楽天モバイルでセット販売対象のAQUOS sense3 plus(SH-RM11)と、AQUOS sense3 lite(SH-RM12)。
今回の記事ではこの2つの「AQUOS sense3 シリーズ」を、ベンチマークとともにその違いを比較します。
デザインの違い
AQUOS sense3 plus
AQUOS sense3 plusのカラー展開は3色で、スベスベした「フレームとパネル構造」を採用しています。
AQUOS sense3 lite
AQUOS sense3 liteのカラー展開は3色で、アルマイト染色の「アルミボディ」を採用しています。
引用元:楽天モバイル: 製品
性能の違い
AQUOS sense3 plus(SH-RM11)とAQUOS sense3 lite(SH-RM12)の違いは、まず基本性能にあります。
より上位の「Snapdragon 636」は周波数で劣るものの、Snapdragon 630に比べて快適性で勝ります。
またAQUOS sense3 plusは標準カメラと広角カメラの両方の画素数が向上し、様々な撮影シーンに対応。
さらにDolby Atmos対応のステレオスピーカーによる臨場感あるサウンドで、ゲームや動画視聴に最適です。
その一方でAQUOS sense3 liteはよりコンパクトなアルミボディを備え、より優れた駆動時間を実現。
画素数は劣るものの電子式手ブレ補正に対応したデュアルカメラですから、写真撮影も無難にこなせます。
そしてどちらも発売日から2年間、最大2回の「OSバージョンアップ」に対応しています。
楽天モバイル | AQUOS sense3 plus (SH-RM11) | AQUOS sense3 lite (SH-RM12) |
---|---|---|
色 | ホワイト ブラック ムーンブルー | ブラック シルバーホワイト ライトカッパー |
サイズ | 約160×75×8.7mm | 約147×70×8.9mm |
重量 | 約175g | 約166g |
ディスプレイ | 6インチ / TFT | 5.5インチ / TFT |
解像度 | FHD+(2220×1080) | FHD+(2160×1080) |
連続待受時間 | 約680時間 | 約910時間 |
連続通話・通信時間 | 約38時間 | 約48.8時間 |
CPU | Snapdragon 636 (1.8GHz + 1.6GHz) | Snapdragon 630 (2.2GHz + 1.8GHz) |
OS | Android 9 Pie | |
RAM | 6GB | 4GB |
ROM | 64GB | |
メインカメラ(外側) | 約1220+1310万画素 | 約1200万画素 |
フロントカメラ(内側) | 約800万画素 | |
バッテリー容量 | 約4000mAh | |
おサイフケータイ / NFC | 対応 / 対応 | |
防水 | IPX5 / IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
指紋認証 / 顔認証 | 対応 | |
VoLTE | Rakuten / docomo / au / SoftBank | |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.1a/b/g/n/ac | |
テザリング(Wi-Fi) | 10台 | |
SIMタイプ | nanoSIM | |
通話SIMセット時の価格 (税込) | 41,900円 | 24,900円 |
ベンチマーク比較
ベンチマークによると、AQUOS sense3 plusがAQUOS sense3 liteに比べて「約34%優位」です。
全項目の中ではGeekbench (Single-Core Score)が顕著であり、約56%もの性能差が存在するようです。
増減率は「AQUOS sense3 plus(SH-RM11) ÷ AQUOS sense3 lite(SH-RM12)の値-1」です。
ベンチマーク比較 | AQUOS sense3 plus (SH-RM11) | AQUOS sense3 lite (SH-RM12) | 増減率 |
---|---|---|---|
総合 | 158608 | 118584 | +34% |
CPU | 57281 | 43049 | +33% |
GPU | 24065 | 16818 | +43% |
MEM | 46304 | 33208 | +39% |
UX | 30958 | 25509 | +21% |
Geekbench (Single) | 274 | 176 | +56% |
Geekbench (Multi) | 1174 | 1002 | +17% |
AnTuTu Benchmark
Geekbench
AQUOS sense3 plusの利点と欠点
AQUOS sense3 plusが持つ優れた点は「CPUやメモリの基本性能」や「カメラの画質」の2つです。
また音質面ではDolby Atmos対応のステレオスピーカーを備え、より臨場感のある体験が楽しめます。
その反面AQUOS sense3 liteに劣る点は、記事作成時点で約17,000円にもなる価格差にあります。
また連続待受時間および連続通話・通信時間でも劣るため、運用次第ではより早く電池切れが訪れます。
そのほか筐体の質感においても、アルミボディを採用するAQUOS sense3 liteと見劣りするのも事実。
普段利用なら「AQUOS sense3 lite」で、エンタメ利用なら「AQUOS sense3 plus」だと言えます。
ちなみに「AQUOS sense3とAQUOS sense3 plus サウンドの違い」は、別記事で詳しく解説しています。
-
【SHV45】AQUOS sense3とplus サウンドの違い【SHV46】
auで取り扱われているスマホのAQUOS sense3(SHV45)と、AQUOS sense3 plus サウンド(SHV46)。
今回の記事ではこの2つの「AQUOS sense3 シリーズ」を、ベンチマークとともにその違いを比較します。続きを見る