価格.comの無線LANアダプタ部門において、売れ筋ランキング1位に君臨しているArcher T2U Nano。
今回の記事ではこの「Archer T2U Nano」を購入し、導入方法から実際の転送速度までを解説します。
Archer T2U Nanoの特長
Archer T2U Nanoの特長まとめ
- 433+200Mbpsのデュアルバンドに対応している
- ノートパソコンに挿したまま持ち運べる超小型設計である
- 便利なWi-Fiローミング機能を搭載している
- WindowsだけでなくMacにも対応している
- 業界最高基準となる3年間の長期保証が付属している
Archer T2U Nanoの仕様
Archer T2U Nanoは「デュアルバンド」に対応しているため、5GHzもしくは2.4GHzで接続できます。
※5GHzと2.4GHzの簡単な違い
5GHz ⇒ 電波干渉が少なく高速なうえ、安定性に優れる。ただし障害物に弱い。
2.4GHz ⇒ 対応端末が多く障害物に強い。ただし家電製品の電波と干渉しやすい。
個人的に同フロアでの接続は「5GHz」で、階層の違う接続は「2.4GHz」を薦めています。
双方の切り替えは「SSID」で行うため、Wi-Fiの初期設定で選択する際に確認して下さい。
項目 | Archer T2U Nano |
---|---|
インターフェイス | USB 2.0 |
サイズ(幅 × 長さ × 厚み) | 15 × 18.6 × 7.1mm |
アンテナタイプ | 全方向型 |
対応規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
対応周波数 | 5GHz / 2.4GHz |
対応速度 | 最大433Mbps(5GHz) 最大200Mbps(2.4GHz) |
対応モード | アドホック / インフラストラクチャモード |
対応セキュリティ | 64/128 bit WEP, WPA-PSK/WPA2-PSK |
対応OS | Windows 10/8.1/8/7 (32/64bit) Mac OS X 10.9-10.14 |
Archer T2U Nanoの外観
パッケージは完全日本語仕様となっており、商品内容が大変わかりやすいです。
5GHzと2.4GHzの両方で接続できますから、導入している無線ルータの新旧を問いません。
裏面にも日本語で商品内容が記載されています。
やはり特長的なのは「デュアルバンド対応」と「ナノサイズ」の2点です。
商品内容は無線LAN子機、ユーティリティCD、取扱説明書、保証書の合計4点です。
無線LAN子機本体は、商品内容で謳われているとおり極小サイズです。
筐体には光沢感のあるプラスチックが採用されています。
今回の無線LAN子機であるArcher T2U Nanoの重量は、実測で「約2g」でした。
インストール方法
ユーティリティCDを利用する方法
まずパソコンに「Archer T2U Nano」を接続します。
つぎにユーティリティCDを光学ドライブに挿入し、ファイルを開きます。
内部のフォルダにある「Autorun.exe」を実行します。
画面の指示に従って「Archer T2U Nano」を選択します。
インストールが終わるまで、しばらく待機します。
この画面が表示されたら、Archer T2U Nanoのインストールは完了です。
インターネットを利用する方法
下のボタンから「Archer T2U Nano サポートページ」へ移動します。
ページが開いたら「Driver」を選択し、該当するOSに対応するファイルをダウンロードします。
例としてここでは、Windows 10用の「Archer T2U Nano_V1_190527_Win10.zip」を解凍します。
Archer T2U Nanoをパソコンに「接続」し、解凍したフォルダ内にある「Setup.exe」を実行します。
すると自動的にセットアップが始まります。
しばらくすると余計な操作なく、Archer T2U Nanoを使用する準備が完了します。
詳細レビュー
価格.comで売れ筋ランキング1位となっている、TP-Linkの無線LAN子機です。
売れ筋1位の要因はおそらくその価格にあり、デュアルバンド対応製品の中で最安です。
また本体は超小型サイズとなっており、隣接するUSBポートによっては抜き差しが困難なほど。
そのためノートパソコンをおもむろにバッグに収納しても、干渉することは少ないでしょう。
そのほか評価できる点は、インストールが簡単極まること。
CDもしくはダウンロードしたファイルの内部にあるアプリケーションをクリックするだけですから、パソコン初心者でも安心です。
ちなみに気になる転送速度は、自宅にある「WSR-2533DHP」の5GHz接続において「約73Mbps」を記録。
あくまでも参考値とはいえ、通常用途であれば十分な転送速度が期待できます。