MP3/WMA/OGG/APE/FLAC/WAV/AAC-LC/ACELPなどの形式に対応するという、MP3プレーヤーのTeptts A9。
今回の記事ではこの「Teptts A9」にMP3ファイルを転送し、その仕様や使い勝手についてレビューします。
Teptts A9の特長
Teptts A9の特長まとめ
- 2.4インチのTFTカラー液晶を搭載している
- 本体下部のパネルを軽くタッチするだけで操作できる
- 様々なファイル形式に対応している
- イコライザー機能や16GBの本体メモリーを内蔵している
- microSDカードを挿入して、容量の拡張が行える
Teptts A9の製品仕様
実物のパッケージに記載されていた「製品仕様」です。
Teptts | 製品仕様 |
---|---|
型番 | A9 |
サイズ | 106×49.5×9.7mm |
ディスク容量 | 16GB |
重さ | 86g |
画面の解像度 | 320×240 |
言語 | 日本語対応 |
音楽形式 | MP3 / WMA / WAV / APE / FLAC / AAC-LC / M4A / OGG |
録音形式 | WAV / MP3 |
イメージ形式 | JPEG / BMP / GIF |
内蔵バッテリー | リチウムポリマー(450mAh) |
Teptts A9の写真レビュー
Teptts A9のパッケージ表面です。
下部の「MP3プレイヤー」という文字が哀愁を誘います。
パッケージの裏面には、前述した「製品仕様」が記載されています。
箱の裏には「18ヶ月保証期」と記載されたQRコードが貼り付けられています。
文面から察するに、ユーザー登録をすると保証期間が延長されるのでしょうか。
商品内容は、MP3プレーヤー本体、取扱説明書、microUSBケーブルの「合計3点」です。
MP3プレーヤー本体です。
右側面には、ボリュームボタンが搭載されています。
底面には、左からmicroUSB端子、microSDカードスロット、イヤホン端子が存在します。
左側面には、電源スイッチとストラップホールが存在します。
天面には、スピーカーが内蔵されています。(上手く撮影できませんでした)
MP3プレーヤーの電源スイッチを入れたところです。
MP3プレーヤーの背面です。
原産国は当然ながら「中国(Made in China)」です。
MP3プレーヤーの重量は、実測で「約88g」でした。
Teptts A9の詳細レビュー
カラー液晶とタッチパネルに加え、容量を拡張できるmicroSDスロットを搭載したMP3プレーヤーです。
筐体はピアノブラックを採用しており、Bluetooth内蔵ですから便利なワイヤレスイヤホンも使用できます。
基本的な操作方法としては側面の電源スイッチを入れ、まず最も左上にある「音楽」をボタンで決定します。
つぎに上から2番目にある「レジューム再生」を選択すれば、電源オフ時の部分から音楽の再生が可能です。
注意すべきは「シャッフルの有無」で、画面左下に矢印が交差するようなアイコンがあればシャッフル有効。
逆に矢印が平行になっていればシャッフル無効ですから、音楽の視聴前に確認しておくと良いでしょう。
――さて今回のレビューに際し、自身が確認したのはMP3ファイルを本体に直接転送しての再生です。
転送方法は付属のmicroUSBケーブルをパソコンに接続して行いましたが、速度が遅い点以外は普通そのもの。
16GBという容量は人によっては少ないかもしれませんが、高音質はない音声のみを聞く私には十分でした。
Teptts A9で評価できる点はバッテリーの持続時間で、商品ページでは「最大60時間連続再生」とのこと。
実際にそこまで持つかは未検証ですが、毎日2時間程度使用する私の場合2~3週間は余裕で使えました。
逆に評価できない点は、主にタッチパネルの操作性とBluetoothの自動接続に対応していないことの2点です。
Teptts A9に搭載されているカラー液晶はタッチ操作に非対応で、タッチパネルとは本体下部を指します。
画面にタッチできればタッチパネルの利点が活きますが、そうでなければ物理ボタンのほうがマシな印象。
物理ボタンなら何回押したか指で判断できますが、タッチパネルは画面の反応を確認する必要があります。
そしてBluetoothに関しては、画面右下にあるBluetoothまでタッチパネルを押さないと再接続しない仕様。
一旦電源を入れてから長時間聞く人であれば問題ありませんが、短時間で区切るなら大変億劫だと言えます。
Teptts A9のレビューまとめ
Teptts A9の全体的な評価は「値段なり」といった印象です。
本来であれば「星2.5」を付けようと思いましたが、バッテリーを評価して最終的には「星3.0」の判断です。
- カラー液晶とバックライトがあり、視認性は良好である
- 16GBのストレージ容量があり、低音質のファイルなら拡張するまでもない
- 何よりもバッテリーの持ちが良く、頻繁な充電が必要ない
- タッチパネルでの操作が劣悪で、画面を見ながらでないと操作できない
- Bluetoothの自動接続には非対応で、レジューム再生もできないことがある
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