つい先日Amazon.co.jpから身に覚えのない代金引換で商品が届き、ヤマトから返金を受けた一件。
今回の記事ではその経緯と、万が一商品代金を支払ってしまった場合の対策について解説します。
今回の経緯
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1商品の到着
自身が外出していた日、会社宛てに「注文していない荷物」が到着する。
いつもと違うラベルに違和感を持ちつつも、対応した事務員が商品代金を支払ってしまう。
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2自身への連絡
一応確認のため、事務員から代引き注文に関する連絡を受ける。
自身は管理上面倒なので、いつも支払いはクレジットカードのみ。
もちろん頼んでいない商品なので「ヤマトに返金依頼するように」と伝える。
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3商品代金の返金
商品受領時に「注文していない可能性がある」と伝えていたこともあり、スムーズにヤマトから返金される。
ヤマト自身は仮にそのような注文だとしても、宛先に送り届けることが仕事とのこと。
ただしこのような代引き詐欺が疑われる案件については、きちんと対応できるので連絡して欲しいそうです。
届いた商品の情報
届いた商品情報まとめ
- 宛先がいつも注文に使っている法人名ではあるものの「表記の全てがローマ字」だった
- 宛先に記載されている電話番号の先頭に0がない(例:09012345678ではなく、9012345678)
- 商品を保護する外箱だけでなく、外箱に貼られたラベルも「本物のAmazon.co.jp」と同一
- 代金引換の金額は「約10,000円」だった
- 商品内容は、必要としていない生活品だった
- Amazon.co.jpの注文履歴には反映されていない(アカウントハックではない)
Amazon.co.jp公式の回答
商品代金は問題なく戻ってきましたが、念のためAmazon.co.jpに問い合わせた結果がこちらです。
どうやらAmazon.co.jpでも問題を認識しており、いくつか同様の報告がなされているようです。
Amazon.co.jpの回答
- 商品代金を支払ったのちに時間が経過した場合でも、Amazonが責任をもって返金する
- このような代引きの注文に関しては問題をすでに認識しており、担当部署が改善に動いている
- しかし様々な問題により、現時点まで改善に至っていない
- 代金引換について、複数回にわたり今回と同様の事例が起こっている
- いち早い改善が急務とされるため、改めて担当部署に追加で報告を行った
まとめ
- 身に覚えのない代金引換には、そもそも対応しない
- 万が一商品代金を支払ってしまった場合は、早めに注文者に確認する
- それほど時間が経過していなければ、配送業者から返金が受けられる
- 一人暮らしを除く環境では、普段から代金引換を利用すべきでない