予想がつきません。
商品内容はトレッキングステッキ×2本、バスケット×2個、接続用パーツの5点です。
ハンドグリップにはEVAフォームを採用し、持ちやすい形状になっています。
ハンドグリップの上部には、視認性の高いブルーのゴムを採用しています。
同じくハンドグリップ上部には、長さ調節が可能なハンドストラップを備えています。
このハンドストラップは上部を引っ張れば長く、下部を引っ張れば短くなる構造です。
ステッキの中央には、メーカーロゴが印刷されています。
ステッキには3つの軸を備えており、それぞれ伸縮できます。
ただし主に操作する軸は、①で示した最もハンドグリップに近い軸です。
②や③は若干細いため、必要な時だけ伸ばしましょう。
1番目の軸には、ステッキ両方の長さを合わせやすい目盛りが存在します。
ステッキ側にはストップの表示と、採用されている素材(Duralumin 7075)の記載があります。
目盛りは105~135cmまで存在し、細い線は1cm刻みとなっています。
また1番目の軸の直上には印があり、軸の固定方法が示されています。
色のついたステッキ側ではなく、軸のほうを左に回すと緩みます。
反対に軸のほうを右に回すと締まります。
体重をかけた時に縮まることがないように、しっかり固定しておきましょう。
2番目の軸です。
1番目と違い目盛りはありませんが、ストップ表示と材質の表示はあります。
ストップの表示以上に伸ばそうとすると分解しますから、ストップが見えたら固定します。
3番目の軸です。
2番目の軸と同じデザインですがさらに径が細くなり、文字も小さくなっています。
地面と接することになる、ステッキの先端です。
付属しているバスケットです。
このバスケットは傘状になっており、ステッキの沈み込みを防ぐ効果があります。
先端のゴムキャップです。
こちらも取り外しができるようになっており、設置面に合わせて着脱します。
表面はこのように滑りにくいデザインとなっています。
ゴムキャップを外した状態がこちらです。
ステッキ2本を接続するパーツです。
収納時に役に立つことがあるかもしれません。
Duralumin 7075とは?
7000系合金と呼ばれる系統で、主にアルミニウムと亜鉛・マグネシウム・銅の合金であり、アルミニウム合金の中で最高の強度を誇る。
商品にある記載とWikipediaの表記内容が正しいとすれば、強度に不安はなさそうです。
まとめ
鮮やかなブルーのハンドグリップと、同じく鮮やかなグリーンが目を惹くトレッキングステッキです。
ハンドグリップは手に沿った形状で保持しやすく、ハンドストラップまで付いています。
またステッキ本体にはアルミニウム合金7075とタングステン鋼を採用し、軽量ながらも高剛性を実現。
ステッキの長さ調節は合計3つの軸で行え、長さの固定は軸自身を回して締めるだけの手軽さです。
さらに接地時に軽い反発を生むアンチショック機能により、接地後のハネ返りを軽減。
周囲に十分注意してステッキ1本に力をかけてみましたが、保持力は相当なもので驚きました。
ちなみにステッキ1本の重量は、バスケット込みで約246gです。
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