前回の記事(裏取り中の拠点選択と敵軍への対処タイミング)の詳細な解説と補足です。
今回の記事ではQ2の模範解答と、2種類の制圧方法について解説します。
問題提起編:裏取り中の拠点選択と敵軍への対処タイミング
詳細解説編:この記事
詳細考察編:拠点制圧時に選択すべき進行ルートと安全地帯の概念
模範解答
プレイヤーがoutside抜けから図の位置に達してマップを確認したところ、Dの制圧が必要となった。
outside抜けの間に急激に状況が変化したとして、Dの制圧が必要となった理由をp2を絡めて答えよ。
まずQ2の問題は、このような拠点選択の内容でした。
これに対する私の解答は前回の記事で記載した通り、p2が破られたから。
p2の左側は敵軍有利・右側は自軍有利ですから、敵軍が突破した=敵軍の戦力差が大きいとなります。
そのまま放っておくと戦力差からC→B→Aと順に制圧され、裏取りする意味がなくなります。
例えEを制圧しても3拠点維持ができず、むしろ対処を遅らせチケットを無駄に消費してしまいます。
以上を考慮すると、敵軍がp2を突破した時点で★はDへ向かうことが、ここで取るべき行動となります。
解説用地点名(tower倒壊後)
inside C:C内周
around C:C外周
under C:under C
前出し
★がD到達時点でunder Cに敵軍が存在しているなら、Cとの距離が近い場所でDを制圧します。
これが敵軍に近づいて拠点を制圧する前出しで、D制圧後有利なC内周からunder Cを射撃します。
(under CはC制圧における不利地点のため。C外周には対処できず、C内周から一方的にキルされる)
C内周へ向かった時点で敵軍がB wallに位置していれば、さらに美味しい状況。
Cを制圧しながら敵軍の背中を射撃することができ、3拠点維持が確定します。
後引き
逆に★がD到達時点でC外周に敵軍が存在しているなら、Eとの距離が近い場所でDを制圧します。
これが敵軍から離れて拠点を制圧する後引きで、D制圧後にE制圧へ向かいます。
(敵軍がC外周でCを制圧しているなら地形効果はイーブン。★分隊少数で行くべきではない)
もしE制圧後に敵軍がEに来ないなら、E制圧後に2aのルートからCへ向かい敵軍を挟撃。
もしE制圧後に敵軍がEに来るようであれば、E topからの2bルートでC stairに向かいましょう。
ちなみに少数の敵軍がEに来るようであれば、E topからE防衛を行い、
多数の敵軍がEに来るようであれば、2bルートからC前出しD制圧の時間稼ぎが最善です。
E制圧後のまとめ
イ:Eへ来る敵軍が少数 → E topからE防衛
ロ:Eへ来る敵軍がまばら、もしくは不明 → 2bルートからC stair
ハ:Eへ来る敵軍が多数 → 2bルートからD制圧(C前出し)後、C制圧
ハ状況でのD制圧の例図(Eの敵軍からすぐに逃げられるようC前出し)
また長くなってしまいました。
コメント考察はさらに次回の記事で行います。(すでにコメントは公開状態です)
次回は自軍がp2を突破したと仮定した場合に、図のルートでDを攻めない理由を掘り下げていきます。