WD30EZRZ-RT WD Blue 3TB HDD レビュー

2015年11月03日 [日記]

増設や外付けHDDに最適だとされる、WD BlueシリーズのWD30EZRZ-RT
今回の記事では旧モデルであるWD30EZRX-1TBPとの比較も併せて、この商品をレビューします。

関連記事:IntelliParkを無効化する方法

Western Digital WD30EZRZ-RT 3TB HDD

WD30EZRZ-RTの特徴

WD30EZRZ-RTのポイント

エコタイプ
シーク速度を最適化し、電力消費・ノイズ・振動を抑えるIntelliSeek搭載です。
低発熱設計
WD Greenと同様に発熱は小さく、ケース内のパーツに与える影響も軽微です。
5,400rpm対応
一部で回転数可変だと誤解されていた、IntelliPowerの記載がなくなりました。

商品説明

wd30ezrz-rt-review-01

WD Greenと同じようなパッケージです。

wd30ezrz-rt-review-02

WD Blueシリーズに統合されたこともあり、ラベルもブルーに変わっています。

wd30ezrz-rt-review-03

製造年月日は2015年の9月6日です。

wd30ezrz-rt-review-04

裏面の基板です。

wd30ezrz-rt-review-10

WD30EZRZ-RTの重量は、約634gです。

wd30ezrz-rt-manual

付属の取扱説明書には、HDDの取り付け方や引っ越しソフトについて掲載されています。

IntelliPowerとは?

アクセス状況に応じてディスクの回転数が可変すると、誤って認識されている機能です。

Western Digitalに聞く

現状のHDDにおいて、消費電力の削減にもっとも効果的なのが、プラッタの回転数を落とすことです。ただし回転数を落としただけでは、当然性能が低下します。そこで、性能と消費電力のバランスを突き詰めるため、アクセス状況により回転数を変化させる設計を導入したのです。これをIntelliPower(インテリパワー)機能と呼んでいます。

参考サイト:DOS/V POWER REPORT

引用元ではさも回転数が変化するような文面ですが、公式サイトで可変だと謳われたことはありません。

実際の回転数は5,400rpmに固定されているばかりか、自動でヘッドがアンロードする頻度が増加。
その頻度は標準で非アクセス時8秒となっており、その結果不必要なロード/アンロードを行っています。

つまりIntelliPowerが有効だとHDDの寿命を縮めてしまうため、今も一部の間で忌避されています。
ちなみに設定により無効にすることもできますが、公式の対策方法は無くなっており現在はありません。

――気になるのは、今回のWD Blueシリーズへの統合化によりIntelliPowerの存在はどうなったか?

wd30ezrz-rt-intellipower-on

実際に確認したところ、残念ながらIntelliPowerと同じく8秒に設定されているようです。

WD30EZRX-1TBPとの違い

wd30ezrz-rt-review-05

左が今回のWD30EZRZ-RTで、右が旧モデルのWD30EZRX-1TBPです。
パッケージは同色ですが、まず上部のシリーズ表記が違います。

またシリーズ表記の下部とパッケージの最下部が、5,400rpmの記載に改められました。
WD30EZRX-1TBPには存在していたIntelliPowerという表記は、もう見つけることができません。

wd30ezrz-rt-review-06

背面には商品の特徴のみ表記されるようになりました。
WD30EZRX-1TBPには、各シリーズの特徴がわかりやすい表によって示されていました。

wd30ezrz-rt-review-07

表面の形状は、シール以外に違いを見受けられません。

wd30ezrz-rt-review-08

対して裏面の基板周辺の変化は、ごく僅かと言ったところでしょうか。
基板確認用の画像はこちらです。 ⇒ WD30EZRZ-RTの高解像度画像(4,032×3,024)

ベンチマーク

ベンチマークを計測した時点における、WD30EZRZ-RTの仕様です。

CrystalDiskInfo 6.5.2 x64

wd30ezrz-rt-diskinfo

WD30EZRZ-RT

CrystalDiskMark 5.0.2 x64

wd30ezrz-rt-benchmark-02

CrystalDiskMark 3.0.3b x64

wd30ezrz-rt-benchmark-01

WD30EZRZ-RT(2台目)

CrystalDiskMark 5.0.2 x64 – 個体B

wd30ezrz-rt-benchmark-b01

CrystalDiskMark 3.0.3b x64 – 個体B

wd30ezrz-rt-benchmark-b02

WD30EZRX-1TBP

過去に測定したため、測定サイズは4種類です。

CrystalDiskMark 3.0.3b x64 – 個体A

wd30ezrx-1tbp-benchmark-01

CrystalDiskMark 3.0.3b x64 – 個体B

wd30ezrx-1tbp-benchmark-02

まとめ

旧モデルのWD30EZRX-1TBPと比べ、大きな変化が見受けられないHDDです。
唯一違うのはIntelliPowerの表記ですが、非アクセス時8秒でのヘッド待避設定は依然存在しています。

今のところ、まだ旧モデルが流通している状況。
そのため価格差が僅かとはいえ、あえて新モデルを購入する必要はないでしょう。


 

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