2019年11月29日発売となるPMW3360を搭載したBenQのゲーミングマウス、ZOWIE EC1とZOWIE EC2。
今回の記事ではこの「ZOWIE EC1/EC2」と、過去発売されたEC-AやEC-Bシリーズとの違いを解説します。
ZOWIE EC1/EC2とは?
国内で2019年11月29日に発売される、PixArt Imaging PMW3360搭載のゲーミングマウスのことです。
過去発売されたEC1-A・EC1-BおよびEC2-A・EC2-Bと型番は似ていますが「2019年秋の新作」となります。
ボディに右利きユーザー専用のエルゴノミック設計を施しており、ボタンはスタンダードな5個搭載。
今回のシリーズにおいても、さまざまなニーズに対応できるために2つのサイズ展開が行われています。
ちなみにBenQのゲーミングマウスの大きな特長は、ドライバーのインストールが不要なことです。
一度解像度やレポートレートを設定しておけば、どのパソコンに接続しても同じ環境が再現できます。
ECシリーズの違い
エルゴノミック右利き用マウスの「ECシリーズ」は、色違いやコラボモデルを除いて6モデルあります。
EC1シリーズが大きめのサイズとなっており、EC2シリーズはEC1に比べて小さめのサイズで僅かに軽量です。
またEC-AとEC-Bシリーズの違いは、センサーとホイール色に加え、底面のレポートレート変更ボタンです。
レポートレートとはマウスの入力速度であり、EC-Bシリーズと今回の新モデルはボタンで変更が可能です。
EC1シリーズの違い
EC1シリーズの違い | EC1 | EC1-A | EC1-B |
---|---|---|---|
ボタン数 | 5個 | ||
底面ボタン | 2個 | 1個 | 2個 |
センサー | PMW3360 | PMW3310 | PMW3360 |
ホイール | 黒色 | 半透明 | 黒色 |
ソール | 大型 | 小型 | |
解像度 | 400 / 800 / 1600 / 3200 DPI | ||
インターフェース | USB 2.0 / 3.0 | ||
レポートレート | 125 / 500 / 1000 Hz | ||
縦 | 128mm | ||
横 | 64~69mm | ||
高さ | 33~43mm | ||
重量 | 約97g | 約94g | |
ケーブル長 | 2m |
EC2シリーズの違い
サイズを除く仕様は、EC1シリーズの違いと同一です。
EC2シリーズの違い | EC2 | EC2-A | EC2-B |
---|---|---|---|
縦 | 120mm | ||
横 | 61~64mm | ||
高さ | 33~40mm | ||
重量 | 約90g | 約93g | 約90g |
デザインの違い
正面の形状
左から「EC1」「EC1-A」「EC1-B」です。
この画像ではホイール色の違いが確認できます。
表面仕様については、画像からは判断するのは難しいです。
底面の形状
左から「EC1」「EC1-A」「EC1-B」です。
この画像ではソールの形状と、レポートレート変更ボタンの有無が確認できます。
まとめ
EC-A ⇒ 2016年9月28日に発売された、右利き用のゲーミングマウス
EC-B ⇒ 2018年1月26日に発売された、EC-Aのマイナーチェンジモデル
EC1/EC2 ⇒ 2019年11月29日に発売される、EC-AとEC-Bの混成モデル
最新モデル要約 ⇒ PMW3360と大型ソールを備え、レポート変更ボタンもある!
比較項目 | EC | EC-A | EC-B |
---|---|---|---|
センサー | PMW3360 | PMW3310 | PMW3360 |
ホイール | 黒色 | 半透明 | 黒色 |
ソール | 大型2枚 | 小型4枚 | |
レポートレート変更ボタン | ○ | - | ○ |
レポートレート変更方法 | ボタンで1発 | サイドボタンを押しながら接続 | ボタンで1発 |
EC1/EC2の違いと特長まとめ
- EC1/EC2の違いはそのサイズと重量にあり、後者がより小さく軽い
- EC1/EC2はEC-Aと同じく、底面に大きなマウスソールを採用している
- EC1/EC2はEC-Bと同じく、センサーにPMW3360を搭載している
- EC1/EC2はEC-Bと同じく、底面にレポートレート変更ボタンがある
- EC1/EC2はEC-Bと同じく、ホイールが黒色となっており半透明ではない