【ahamo光】ドコモ光との違い【料金比較】

docomoの新プランとなるirumoやeximoとともに発表された、ahamoユーザー限定で提供されるahamo光。
今回の記事ではこの「ahamo光」の料金と、申し込んだ際のメリットおよびデメリットについて解説します。

ahamo光の料金比較

引用元：ahamo光

ahamo光の戸建向けのファミリータイプと、集合向けのマンションタイプの料金についてまとめました。
損益分岐点とは工事費無料で導入し、解約時に違約金が発生する場合に「定期契約なしが得な期間」です。

例えば戸建の場合定期契約の有無による月額差は1,650円ですから、3ヶ月以内に解約するなら定期契約なし。
逆に4ヶ月以上利用するのであれば月間のお得額が違約金を上回りますから、定期契約ありを選択します。

とはいえそんな短期間で解約する事例は考えにくいため、基本的には「定期契約あり」で問題ありません。

ahamo光	定期契約あり	定期契約なし	違約金	損益分岐点
戸建	4,950円	6,600円	4,950円	3ヶ月
集合	3,630円	4,730円	3,630円	4ヶ月

更新期間外の解約で違約金が発生する「定期契約あり」における、ahamo光とドコモ光の料金比較です。
それぞれの価格差は戸建・集合ともに「-770円」となっており、ドコモ光の光セット割の有無が重要です。

光セット割とは同一ファミリー内に対象プランがある場合、550円または1,100円が受けられる割引です。
ただし旧プランやはじめてスマホなど、対象外となるプランだけ契約している場合は意味がありません。

そのほか同一ファミリー内にすでにドコモ光がある場合は割引が重複しないため、2本目の契約は不要です。
そのためすでにドコモ光を契約している場合には、今回のahamo光や他のコラボ光が選択肢となってきます。

ahamo光のメリットは、docomoというまともな会社でありながら「低価格を実現している」ところです。
コラボ光にはより安価な会社が存在するものの、アフターサポートの面で不安が拭えません。

訪問販売や電話営業の場合には「特別違約金」となるものが設定されている場合もあり、解約が面倒です。
それならばバックがNTTかつ料金が明瞭な「ahamo光」のほうが、信用しやすいサービスだと言えます。

ahamo光のメリット

ahamo光の一番大きなデメリットは「ahamoユーザー限定」かつ「ペア回線」が必要なことです。
この条件は解約時の扱いが現状明らかになっておらず、スムーズに乗り換えできなくなる可能性を孕みます。

※ペア回線　⇒　携帯回線の契約と光回線の契約を紐付けること。月額料金が携帯料金と一括請求になる

またルーターに関しては「IPv6対応」だけでは不十分で、OCNバーチャルコネクトへの対応が必須です。
さらに人によってはPPPoEとIPoEが排他になっており、同時はおろかPPPoEは利用できない点に注意します。

ahamo光のデメリット

ahamo光の料金は大手3キャリアの中では安価な設定のため、十分な競争力を持っていると断言できます。
とはいえ契約可能な対象となる条件が厳しめで、ahamoユーザーかつペア回線必須には抵抗感が拭えません。

ahamo光が向くユーザーがいるとするなら、ahamoから「長期間の乗り換えを検討していない人」です。
逆に乗り換えを検討している場合、ペア回線という条件がスムーズな乗り換えを阻害しかねません。

総評としては月額とドコモ光と同じ工事費無料は評価できるのですが、手放しでオススメしにくいです。

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