【最新版】ZOWIE e-Sportsシリーズ比較

2018年3月21日

BenQから発売されている、ゲーミングディスプレイのZOWIE e-Sportsシリーズ。
今回の記事では2017年と2018年に発売された、各ディスプレイの違いを解説します。

各モデルの違い

ZOWIE e-Sportsシリーズ 公式サイト

重視すべき項目は「解像度」「リフレッシュレート」「Dynamic Accuracy‎」の3点です。

項目 XL2735 XL2546 XL2540 XL2536 XL2411P
サイズ‎ 27型 24.5型 24型
筐体色‎ ダークグレイ
パネル‎ TN‎
アスペクト比‎ 16:9‎
解像度‎ 2560 × 1440(WQHD)‎ 1920 × 1080(Full HD)‎
表示色 フルカラー約1677万色
画素ピッチ 0.233 0.283 0.276‎
輝度‎‎ 250cd/㎡ 320cd/㎡ 400cd/㎡ 320cd/㎡ 350cd/㎡
コントラスト比‎‎ 1000:1‎
DCR 1200万:1‎
視野角 水平170° / 垂直160°‎
応答速度‎‎ 1ms(GtG)
リフレッシュレート 144Hz 240Hz 144Hz
DVD-DL 搭載
HDMI 2.0×1 / 1.4×1 2.0×2 1.4×1
Display Port 1.2×1
USB 3ポート 4ポート ×
フリッカーフリーテクノロジー‎ 搭載
ブルーライト軽減モード‎ 搭載
VESAマウント‎ 対応
ピボット‎ 対応
スウィーベル‎ 対応
ティルト‎ 対応
高さ調整‎ 140mm 130mm
アイシールド 付属 ×
Color Vibrance 搭載
Dynamic Accuracy‎ 搭載 × 搭載 ×
S.Switch‎ 付属 ×
Black eQualizer‎ 搭載
保証 3年保証(パネル・バックライトは1年保証)‎

解像度とは?

ディスプレイを構成している画素数のことです。
画素数が多いほどより鮮明な映像を表示でき、作業領域も拡大します。

ゲームの場合

左が「低解像度」で右が「高解像度」を表した、極端なイメージの比較です。

高解像度のディスプレイを選択しておけば、低解像度設定でもプレイできます。
一方低解像度のディスプレイを選択すると、仕様以上に解像度を高めることはできません。

 

一般作業の場合

左が「低解像度」で右が「高解像度」を表した、表計算ソフトの比較です。

高解像度の画像のほうが、列と行の数が多いことが確認できます。
つまり高解像度であればあるほど表示できる情報量が多くなるうえ、スクロールの数も減らせます。

 

リフレッシュレートとは?

1秒間に画面を書き換える回数のことです。

一般的なディスプレイは60Hzに対応しており、1秒間に60回画像が変化します。
しかしゲーミングディスプレイは120Hzや144Hzに対応しているため、倍以上滑らかです。

2017年には144Hzを越える、240Hz対応のゲーミングディスプレイも登場しています。

Dynamic Accuracy‎とは?

対戦中の激しい動作において残像を低減し、クリアな映像を提供する機能のことです。
非搭載のモデルに比べ敵の位置が判別しやすくなるため、狙いも定めやすくなります。

購入フローチャート

240Hzを選ぶ場合

Dynamic Accuracyは必要か?

はい ⇒ XL2546
いいえ ⇒ XL2540

144Hzを選ぶ場合

ディスプレイサイズは27インチが良いか?

はい ⇒ XL2735
いいえ ⇒ 次に進む

Dynamic Accuracyは必要か?

はい ⇒ XL2436
いいえ ⇒ XL2411P

各モデルの要点

XL2735

  • 画面サイズが大きい
  • 高解像度のWQHD(2560×1440)に対応
  • リフレッシュレートが144Hz止まり

XL2546

  • Dynamic Accuracy‎搭載
  • リフレッシュレート240Hz対応
  • 24.5インチのディスプレイとしては高価

XL2540

  • リフレッシュレート240Hz対応
  • Dynamic Accuracy非搭載

XL2536

  • Dynamic Accuracy搭載
  • リフレッシュレートが144Hz止まり

XL2411P

  • ZOWIE e-Sportsシリーズで最も安価
  • Dynamic AccuracyやUSBポート非搭載
  • リフレッシュレートが144Hz止まり
  • アイシールドやS.Switch‎が付属していない


-環境論