【Core i9-9900KF】製品型番末尾にFがついたCPUの違い【iGPU】

2019年1月上旬に発表された、Core i9-9900KFやCore i7-9700KFなど第9世代Coreの新しいラインナップ。
今回の記事ではこの「Core i9-9900KF」について、発売済みのCore i9-9900Kとの違いを解説します。

新しいラインナップまとめ

今回発表されたラインナップのうち「Core i5-9400」だけが、インテルUHDグラフィックス630を内蔵です。

C/T:コア / スレッド
ISC:インテル スマートキャッシュ

モデルナンバー C / T 周波数 ISC GPU TDP 発売時期
Core i9-9900K 8 / 16 3.60 ~ 5.00GHz 16MB 95W 18年Q4
Core i9-9900KF 8 / 16 3.60 ~ 5.00GHz 16MB × 95W 19年Q1
Core i7-9700K 8 / 8 3.60 ~ 4.90GHz 12MB 95W 18年Q4
Core i7-9700KF 8 / 8 3.60 ~ 4.90GHz 12MB × 95W 19年Q1
Core i5-9600K 6 / 6 3.70 ~ 4.60GHz 9MB 95W 18年Q4
Core i5-9600KF 6 / 6 3.70 ~ 4.60GHz 9MB × 95W 19年Q1
Core i5-9400 6 / 6 2.90 ~ 4.10GHz 9MB 65W 19年Q1
Core i5-9400F 6 / 6 2.90 ~ 4.10GHz 9MB × 65W 19年Q1
Core i3-9350KF 4 / 4 4.00 ~ 4.60GHz 8MB × 91W 19年Q1

発売済みナインナップとの違い

基本的には、内蔵グラフィックスの「iGPU」が無効化されているCPUだという認識で良いでしょう。
また各項目の詳しい説明は、下のボタンから公式ページに移動して確認して下さい。

Core i9-9900KF 公式ページ

発売済みナインナップとの違い

  • プロセッサー・グラフィックスが「無効化」されている
  • vProプラットフォームの認定基準を満たしていない
  • VT-x 拡張ページテーブル(EPT)が有効である
  • インテル TSX-NIが無効である
  • インテル ステーブル・イメージ・ プラットフォーム・プログラム(SIPP)が無効である
  • インテル トラステッド・エグゼキューション・テクノロジーが無効である

まとめ

  • 19年Q1に発売される新しいCPUは、合計で6つ存在する
  • 発売済みモデルに比べ、安価に購入できる可能性が高い
  • 発売済みモデルとの差は、ゲーマーにとって重要ではない
  • 発売済みモデルとは違い、グラフィックス機能を搭載していない
  • 細かい点を上げると、内蔵GPU以外に無効化されている機能がある
  • 公式ページの記載を見る限り、TDPが変化していない

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