2020年に発売されたiPhone 12シリーズから導入されている、Appleのワイヤレス充電規格であるMagSafe。
今回の記事ではこの「MagSafe」に対応した有線充電器と、MagSafeバッテリーパックについて比較します。
MagSafeとは?
対応するiPhoneの背面に取り付けることでワイヤレス充電が可能となる「Appleの充電規格」のことです。
iPhoneに近づけると完璧な位置に磁力でピタッと張り付くため、日々の充電が大変便利に行えます。
https://www.youtube.com/watch?v=yaWpweOZWxs
MagSafe充電器とは?
Apple公式が販売している、1mの本体一体型USB-Cケーブルが付属した「MagSafe対応充電器」のことです。
iPhoneにLightningケーブルを接続する必要がないため、抜き挿しによるLightning端子の劣化も防げます。
ただし電源アダプタが非同梱のため、可能な限りApple推奨の「MHJA3AM/A」を導入しましょう。
一応USB-C端子を搭載した電源アダプタであれば問題ないものの、製品により充電速度が変化するようです。
MagSafeの利点と欠点
MagSafeが持つ、利点と欠点をまとめました。
- MagSafeを利用すると、Lightningケーブルの抜き挿しから開放される
- MagSafeは位置が固定されているため、Qiのような位置調整が不要である
- Qiとの互換性を備えているため、過去発売されたiPhoneも充電できる
- Lightningケーブルを利用する充電に比べ、充電時間が長くなる
- ケースを選ぶうえ、使用する電源アダプタによって充電時間が変化する
- MagSafeの機構が熱を持ちやすく、その熱が充電時間に影響する
MagSafeバッテリーパックとは?
2021年7月14日に発売された、Apple公式の「MagSafe対応モバイルバッテリー」のことです。
コンセントが必要なMagSafe充電器とは違い、外出先でもワイヤレス充電が行えることが強みです。
各種充電器比較
電源アダプタから有線で充電するMagSafe充電器と、ワイヤレス充電が可能なMagSafeバッテリーパック。
これに加えてAmazon.co.jpで人気のある、Ankerの「PowerCore Magnetic 5000」とを比較してみました。
ちなみに各モバイルバッテリーの「最大出力の違い」は下記のとおりです。
ワイヤレス時 ⇒ モバイルバッテリー単独で充電する場合(外出時の標準的な使用方法)
ケーブル接続時 ⇒ 電源アダプタ+USBケーブル+モバイルバッテリーで充電する場合
(モバイルバッテリーからiPhoneの間は、MagSafeを利用したワイヤレス充電である)
仕様だけを比較するなら充電が速いMagSafe充電器か、大容量のPowerCore Magnetic 5000がオススメ。
MagSafeバッテリーパックは有線接続での充電時に15W出力に達しますが、なにぶん容量が少ないです。
メーカー | Apple | Apple | Anker |
---|---|---|---|
製品名 | MagSafe充電器 | MagSafeバッテリーパック | PowerCore Magnetic 5000 |
型番 | MHXH3AM/A | MJWY3ZA/A | A1619011 |
税込価格 | 4,950円 | 11,800円 | 3,990円 |
最大出力 | 15W | ワイヤレス時:5W ケーブル接続時:15W | ワイヤレス時:5W ケーブル接続時:10W |
バッテリー容量 | - | 1,460mAh (7.62V / 11.13Wh) | 5,000mAh (3.7V / 18.5Wh) |
同梱物 | 一体型USB-Cケーブル | - | USB-Cケーブル |
別売品 | 電源アダプタ | 電源アダプタ Lightningケーブル | 電源アダプタ |
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