時間の管理に便利な「カウントダウン」や「ミュート」機能を搭載した、シンプルな学習タイマーのT-584。
今回の記事ではこの「T-584」を実際に購入し、外観・仕様・操作方法・使い勝手についてレビューします。
同類品の紹介動画
今回紹介する「T-584」とは側面のボタンの数が異なる「T-186」の動画ですが、機能や使い方は同じです。
そのため事前にこちらの動画を視聴して頂ければ、きっと後述する商品のイメージが掴めるはずです。
T-584の特長
T-584は上部のボタンを押して「スタート・ストップ」を切り替え可能な「デジタル表示」のタイマーです。
任意の時間を設定する「カウントダウン」はもちろん、時間を計測する「カウントアップ」にも対応します。
T-584の特長まとめ
- 操作を行うSTART/STOPボタンが大きく、押しやすい設計である
- LEDランプとアラーム音を搭載しており、消音設定に対応している
- カウントダウンだけでなく、便利なカウントアップ機能を搭載している
- 誤操作を防止する、キーロック機能を搭載している
- 電池が付属しているため、すぐに利用することができる
公式サイト:T-584
T-584の商品内容
こちらがdretecの学習に便利なタイマーである「T-584」のパッケージです。
開梱すると商品本体のほかに「取扱説明書・保証書」が付属しています。
パッケージ裏面の台紙には「主な特徴」と「製品仕様(後述)」が掲載されています。
タイマー本体です。
本体上部には大きなボタンを搭載しており、大変押しやすいです。
側面には誤動作を防止する「キーロック」と「サウンド」を搭載しています。
どちらのボタンもスライド式になっており、右側にスライドさせると有効になります。
裏側の外周には滑り止めを備え、電池蓋を開けると電池の交換が可能です。
このT-584は「動作確認用」という名目ながら、標準で電池が付属しています。
タイマー本体の重量は、電池込みで「約51g」でした。
T-584の仕様
T-584の「仕様」です。
T-584の仕様 | 内容 |
---|---|
表示方法 | 液晶デジタル 7桁 |
動作温度範囲 | 0 ~ 40℃ |
使用電池 | 単4形乾電池×2個 (動作確認用電池付き) |
電池寿命 | 約1年間 (アラームを「1日15秒×2回」鳴らした場合) |
最大セット時間 (カウントダウン) | 199時間59分59秒 |
最大表示時間 (カウントアップ) | 199時間59分59秒 |
T-584の操作方法
T-584の「操作方法」です。
T-584の操作方法 | 有効となる機能 |
---|---|
スタートボタン | タイマーの一時停止や再開 |
時・分・秒ボタン | それぞれの数値を設定する |
分ボタン + 秒ボタン | タイマーをリセットする |
時ボタン | タイマーを設定した数値に戻す (カウントダウンの一時停止中のみ) |
T-584のレビューまとめ
自身の希望する条件を全て満たした、稀有な存在と言わざるを得ないシンプルなデジタルタイマーです。
本体には「ぷにぷに」とした感触の大きなボタンと、時間設定用の小さなボタンを搭載しています。
基本的な使用方法は正面の小さなボタンで時刻を設定し、奥の大きなボタンでカウントダウン開始。
その後大きなボタンを押すたびに、タイマーの一時停止と再開が可能になっています。
また1度設定した時間はカウントダウン完了、または「時間戻し操作」を行うことによりリセット可能。
分と秒を同時押しすることで発動するリセットは、設定をリセットする操作なので注意しましょう。
私が評価しているポイントは2点あり、まず他のタイマーではあまり見かけない消音が可能なこと。
さらにカウントダウン完了時に、放置しておけば最初に設定した時間へと自動で戻ることです。
私は効率を最重要視しているため、アラームの音で意識を引っ張られることすらイラついてしまう性分です。
しかしこの「T-584」であれば視界の隅でLEDが光り、カウントダウンの完了を優しくお知らせしてくれます。
強いて気になる点を挙げるとすれば、本体色がホワイトしかなくブラックが販売されていないこと。
そして光沢のボディを採用しているため、時間帯や天候によっては光がどうしても反射してしまうことです。
――とはいえ、それをマイナス評価に加えることを躊躇するほど、機能面で満足しているこのタイマー。
私は基本的に満点を付けることはありませんが、現時点でこのT-584は数年ぶり?の100点間違いなしです。
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